富士フイルムビジネスイノベーション

「わかれば、進む。」はどう生まれた?「Revoria Cloud Marketing」プロモーション刷新の舞台裏

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富士フイルムビジネスイノベーション グラフィックコミュニケーション事業本部 鈴木 拓馬と佐々木 健太郎

ホームページを運営し、Web広告のアクセス数やクリック数を確認していても、「なぜ問い合わせが増えないのか」「次にどこを改善すればよいのか」まで見極めるのは簡単ではありません。こうしたWebマーケティングの悩みに、AIとデータの力で応える「Revoria Cloud Marketing」は、2026年にプロモーションを大きく刷新しました。

掲げたメッセージは、「わかれば、進む。AIのチカラでマーケティング革命!」。園田あいかさんを起用したキービジュアルをはじめ、Webページや営業リーフレット、動画を一新し、駅や街中のデジタルサイネージにも展開を広げました。

なぜ今、伝え方を変えたのか。「わかれば、進む。」にはどのような思いが込められているのか。「Revoria Cloud Marketing」の企画開発を担う鈴木さんと、プロモーションを担当する佐々木さんに、刷新の舞台裏とその先に目指す未来を聞きました。

園田あいかさんを起用した新キービジュアル

鈴木 拓馬さん

鈴木 拓馬

Takuma Suzuki

富士フイルムビジネスイノベーション グラフィックコミュニケーション事業本部 デジタルプリント事業部

2014年に富士ゼロックスへ入社。Adobe Creative Cloudの技術トレーナーやプロダクションプリンターのカラーマネジメント検証業務に従事。その後、印刷ワークフローソフトの案件支援や、印刷業界向けDXプラットフォームのプロジェクトマネジャーを担当。さらに、Marketing Cockpitの立ち上げに携わり、現在は「Revoria Cloud Marketing」の企画開発を推進している。

佐々木 健太郎さん

佐々木 健太郎

Kentaro Sasaki

富士フイルムビジネスイノベーション グラフィックコミュニケーション事業本部 デジタルプリント事業部

2012年に人材会社へ入社し、自社採用のWeb集客や事業サイトの立ち上げを担当。その後、Webアクセス解析やマーケティングオートメーションを活用した支援サービスの立ち上げ、パーソナライズ動画(SaaS)のビジネス開発、複数の新規事業の立ち上げに従事。2023年11月に富士フイルムビジネスイノベーションへ入社し、現在は「Revoria Cloud Marketing」のプロモーションを推進している。

「わからない」を、次の一手へ

「Revoria Cloud Marketing」のサービス内容を語る鈴木さん

── 「Revoria Cloud Marketing」は、どのような課題から生まれたサービスなのでしょうか。

鈴木 お客様のお話を聞いていると、Webマーケティングの専任担当者が何人もいる企業ばかりではありません。総務や営業など、別の仕事を抱えながら、ホームページや広告を担当しているケースもあります。 そうすると日々の更新で手いっぱいになり、「アクセス解析まで見られるのは月に一度」「GA4を開いても、どの数字を見ればよいのかわからない」といった声もあります。広告を出している場合も、媒体ごとの数字をExcelにまとめ、会議用の資料をつくるだけで時間がかかります。そこまでやっても、「この数字は良いのか悪いのか」「どの広告が問い合わせにつながったのか」までは判断できず、上司に成果を説明する際も、アクセス数やクリック数を伝えるだけになってしまいます。

「Revoria Cloud Marketing」は、広告によってWebサイトへ人を呼ぶ「集客」と、訪問した人が問い合わせや購入へ進みやすいWebサイトをつくる「接客」の両面を、AIで支援するサービスです。 私たちがつくりたいのは、データの専門家でなければ使えない分析環境ではありません。忙しい担当者が画面を開いたときに、「今、何が起きているのか」「次に何を試せばよいのか」がわかる状態です。それがわかれば、社内でも説明しやすくなり、施策にも自信を持って取り組めると考えています。

── 最近では、「Webサイト改善AI」や「広告予算最適化AI」のほか、「インサイトレポート」や「ペルソナAI(β版)」など、AIを活用した機能も広がっていますね。

鈴木 マーケティングでは、専門知識がなくて何を見ればいいかわからない、集計や分析に追われて施策を考える時間がない、データをうまく説明できず社内で話が通じない、といったことがあります。わからない、時間がない、話が通じないという壁を減らし、次のアクションにつなげやすくする。そのためにAIやデータを活用していきたいと考えています。

機能を語るだけでは届かない。「わかれば、進む。」が生まれるまで

「Revoria Cloud Marketing」のプロモーションを見直した理由を語る佐々木さん

── 今回、なぜプロモーションを大きく見直したのでしょうか。

佐々木 これまでは、サービスの機能を文字で説明することが中心でした。詳しく説明すれば理解していただける一方、初めて知る方にとっては、マーケティングやデータ分析、AIといった言葉自体が難しく感じられることもあります。営業からも、「もっとお客様の記憶に残るものがほしい」「サービスについて話すきっかけになるものがほしい」という声がありました。

そこで今回は、詳しい説明の前に、これは何だろう?ちょっと気になると思っていただける入口をつくりたいと考えました。キービジュアルだけでなく、Webページ、営業リーフレット、動画まで含めて、プロモーション全体を見直しています。

