DocuWorks 8の仮想化環境への対応について

DocuWorks 8のMicrosoft社製 Windows Server Terminal ServiceおよびCitrix XenAppへの対応状況についてご案内いたします。

  • 注2本情報は、「1-1. 動作確認済み環境」に示す環境で行った動作確認結果です。
    しかし、これらの環境は、ハードウェア、各種オプションソフトウェア、ネットワーク、利用負荷、運用形態など、あらゆる条件の組み合わせが想定されることから、DocuWorksではすべての環境について動作検証を実施しておりません。
    したがいまして、ご利用になる環境において十分な検証を実施していただいた上で、ご採用などのご判断をお願いします。
    尚、DocuWorksでは、今後も現動作対象OSと同様にTerminal Service環境、およびXenApp 環境における動作上の問題解決、ならびに各種サポート技術情報の提供を進めていきます。
  • 注3DocuWorksを各種ドライバーや他のソフトウェアと連携してご利用になる場合
    DocuWorksは、印刷時にプリンタードライバー、スキャン時にTWAINスキャナードライバー、DocuWorksファイル生成時にアプリケーションの印刷機能の呼び出し、などのソフトウェアモジュールと連携します。DocuWorksと一緒に連携されるドライバー/ソフトウェアが、ご利用になる環境に対応していることをご確認ください。
    富士フイルムビジネスイノベーション社商品各種ドライバーの対応状況についてはこちらをご覧ください。

1-1. 動作確認済み環境

DocuWorks 8は、次の環境で動作確認を実施いたしました。

サーバー環境 クライアント環境
Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition Service Pack1 日本語版 (64ビット) リモートデスクトップサービス+Citrix XenApp 6.5 日本語版 ICAクライアント
  • Citrix Online Plug-in ver.12.3.0.8
DocuWorksバージョン
  • DocuWorks 8.0.4 日本語版
Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition Service Pack1 日本語版 (64ビット) リモートデスクトップサービス DocuWorksバージョン
  • DocuWorks 8.0.4 日本語版
Microsoft Windows Server 2012 Standard Edition Service Packなし 日本語版 (64ビット) リモートデスクトップサービス DocuWorksバージョン
  • DocuWorks 8.0.4 日本語版
Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard Edition Service Packなし 日本語版 (64ビット) リモートデスクトップサービス DocuWorksバージョン
  • DocuWorks 8.0.4 日本語版

1-2. インストール時の手順と注意事項

DocuWorks 8の注意事項に加え、次の点にご注意ください。

インストールの前に

富士フイルムBIダイレクトでのDocuWorks 8 新規インストーラのダウンロード提供は終了いたしました。

お手持ちのインストーラをご利用ください。

  • DocuWorks PDF Creator 1.0.xがインストールされている場合は、事前にDocuWorks PDF Creator 1.0.xをアンインストールし、DocuWorks PDF Creator 1.1.xを新規インストールしてください。
  • Microsoft Windows Server 2008 / 2008 R2上のTerminal Service環境 / Citrix XenApp環境で[PDFに変換(DocuWorks PDF Creator)]プラグインを使用する場合は、以下を行ってください。
    こちらの情報を参照し、修正モジュールを適用してください。
  • 日本語入力システム(IME)において、Microsoft Office IME 2007を設定しないようにしてください。

