Leading the World with Business DX.

Transforming the flow of information, Transforms the flow of business.

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情報を起点に経営課題を解決し、企業にさらなる競争力を。

全世界の労働力人口の50%を占めると言われるアジアパシフィック。企業にとって、競争力を生み出す源泉は「人」、そして「情報」。その「情報」をいかに働く人が活用できる環境を創るか。その課題を感じている企業は多い。アジアパシフィックにとどまらない世界に共通する喫緊のテーマだ。前身の富士ゼロックス時代から情報の価値を最大限に高め、円滑なコミュニケーションを実現することで企業の変革を支え続けてきた富士フイルムビジネスイノベーション。同社が提供する情報ハンドリングに焦点を当てた、ビジネスをさらに強くするデジタルトランスフォーメーションのメソッドとは。

すべてのビジネスに、寄り添い続けるデジタルトランスフォーメーション。

情報を処理する工程を変えることで、業務の創造性は高まる。
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 執行役員 菊池史朗氏
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
執行役員 菊池史朗氏
クラウドは、常に変化し続けられるということが大きな強み。導入後に生まれるさまざまなニーズや要望にも、柔軟かつ迅速に応えていくと語る菊池氏。

「富士ゼロックス時代から、紙だけではなくコミュニケーションに関わるすべての情報を企業の資産と考え、その扱いに60年以上取り組んできました」。 そう語るのは、富士フイルムビジネスイノベーション執行役員・菊池史朗氏。企業において業務時間の多くが情報を処理することに使われているのが実態だと続ける。同社は、リモート環境を含むオフィス業務領域の情報にまつわるすべてのプロセスを事業ドメインと捉え、業務プロセスの標準化、均質化、そして手戻りやミスの削減をいかにデジタルトランスフォーメーションで実現していくかを追求している。働くすべての人が自らの持つ能力を最大限に発揮し、社員一人一人の能力を創造性の高い業務へ振り向けることができる環境構築を提供することは、アジアパシフィックを含んだ世界にとって求められている答えの一つといえるだろう。富士フイルムビジネスイノベーションは、さまざまなソリューションを提供し続けているが、直近ではクラウド上で情報を集約し社内外をシームレスにつなぐデジタルワークスペース「FUJIFILM IWpro」など、新たなコミュニケーション環境の提供を推進している。「世界で最も優れたソリューションが、必ずしもお客様にとって一番の答えとは限りません。国や企業それぞれの文化を持つお客さまを深く理解し、適時に適切にお客様に合うものを提供して、課題解決に向けて伴走し続けていくことが重要です」菊池氏は強調する。

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 執行役員 菊池史朗氏
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
執行役員 菊池史朗氏
クラウドは、常に変化し続けられるということが大きな強み。導入後に生まれるさまざまなニーズや要望にも、柔軟かつ迅速に応えていくと語る菊池氏。
目に見えない企業の資産を伝えることも、情報価値の最大化。

近年、企業と情報の関係性に新たな課題を感じるようになったと菊池氏は語る。
「情報には、業務のノウハウ、企業改善のDNAが内包されている。それも大きな価値です。一方で時代とともにビジネスにおけるコミュニケーションは変わってきている。リアルでのやりとりが減り、そのノウハウやDNAを次の世代につなげていくことが難しくなっている。だからこそ、富士フイルムビジネスイノベーションはその領域でお役立ちしたいと考えています。」
企業の資産となる可能性を秘めた情報。それを活用したいという意志を持つ人のために、情報の環境をマネジメントする。彼らが掲げる「情報価値の最大化」。それは、情報そのものの扱い方にとどまるのではなく、企業の文化に変革を起こす手段にもなるのだ。

