ドキュメントハンドリング・ソフトウェア「DocuWorks」の提供価値を拡大

Box社との協業によりクラウド・コンテンツ・マネジメントサービス「Box」上でのDocuWorks文書の直接閲覧・検索を実現

2022年6月23日

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO: 浜 直樹)は、文書管理領域においてワールドワイドでトップレベルのシェアを持つBox, Inc.(本社:米国カリフォルニア州レッドウッド市、CEO:アーロン・レヴィ、以下Box社)との協業を開始しました。

今回の協業開始により、Box社が提供するクラウド・コンテンツ・マネジメントサービス「Box」※1上で、当社のドキュメントハンドリング・ソフトウェア「DocuWorks」シリーズのファイルフォーマット「DocuWorks文書(拡張子:.xdw)」の直接閲覧および検索が可能になります。当社は、国内外で累計800万ライセンスを超えてご利用いただいている「DocuWorks」と、全世界で10万社以上に導入されている「BOX」を連携することで、より多くのお客様への価値提供を強力に推進していきます。

近年、企業では、テレワークやDX(デジタルトランスフォーメーション)による業務効率化の推進が喫緊の課題となっています。しかし、テレワークにおいて業務を効率的に行うためには、業務プロセスを大きく変えることなく、オフィスで行っていた作業をどこでも行える必要があります。また、電子化されたドキュメントを、いつでもどこにいても、簡単に検索、閲覧できる環境が必要です。

DocuWorksは、業務プロセスやシステムを大きく変えることなく、人が紙を使ってオフィスで行っていた作業のデジタル化を支援し、自宅などテレワーク環境下にあるPCでの業務の効率化に貢献します。また、作成済みのドキュメントはクラウドストレージに直接アップロードすることで、必要な人とすぐに共有することが可能です。

図1:DocuWorksについて

一方これまでは、クラウドストレージ側からDocuWorks文書を閲覧するためには、都度PCへダウンロードする必要がありました。また文書検索もファイル名でしか実施することが出来ず、目的の文書を見つけ出すのに時間がかかるケースもありました。

今回の協業により、「Box」に保管されたDocuWorks文書をPCへダウンロードすることなく、「Box」上で直接閲覧することができるようになります。さらに、「Box」の全文検索機能により保管文書の本文の内容から文書を探すことができます。これらの利便性向上により、オフィスだけでなく自宅や外出先など、どこでも必要な文書を検索・閲覧して業務を行うことが可能になり、テレワークなどの多様な働き方に対応しながら、業務効率化が図れます。

図2:「BOX」連携イメージ

当社は今後もお客様のビジネスイノベーションパートナーとしてDXを推進し、業務効率化を支援してまいります。

  • ※1Boxは、単一のプラットフォームで文書のライフサイクル全体にわたりセキュアなコンテンツ管理が行える、コンテンツクラウドです。企業利用に特化した高度かつ柔軟なセキュリティを備えるコンテンツ管理基盤として、世界中で10万社以上に導入されています。

株式会社Box Japan 代表取締役社長 古市 克典氏コメント

今回の協業による「DocuWorks文書(.xdw)」に対するBoxのサポート拡張を心より歓迎いたします。この拡張が、人が紙を使ってオフィスで行っていた作業のデジタル化を強力に推進し、ドキュメントを通じたコラボレーションを促進するなど、新しいワークスタイルを実現する強力なソリューションになると期待しています。Box Japanと富士フイルムビジネスイノベーションは日本の働き方改革やテレワーク推進を支援すべく、今後も、より一層、両社で協業を進めてまいりたいと思います。

報道機関からのお問い合わせ

報道機関からのお問い合わせはこちらからお願いいたします。

お問い合わせ