インストール手順

  1. Administrator権限にてログオンし、すべてのアプリケーションプログラムを停止します。
  2. コントロールパネルの[ターミナルサーバーへのアプリケーションのインストール]ダイアログボックスを開き、[次へ]をクリックし、ウィザードに従ってインストールを開始します。
    Windows Server 2003の場合、コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスを開き、[プログラムの追加]をクリックし、ウィザードに従ってインストールを開始します。
  3. 管理者インストールダイアログの中から、DocuWorksのsetup.exeを実行し、DocuWorksインストーラーの指示に従って、インストールします。
    • 注4インストールを完了するために、コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示された場合、再起動を行う前に、zc[管理者インストールの完了]ダイアログボックスで[完了]をクリックしてください。
      Windows Server 2003の場合、[アプリケーションの追加と削除]ダイアログボックスで[完了]をクリックしてください。
    • 注5サーバーの再起動後は、アプリケーションのインストールを適切に完了するために、インストール時と同じユーザー名でログオンしてください。(この手順が完了するまでは、他のユーザー名でログオンしないでください。)
  4. DocuWorksのインストールが終了したら、[管理者のインストールの完了]で[完了]をクリックします。
    Windows Server 2003の場合、[アプリケーションの追加と削除]で[次へ]をクリックします。
  5. Windows Server 2003の場合、さらに、[終了]をクリックして、インストールを終了します。
  • 注6セキュリティー上の理由により、DocuWorks 8は、NTFSファイルシステムでフォーマットされたパーティションにインストールしてください。
  • 注7複数の端末や、複数のユーザーで利用する場合でも、セットアッププログラム(SETUP.EXE)は、利用するサーバー1台に対して、 Administrator権限を持った1ユーザーが1回だけ実行してください。すなわち、1台のサーバーに対して複数のユーザーがSETUP.EXEを実行しないでください。(各ユーザーの環境設定は以下を参照)
  • 注8移動ユーザープロファイル環境を使用し、複数のアプリケーションサーバーにDocuWorksをインストールする場合、複数のサーバーにインストールされたDocuWorksの内容は完全に一致していなければなりません。完全に一致させるための条件は次のとおりです。
    全てのサーバーに同じバージョンのDocuWorksを同じ設定でインストールします。(インストール先、OCR、オプションファイル等のインストール時の設定を同一にしてください。)
    DocuWorksをインストールした全てのサーバーの次のレジストリを同じ値に設定します。

    32bit OS:
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FujiXerox\MPM3

    64bit OS:
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FujiXerox\MPM3
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\FujiXerox\MPM3

    「InstallTime」
    (DocuWorksをインストールした任意の1台のサーバーのInstallTimeの値を、DocuWorksをインストールした他のサーバーのInstallTimeにセットしてください。)
  • 注9Terminal Service環境では、通常、システムのWindowsディレクトリーにアクセスできない状態になっています。このことが関係して、DocuWorks の一部の機能が動作しません。これを回避するために、あらかじめ次のレジストリを設定してください。

    32bit OS:
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Terminal Server\Compatibility\Applications

    64bit OS:
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Terminal Server\Compatibility\Applications

    に「DWDESK」キーを作成する。その「DWDESK」キーにDWORD値を作成し、[値の名前]は「Flags」、[値のデータ]は[0x00000408]に設定する。

1-3. ユーザー毎の環境設定

  • インストールしたユーザー以外の新しいユーザー環境で、最初にDocuWorks DeskやViewerを実行すると、DocuWorksユーザー個別設定画面が表示されます。この画面に沿って、Deskフォルダー、一時ファイル用フォルダー、Deskプラグイン、アノテーションツールなどの環境設定を実行してください。
  • Deskフォルダー、一時ファイル用フォルダーは、ユーザー毎に異なるディレクトリーを指定してください。複数のユーザーが同一のフォルダーを指定して、同時に利用した場合、一時ファイルや、Deskの管理ファイルが正しく動作しません。複数のユーザーでフォルダーを共有したい場合は、インストール時のDeskフォルダーではなく、Deskのリンクフォルダー機能をご利用ください。一時フォルダの指定についてはこちらを参照してください。

1-4. 運用の前に

DocuWorksを実行する場合、システムは、「アプリケーション実行モード」にしてください。システムを「インストールモード」にしている状態では DocuWorksを実行しないでください。もし、そのような運用が困難な場合は、Terminal Serviceのレジストリマッピング動作を無効にしてください。(「注意と制限」参照)

1-5. 注意と制限

警告:以下の説明に、レジストリ設定を変更する記載がありますが、レジストリ操作を誤ると、システムに致命的なダメージを与える恐れがあります。設定にあたっては、お客様の責任のもとで、実施してください。

