日本

IoT・ICT技術の進展、AI活用によるビッグデータ解析、高精細な4K・8K映像の普及などにより、世の中のデータ量は爆発的に増加しており、ビッグデータを安全・安価に長期保管しながら積極的に活用しようという動きも加速しているなか、グローバル企業ではストレージインフラに「テープストレージ」を採用する事が一般的となっており、データ長期保管のストレージシステムで重視する項目として「経済性」「安心性」「将来性」が挙げられ、全てを兼ね備える「磁気テープストレージ」が注目されています。

「経済性」「安心性」「将来性」

Save Cost (経済性)

【グラフ】

「磁気テープストレージ」は容量あたりの価格が安く、データ保存時にはほとんど電力を使用しないため、コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
ディスク/クラウドに比べ、磁気テープストレージはコスト優位性があり 、特に大容量データ保存でコストメリットが高くなります。 

Save Data (安全性)

オフライン管理

ネットワークから隔離した状態(エアギャップ)でデータ保管が可能。サイバー攻撃によるデータ破損・消失のリスクが低く、遠隔地保管にも最適 。

品質向上

磁気テープの品質に悪い印象を持っていませんか?最新の磁気テープの品質はさまざまな技術革新により、その信頼性は大幅に向上しています。

長期保管性

データを記録するBaFe磁性体は、50年以上磁気的性能の劣化がなく、安定してデータを保存できるという実験結果が得られています。

Save Future (将来性)

「磁気テープストレージ」は、高密度記録の追求によって、今後もさらなる容量増加が期待できます。LTOフォーマットの最新「LTO8」の記録容量は12TB/1巻(転送レート360MB/秒)となっており、富士フイルムとIBMは共同開発で磁気テープ1巻あたり220TBを記録する技術開発に成功しています。

磁気テープロードマップ

磁気テープストレージ<その他の特徴>

最先端

「磁気テープ」はGoogleやMicrosoftなどのグローバルICT企業や研究機関・金融機関も頼りにする「将来性の高い先端技術」です。

簡単

ファイルストレージに対応:磁気テープに保存されたデータをLTFSによりPCから簡単にデータを検索・閲覧・書き込みする事ができます。
オブジェクトストレージに対応:S3互換APIのソフトウエア「FUJIFILM  オブジェクト アーカイブ」により、対応可能です。

様々な分野で注目

近年、ビックデータを生成・蓄積し、分析・利活用して新たな価値を創出して活用するために、データのアーカイブが注目されています。

磁気テープストレージ<活用例>

磁気テープストレージ活用例

磁気テープの最新情報<Q&A>

A. 各データはパソコン画面でアイコン表示。 ハードディスクと同じように検索・閲覧できます!

磁気テープに保存されたデータをファイル形式で管理できるソフトウ工ア(LTFS)により、オフィスのパソコンから磁気テープ内のデータに直接アクセスして読み書きできます。ダブルクリックで開く・ドラッグ&ドロップで書き込むなど、ハードディスクと全く同じように操作が快適に行えます。

A. 技術革新で損傷率が激減。オフライン保管が可能で停電や災害にも強く、長期安全保管に最適です!

20年前の磁気テープは、装置内でテープ端がダメージを受け、切断などのトラブルが起きることもありました。しかし、技術革新で、物理的トラブルの可能性は25分の1に激減。オフライン管理が可能なため、停電・クラッシュ・災害・ウイルス攻撃によるデータ損失リスクも低く、長期安全保管に最も安心なメディアと言われています。                            

A. 最新フォーマットで他の多くのメディアよりも高速・快適!
大容量データの転送ほど速さに差がつきます。

「LTO8」のデータ転送速度は、読み出し・書き込みともに360MB/秒。八一ドディスクや光ディスクと比べ、読み出し時で20%以上も高速です。さらに書き込み時は、他のメディアは速度が約半分に減るのに比べ磁気テープは変わらないため、2倍以上の速度で書き込めます。

A. 巻き直さなくても、データが損なわれることはありません。
50年以上、安定してデータを保存できます。

以前の磁気テープは、巻き直さずに長期間保管すると、テープ同士がくっつくことや、データが損なわれることもありました。しかし、現在はバックコーティングなどの技術改良で、ずっと巻いたままでも問題は全く起きなくなりました。通常の室温で保管*1でき、50年以上、安定してデータを保存できる耐久性があります。

  • *1 短期で16~35℃・湿度20~80%RH、長期で16~25℃・湿度20~50%RH(いずれも結露を避ける)。
A. 「LTO」の互換性は、異なるメーカーの装置・メディアでも!
将来のロードマップも明確で長期保管に安心です。

汎用性が高く、信頼性が評価されている磁気テープフォーマット「LTO」は、装置もメディアも多数メーカーが製造・販売。下位世代との互換性があり*2、異なるメーカー同士の装置・メディアでも互換性があります。どの記録メディアも、データの長期保存には5~10年ごとのハードウエアの更新が必要です。その中で「LTO」は、大容量化・高速化に向けた技術ロードマップが明確で、将来にわたるデータ資産の保存、利用に安心です。

  • *2 「LT07」までは下位2世代まで、「LT08」からは下位1世代まで。

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