── そこで生まれたのが、「わかれば、進む。」というメッセージですね。

佐々木 マーケティングの世界には専門用語が多く、分析ツールを開いてもどの数字を見ればいいかわからない、数字が見えても次に何をすればいいんだろうと止まってしまうことがあります。しかし、現状や次にやることがわかれば、人は前に進めます。様々な表現を検討しましたが、「Revoria Cloud Marketing」が提供したい価値をシンプルに表す言葉として、「わかれば、進む。」にたどり着きました。

── Webページや営業リーフレットも、大きく印象が変わりました。

佐々木 機能を並べて説明するだけではなく、お客様が抱えている課題から入り、このサービスによって何が変わるのかが伝わることを意識しました。Webページ、リーフレット、動画がそれぞれ別のものになるのではなく、どこで接しても同じメッセージや世界観が伝わることも大切にしています。

右:2025年12月発売の「Revoria Press PC2120」で出力したリーフレット。特殊トナーのラインアップに新たに加わったグリーンを活用し、キービジュアルの鮮やかな色彩を表現した。

伝わるをかたちに。園田あいかさんとつくった新しい世界観

── 園田あいかさんを起用したビジュアルも印象的です。どのようなことを意識したのでしょうか。

手でRポーズを作る園田あいかさん

佐々木 一目見たときに印象に残ることを意識しました。グリーンを基調に、衣装や小物、ポーズまで細かく検討しています。特に、手で「R」を形づくるポーズも取り入れ「Revoria Cloud Marketing」を視覚的にも印象づけられるよう工夫しました。まず知ってもらい、覚えてもらう。営業がお客様と話す際に「あの広告を見たよ」と言っていただければ、それが会話のきっかけにもなります。

── 園田さんには動画にも出演いただいていますね。

鈴木 2026年3月の「リテールテックJAPAN」では、園田さんから「Revoria Cloud Marketing」について質問していただき、私がサービスの特徴を説明する動画も撮影しました。私たちは普段からサービスに触れているので、どうしても内容を知っている前提で考えてしまいます。初めてサービスを知る方がどこを難しいと感じるのか、どう伝えればこれなら使えそうと感じてもらえるのかを、改めて考える機会になりました。

「わかれば、進む。」を聞いてみた|園田あいかさんが聞く Revoria Cloud Marketing の魅力

「リテールテックJAPAN 2026」の会場で行われた撮影。園田あいかさんが、企画開発を担当する鈴木さんに「Revoria Cloud Marketing」について質問した動画

── プロモーション動画には、オリジナルキャラクターの「AIレボちゃん」も登場します。

佐々木 AIはサービスの中で重要な役割を担っていますが、その働き自体は目には見えません。そこで、AIが何をしてくれているのかを具体的にイメージしていただくナビゲーターとして「AIレボちゃん」をつくりました。難しく感じられがちなAIを、より身近に、直感的に伝える役割を担っています。

Revoria Cloud Marketingプロモーション動画

目に見えないAIの役割を具体的にイメージしてもらうためのナビゲーターとして活躍する

目指すのは「マーケティングの民主化」

── 今回、WebやYouTubeに加えて、駅や街中のデジタルサイネージにも展開しました。ここまで接点を広げた狙いは何でしょうか。

佐々木 単純に認知を広げるだけではなく、その先の営業活動につなげることを大切にしています。例えば、お客様から営業に「あの広告を見たよ」と言っていただければ、それだけでも「Revoria Cloud Marketing」について話すきっかけになります。東京メトロの「Metro Concourse Vision」やLIVE BOARDなどにも展開していますが、広告を出して終わりではありません。営業にも今回のプロモーションを共有し、お客様とのコミュニケーションに活用してもらっています。サービスをつくって営業に渡して終わるのではなく、どう知ってもらい、その先のビジネスにつなげるかまで考える。そこまで含めてプロモーションだと思っています。

駅・街中のデジタルサイネージにもプロモーションを展開。オンラインとオフラインを横断して、サービスとの接点を広げた。(2026年9月1日から30日まで掲出)

── その先、AIによってマーケティングはどのように変わっていくと考えていますか。

「マーケティングの民主化」を目指したいと語る2人

佐々木 日本の企業全体に目を向けると、専門のマーケティング部門がないケースも少なくありません。ホームページを誰が担当しているかと聞くと、総務や営業など、別の業務を担う方が兼任していることもあります。マーケティングは専門家だけがやるもの、というイメージを変えていきたいです。いわば、「マーケティングの民主化」ですね。

鈴木 生成AIが広がったことで、これまで専門家にしかできなかったことを、より多くの人ができるようになっています。マーケティングも同じだと思います。専門のマーケターがいない企業でも、足りない知識や分析をAIが支援することで、マーケティングに取り組めるようになる。営業や店舗スタッフなど、これまでマーケティングを専門にしてこなかった人たちも含めて、関われる人はもっと広がっていくと思います。私たちが目指したいのは、あらゆる企業、あらゆる人が、自然にマーケティングできる状態です。「Revoria Cloud Marketing」を通じて、マーケティングをもっと多くの人にとって身近なものにしていきたいですね。

本記事で紹介した「Revoria Cloud Marketing」の機能やサービス内容は、商品ページでご覧いただけます。