  1. Citrix XenApp の挙動として、サーバーを起動した直後、システムがインストールモードになっている場合があります。
    この場合、change user/executeコマンドで実行モードに変更するか、レジストリマッピング(=ユーザーのレジストリ設定を削除して、システムのレジストリ設定で上書きする動作)を抑止するようにレジストリ設定を変更する必要があります。
    • change user/execute ~マイクロソフトサポート技術情報 - 186504 参照
    • Terminal Server アプリケーションのレジストリ設定~マイクロソフトサポート技術情報 - 186499参照
      具体的な設定方法として、
      • 32bit OS:
        HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Terminal Server\Compatibility\RegistryEntries\
      • 64bit OS:
        HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Terminal Server\Compatibility\Registry Entries
      にDWORD値を作成し、[値の名前]に「FujiXerox」、[値のデータ]に[0x00000108](16進数で108)を設定すると、FujiXeroxから下層のレジストリマッピングを抑止できることを確認しています。
      システムをインストールモードにしてDocuWorksを実行すると、
      • 32bit OS:
        HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\TerminalServer\Install\Software\FujiXerox\~
      • 64bit OS:
        HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Terminal Server\Install\Software\FujiXerox\~
      にレジストリ設定値が保持されます。(マイクロソフトサポート技術情報 - 186504 参照)
      保持された状態のままで運用すると、特定ユーザーのレジストリ値が、他のユーザーに不完全にコピーされるため、さまざまな不具合が発生します。
  2. スキャン時に「TWAINインターフェイスが利用できない」エラーが発生する場合の回避方法
    DocuWorks Deskからスキャン機能を利用する際に、「TWAINインターフェイスが利用できません」というメッセージが表示されます。
    エラーの原因は、Terminal Service環境では、WindowsディレクトリーにあるTWAIN関連のDLLが見つからないためです。この症状を回避するためには、前述の「インストール時の手順と注意事項」の注意9のレジストリを設定してください。ただし、この設定とは別に、スキャナードライバーがご利用になる環境に対応している必要があります。
    また、Windows Server 2008環境では、UACが無効でかつ管理者権限を持たないユーザーの場合に「TWAINインターフェイスが利用できない」エラーが表示される場合があります。UACを有効にしてご利用ください。
  3. 同一ユーザー名で、同時に複数接続して使用しないでください。
    DocuWorksは、ユーザー単位でレジストリや一時ファイルの管理を制御します。
    したがって、同一ユーザー名で同時に複数のクライアントから利用すると、レジストリ更新や一時ファイルが競合し、正しく動作しない場合があります。
  4. 各種ドライバーや連携ソフトウェアが、ご利用の環境に対応しているかご確認ください。
    DocuWorksは、印刷時にプリンタードライバー、スキャン時にTWAINスキャナードライバー、DocuWorksファイル生成時にアプリケーションの印刷機能の呼び出し、などのソフトウェアモジュールと連携します。
    DocuWorksと一緒に連携されるドライバー/ソフトウェアが、ご利用になる環境に対応していることをご確認ください。
  5. 自動作成クライアントプリンター(Auto Created Client Printer) についての注意事項
    自動作成クライアントプリンターを利用する場合、クライアントPCとサーバーPCのDocuWorksバージョンが異なると正常に動作しない場合があります。
    ACCPを使うと以下の機能は動作しません。また、プリンタードライバーの設定が正しく引き継がれないことがあります。
    • [指定したフォルダーに作成する]
    • [文書名の設定]
  6. ひとつのフォルダーに多数の文書が存在する場合、リソース不足のために、サムネールが表示できなくなることがあります。
    この場合、
    • 32bit OS:
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\FujiXerox\MPM3\MPWS
    • 64bit OS:
      HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\FujiXerox\MPM3\MPWS
    にDWORD値を作成し、[値の名前]に「MAX_BITMAP_RESOURCE_COUNT_DEFAULT」、[値のデータ]はサムネールの数により設定を調整してください。
    例えば、400(10進数)程度で上記現象が発生し、レジストリ値に50(10進数)を設定すると、問題が解消した実績があります。
  7. DocuWorks文書を表示/印刷すると、テクスチャーが正常に出力されないことがあります。
  8. Windows Server 2003 / 2008環境で、イージープリンターの出力先プリンターにクライアント上へリダイレクトされたプリンターを設定した場合、ログオンする毎に出力先プリンターの設定をする必要があります。
  9. Citrix XenApp には、接続時にクライアントPCのディスクドライブをネットワークドライブとして自動的に割り当てる機能があります。Citrix製品環境において、ターミナルサービス側のDocuWorks Deskで、自動的に割り当てられたドライブ内のDocuWorksファイルを表示している場合、文書のプロパティやインフォビューのプロパティの[作成日時]、[アクセス日時]の値が正常に表示されない場合があります。
  10. Citrix XenApp でご利用いただく場合、TWAINスキャンに失敗する場合があります。その場合は次の設定を実施してください。
    Citrix XenApp 6.5の場合
    • 手順1
      Citrix XenApp 6.5の[Citrix AppCenter]を起動して、コンソールツリーの[Citrixリソース]の[XenApp]ノードでファームのノードを開き、[ポリシー]ノードを選択する。
    • 手順2
      [ポリシー]ノードの[ユーザー]タブを選択する。
    • 手順3
      「新規」ボタンをクリックし、次の手順で[新規ポリシー]を作成する。
      • 3-1. ポリシーの名前に任意の文字列を指定して「次へ」をクリックする。
      • 3-2. 設定一覧から[クライアント TWAIN デバイス リダイレクト]を選択し、「追加」をクリックする。
      • 3-3. 設定の追加画面で"禁止"を選択して「OK」をクリックする。
      • 3-4. [クライアント TWAIN デバイス リダイレクト]の値が「禁止」となったことを確認し、「次へ」をクリックする。
      • 3-5. クライアントPCが適用対象となるようなフィルター(IPアドレスやログイン名、グループなど)を指定する。
      • 3-6. 「このポリシーを有効にする」にチェックを入れて「作成」をクリックする。
  11. Windows Server 2008 以降のRemoteAppには対応していません。
  12. Windows Server 2008 以xx降のサーバー仮想化システムHyper-Vでの動作は検証しておりません。
  13. Update ServiceはXenApp環境およびTerminal Service環境に対応していません。
  14. 以下の問題が発生する場合、回避策を実施してください。
    • DocuWorksを使用中にWindowsのタスクトレイのアイコンから以下のメッセージが表示される場合があります。
      「DocuWorks Desk EXE は閉じられました。コンピューターを保護するために、データ実行防止で DocuWorks Desk EXE を閉じました。詳細についてはここをクリックしてください。」
    • DocuWorksのヘルプを表示したときに、DocuWorks Deskが強制終了することがあります。