事業を、ともに成長させていくパートナー。

情報に向き合い、プロセスそのものを刷新することで、経営に直結する業務品質や企業風土の改革に着手した企業を紹介する。グローバルにインテリア商品を扱う株式会社サンゲツは、海外取引のために発生し、7年にわたる保管の必要な貿易文書の管理環境を刷新するため、富士フイルムビジネスイノベーションとプロジェクトに取り組んだ。海外事業部門海外ビジネスユニットマネージャーの角田渉氏は、「複数の国々をまたぐ事業を行う中で、文化や価値観を尊重すること。自分の価値観に合わせた便利さを追求するのではなく環境に人が合わせ、ビジネス、会社を変えるために自分たちのやり方も変えていく、そんな発想で挑んでいくことが事業をともに成長させていくために必須であると考えます。走りながら構築していく中でパートナー企業に伴走していただくことはプロジェクトの成功にあたり欠かせない条件でした」と語る。富士フイルムビジネスイノベーションはこれまでも複合機をはじめとした、情報の取扱い方の革新で同社のビジネス変革に貢献してきた。長年、変化し続けるビジネスにともに向き合ってきたからこそ、確かな信頼が両社には築かれている。

FUJIFILM IWpro

お客様に合わせた伴走支援で、単なる情報の可視化だけでなく、
企業内に点在する様々な情報を
必要な時に必要な人が使える状態に。
これまでにない価値創出をサポートします。

FUJIFILM IWpro
要望にいち早く応える存在であり続ける。

現場のチームを率いる海外事業課長の樋上智子氏は富士フイルムビジネスイノベーションについてこう評価した。「お客様への輸出、商品情報に関わる、過去に遡って7年分の書類をこれまでは紙を出力の上、ファイル保管していてその量は膨大だった。電子化を加速させながら、関連部署の業務の可視化を実現する今回のプロジェクトを社内に納得させるにはこれまでの文化を変える、その初動の難しさを越えたメリット、活用による効果を社員全員が納得して取り組むことが必須でした。富士フイルムビジネスイノベーションには、業務を深く理解いただいているため、質問への回答やサポート依頼に、迅速かつ適切に対応いただいている実感がありました。

新しいサービスを導入してもシステム同士の連携が非常によく、現場で働く人に寄り添ってもらっているソリューションである印象が強い」と樋上氏は語った。

大切なことは、いかにスムーズに改善へ踏み出せるか。課題解決に向けてともに走り続ける存在であることが、大きな安心感になる。

株式会社サンゲツ 海外事業部門海外ビジネスユニット 海外事業課長 樋上智子氏

株式会社サンゲツ 海外事業部門海外ビジネスユニット
海外事業課長 樋上智子氏
現場の声を都度吸い上げて、よりよい環境づくりにつなげていきたい。富士フイルムビジネスイノベーションとなら、それができると語る樋上氏。

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 執行役員 菊池史朗氏

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
執行役員 菊池史朗氏
クラウドは、常に変化し続けられるということが大きな強み。導入後に生まれるさまざまなニーズや要望にも、柔軟かつ迅速に応えていくと語る菊池氏。

株式会社サンゲツ 海外事業部門海外ビジネスユニット マネージャー 角田渉氏

株式会社サンゲツ 海外事業部門海外ビジネスユニット
マネージャー 角田渉氏
海外での事業拡大を目指す中で、経営に情報を活かすことは当然必要になる。そのとき、新たな解決策をともに見つけたいと富士フイルムビジネスイノベーションに期待を寄せる角田氏。

アジアパシフィックに、かつてない進化を。

グローバルサプライチェーンの一翼として重要な役割を担うアジアパシフィック。だからこそ、ビジネスはフレキシブルに変化できなければならない。その観点から見ると、お客様ごとの業務プロセスを深く理解し、都度最適なソリューションを提供し続ける富士フイルムビジネスイノベーションのデジタルトランスフォーメーション。同社の目指すデジタルトランスフォーメーションが貢献できる領域は、限りなく広がっている。アジアパシフィックの変化は、激しく、スピーディーだ。急速にデジタル化が進んだ事実を見ても、それを疑う余地はない。貪欲に成長し続けるマーケット、それは言い換えると、前例や常識にとらわれることなく、デジタルトランスフォーメーションでまったく新しい進化を遂げられる可能性があるということだ。時代を乗り越え、かつてないほど企業を強くするための解決策を、富士フイルムビジネスイノベーションは提案する。