ArcEPSサポート情報

コンテンツID(0001)

DocuWorksの出力において、エラー「Unable to open PDF file」が発生した場合の対処方法について

ArcEPS 4.0を使用してDocuWorksを出力する際、 以下の条件に該当する場合にエラー「Unable to open PDF file」が発生することがあります。

対象バージョン

  • ArcEPS 4.0.7または4.0.9

条件

    以下の3つの条件をすべて満たす場合に発生します。

  • 対象バージョンを使用
  • ArcEPS サーバーに、DocuWorks 10をインストールしている環境
  • 出力するDocuWorksが高圧縮DocuWorks(*)である。
    (*) DocuWorksのページプロパティに表示される[圧縮/画質]が[MRC圧縮]の場合

補足 ArcEPS サーバーにDocuWorks 9.1をインストールしている環境では、本現象は発生しません。

回避策:

上記エラーが発生する場合は、以下のいずれかの方法で本事象を回避できます。

  • 出力エラーとなった高圧縮DocuWorksを「DocuWorks Printer」で[印刷]してDocuWorksを再作成し、出力する。
  • ArcEPS プリントサービスの設定を変更する。手順は以下の補足を参照ください。

補足 「ArcEPS プリントサービスの設定を変更する」手順は以下の通りです。

  1. ArcEPS サーバーで、出力対象とする論理プリンター(以下<論理プリンター>)を特定します。
  2. エクスプローラーで次のファイルをテキストエディタで開きます。
    <ArcEPSプリントサービスのホームディレクトリ―(*)>\Service\PrintService\data\<論理プリンター>\config\dmparam
    (*デフォルトでは、C:¥ArcEPS)
  3. [frOption]設定のモードを[off]から[on]に変更します。
    dmParameter {
    default_ {
    frOption {
    mode on
  4. 高圧縮DocuWorksが正常に出力することを確認します。

今後の対応

  • 本現象についてはアップデートで修正予定です。修正版をリリース後、改めてご連絡します。

『ArcEPS 4.0 マトリックスクライアント』のフェースシート出力において、 エラー「EDPRT_MATRIX-45700025」が発生した場合の対処方法について

『ArcEPS 4.0 マトリックスクライアント』を使用してフェースシートを出力する際、 以下の条件に該当する場合、エラー「EDPRT_MATRIX-45700025」が発生する可能性があります。

条件:

  • ArcEPS 4.0 マトリックスクライアント (バージョン4.0.0~4.0.5)
  • ArcEPS 4.0 マトリックスクライアントのみをインストールした環境 (ArcEPS 4.0 サーバーと同一ホストにインストールした場合は発生しません)

回避策:

上記エラーが発生する場合は、以下のいずれかの方法で本事象を回避できます。

  • 『ArcEPS 4.0.6 アップデーター』でマトリックスクライアントをアップデートする。
    (本事象はArcEPS 4.0.6で修正されています。ArcEPS 4.0.6以降をご利用ください)
  • Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージ(32bit)」を入手し、手動でインストールする。

「Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージ(32bit)」の入手~事象回避までの手順は以下の通りです。(下記手順は、マトリックスクライアントを起動していない状態で実施してください。)

  1. 下記URLから、Microsoft社公式のダウンロードセンターへ移動します。
    https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=52685
  2. 表示されたページの[ダウンロード]ボタンをクリックします。
  3. 新たに表示された画面から、「vc_redist.x86.exe」にチェックを入れ、[ダウンロード]ボタンをクリックします。
  4. ダウンロードした「vc_redist.x86.exe」を、マトリックスクライアントがインストールされたPCで実行します。
  5. 画面指示に従い、インストールを完了させます。
    正常にインストールできた環境では、「アプリと機能」または「プログラムと機能」のリストに「Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable (x86)」という項目が追加されます。
  6. 正常にフェースシート出力が動作することを確認します。