    回避策:

    1. 「マイコンピュータ」のプロパティから「システムプロパティ」を開く。
    2. [詳細設定]タブのパフォーマンスの「設定」ボタンを押し、「パフォーマンス オプション」を開く。
    3. [データ実行防止]タブで、[次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについてDEPを有効にする] を選択し、dwdesk.exeを追加する。
      (例:"C:\Program Files\Fuji Xerox\DocuWorks\bin\dwdesk.exe")
  15. リモートデスクトップ接続を使用している場合は、Deskのワークスペース部にファイルをドラッグ&ドロップしてDocuWorks文書を作成しようとすると、別のプリンターに出力されることがあります。
    この場合は、次のどちらかの設定をします。
    1. Microsoft Windowsの[リモートデスクトップ接続]ダイアログボックスの[ローカルリソース]タブで、リモートセッションでは[プリンター]を使用しないようにする。
    2. Microsoft Windowsの通常使うプリンターの設定を変更し、DocuWorks Printerに印刷できるようにする。

デスクトップ仮想化は、OSを含めたデスクトップ環境をサーバー上の仮想マシンで稼働させる技術です。
OSとデスクトップ仮想化ソフトウェアの互換性が確保されていれば、DocuWorksにとっては従来型のデスクトップ上のOSで稼働するのとほとんど違いはなく、下記構成で動作することを確認済みです。

2-1. 動作確認済み環境

サーバー環境 仮想デスクトップ環境 クライアント環境
Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard Edition Service Packなし 日本語版(64ビット)リモートデスクトップサービス + Citrix
XenDesktop 7.1 日本語版
Microsoft Windows 7 Professional Edition Service Pack1 日本語版(32ビット)+ Virtual Delivery Agent 7.1

DocuWorksバージョン
  • DocuWorks 8.0.4 日本語版
Microsoft Windows 7 Professional Edition Service Pack1 日本語版(32ビット)

クライアントソフトウェア
  • Citrix Reciever 4.1.0.56461
Microsoft Windows 7 Professional Edition Service Pack1 日本語版(64ビット)+ Virtual Delivery Agent 7.1

DocuWorksバージョン
  • DocuWorks 8.0.4 日本語版
Microsoft Windows 7 Professional Edition Service Pack1 日本語版(64ビット)

クライアントソフトウェア
  • Citrix Online Plug-in 12.3.0.8
Microsoft Windows Server 2008R2 日本語版 リモートデスクトップサービス
【VMware Horizon 7】
  • 接続サーバ 7.4.0 日本語版
  • vCenter Server 6.5 日本語版
  • 注記仮想マシンの作成方法:リンククローン
    ユーザー割り当て:フローティング割り当て(流動割り当て)
Microsoft Windows 7 Professional Edition Service Pack1 日本語版(32ビット)
DocuWorks 8.0.9 日本語版
Microsoft Windows 7 Professional Edition Service Pack1 日本語版(32ビット)
VMware Horizon Client for Windows-4.7.0
Microsoft Windows 10 Pro 日本語版(64ビット)バージョン1803(OSビルド17134.48)
DocuWorks 8.0.9 日本語版
Microsoft Windows 10 Pro 日本語版(64ビット)バージョン1803(OSビルド17134.48)
VMware Horizon Client for Windows-4.7.0

デスクトップ仮想化ソフトウェアとOSとの互換性については、仮想化ベンダーにご確認ください。

2-2. 注意と制限

Citrix XenDesktop でご利用いただく場合、TWAINスキャンに失敗する場合があります。その場合は次の設定を実施してください。

Citrix XenDesktop 7.1の場合

手順1

Citrix XenDesktop 7.1の[Citrix Studio]を起動して、コンソールツリーの[ポリシー]ノードを選択する。

手順2

[操作]ウインドウの[ポリシーの作成]を選択する。

  1. 「設定項目の選択」画面にて、すべての設定のリストボックスで[ICA TWAINデバイス]を選択する。
  2. 表示された設定項目で、[クライアントTWAINデバイスリダイレクト]を選択する。
  3. [設定の変更]画面で"禁止"を選択して「OK」をクリックする。
  4. [クライアント TWAIN デバイス リダイレクト]の値が「禁止」となったことを確認し、「次へ」をクリックする。
  5. クライアントPCが適用対象となるようなフィルター(IPアドレスやログイン名、グループなど)を指定する。
  6. ポリシー名に任意の文字列を指定し「ポリシーの有効化」にチェックを入れて「完了」をクリックする。

2-3. ユーザー毎の環境設定

アプリケーション仮想化と共通です。詳しくは「1-3. ユーザー毎の環境設定」をご覧ください。

  • 本ソフトウェア(マニュアルデータを含む)およびバックアップのために複製されたソフトウェアに関する著作権等を含む一切の無体財産権は、弊社および弊社への供給者に帰属します。
  • Microsoft、Windows、Windows Server、Windows Vista、Internet Explorerは、米国Microsoft Corporation(米国マイクロソフト社)の米国およびその他の国における商標および登録商標です。
  • Citrix、Citrix XenApp、Citrix XenDesktop、Citrix Recieverは、Citrix Systems, Inc.および/またはその1つ以上の子会社の商標であり、米国の特許商標庁および他の国において登録されている場合があります。
  • VMWare、VMWare Horizonは、米国およびその他の地域における VMware, Inc.の登録商標または商標です。
  • 本書に記述されている上記以外の製品に関する商標はすべて、それを保有する各社に帰属します。
  • マイクロソフトサポート技術情報は、https://support.microsoft.com/ja-jp から検索可能です。(2016年2月現在) 本書の内容は予告なく変更することがありますことをご了承願います。