Leading the World with Business DX.

Transforming the flow of information, Transforms the flow of business.

Welcome Change story3

ビジネスを成長させる、大きな力を手にするために。

アジアパシフィックの人材は、多様な価値観で構成されている。情報へのリテラシーや扱うスキル、そして働く意識すらもまちまちだ。アジアパシフィックの現場で働く一人ひとりの意識改革が、これからのグローバルビジネスの成長に大きな力となる。前身の富士ゼロックス時代から情報の価値を最大限に高め、円滑なコミュニケーションを実現することで企業の変革を支え続けてきた富士フイルムビジネスイノベーション。情報と働く人に変革を起こすデジタルトランスフォーメーションとは。

課題を根本から捉え、企業そのものを変革するデジタルトランスフォーメーション。

時代の変化に最も左右される、ビジネスの現場を変える。

業務プロセスを起点に、ビジネスや企業を変えていく。情報というビジネスの根幹を扱うことは、必然的に現場での業務と密接に関わることになる。そしてビジネスや企業の変革は、常に経営層から始まるとは限らない。現場で働く人たちの業務課題解決の意志から芽吹き、大きなうねりとなり、組織の風土改革にたどり着くこともある。世界中で新しい枠組みや仕組みが急速に生まれ、これまでのやり方が通用しなくなる時代。ビジネスやプロセスの変化を生み出すのは「人」である。

情報と働く人、変革における
2つの視点。

富士フイルムビジネスイノベーションは、前身の富士ゼロックス時代から、情報活用とそこで働く人という2つの視点からさまざまなソリューションを提供し続けてきた。複合機「Apeos」やプリンターのほか、クラウド上で情報を集約し社内外をシームレスに繋ぐデジタルワークスペース「FUJIFILM IWpro」などにより新たなコミュニケーション環境の構築による情報流通を実現している。

壁装材や床材、カーテン等を扱うインテリア企業の株式会社サンゲツは、デジタルトランスフォーメーションにより、現場の意識改革から組織風土改革を目指す企業の一つだ。

FUJIFILM IWpro
現場の声を受け止め、伴走し続けるデジタルトランスフォーメーション。

課題解決の原動力になったのは、経営層ではない。実際に輸出業務にあたる海外事業課のメンバー、つまり現場だ。同社は、年間2,000件を超える輸出業務に関わる膨大な紙文書や電子ファイルの保管と、それら文書の属人化という2つの課題を抱えていた。過去の書類の確認や調査が発生した場合、該当のものを探し出す手間も負担となっていたという。書類という「情報」とそれを扱う「人」、2つの視点から変革の必要性があったのだ。 現場のリーダーが課内一人ひとりから業務課題を抽出した。その解決に選んだパートナーは、複合機導入の時代から情報の電子化について、ともに取り組んできた富士フイルムビジネスイノベーション。膨大な文書やファイルの保管と必要書類整理の属人化という課題に対する解は、統合型プラットフォーム「FUJIFILM IWpro」の導入だった。海外事業課で輸出業務を担当している矢野目奈生氏は、「案件管理という業務の中における情報の属人化を改め、書類の分類状況をすべてクラウド上で可視化しました。情報を正しく展開するという業務を達成することで、それまで外からわからなかった各人の業務進捗まで見えるようになりました。進捗の滞っている人に気づき、困っている人に声掛けをするような風土づくりのきっかけにもなったのです」とその取り組みと現場の変化に触れた。

FUJIFILM IWpro

お客様に合わせた伴走支援で、単なる情報の可視化だけでなく、
企業内に点在する様々な情報を
必要な時に必要な人が使える状態に。
これまでにない価値創出をサポートします。

FUJIFILM IWpro
変革の体験により生まれる、さらなる変化の意識。

同社を担当する富士フイルムビジネスイノベーションジャパン愛知支社の土本拓英氏は「幅広い製品とソリューションでお客さまの業務の変革を支援できることが、我々の大きな強み」と語る。課題や状況に応じて、最適化した解決策で貢献ができるのだ。場所を選ばずに業務ができ、書類を探す大変さから解放されたと矢野目氏は変化に言及する。必要な書類の標準化により属人化を防ぎ、格納状況も進捗率で可視化を実現。メンバーへのサポートが容易になり、数多ある情報を誰もが扱いやすい環境が構築された。
ビジネス現場におけるデジタルトランスフォーメーションの最適解が、一人ひとりの業務の質を一斉に向上させ、会社をよりよい方向へと導いていく。そして、メンバー自身の今後の目標にまで変化を促していった。「メンバーの進捗状況を自動で可視化できるような仕組みを整備して、業務品質をさらに上げていきたい。今回の体験で、実現できると確信しています。富士フイルムビジネスイノベーションは、自分たちの希望を汲み取り一緒に走ってくれるパートナーのような存在です」と矢野目氏。個人の意識改革が組織全体の風土を創り、現場の意識変革を成し遂げた今、サンゲツは企業としての競争力を高めている。

株式会社サンゲツ 海外事業部門海外ビジネスユニット 海外事業課長 樋上智子氏

富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社
土本 拓英氏
提案できるソリューションの幅は広がっていると語る土本氏。お客様の驚きや喜びをいただく機会も増えたという。

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 執行役員 菊池史朗氏

株式会社サンゲツ 海外事業部門海外ビジネスユニット 
海外事業課 矢野目奈生氏
自分のタイミングでデータにアクセスできるため、作業時間の短縮にもつながっていると今回のデジタルトランスフォーメーションによる価値を語る矢野目氏。ポジティブな変化をいくつも実感しているようだ。

情報、そして人の力による企業変革を推し進める。

アジアパシフィック市場の重要性は増している。急速な経済成長と多様な文化が融合する場であり、新たなビジネスチャンスが広がっていることは明白だ。富士フイルムビジネスイノベーションは、情報と働く人の意識を変革することで、企業の変革を促し、この市場の発展を推進する強い意志を持つ。
目指すのは、環境に最適な複合デバイスと持続的な顧客サービスを起点に、
あらゆるお客様のデジタルシフトを支えるソリューションパートナーだ。変化の激しいビジネス環境において、お客様ごとの業務プロセスを深く理解し、都度最適なソリューションを提供する富士フイルムビジネスイノベーション。時代や市場の変化に先駆けて自らが変化をすることでアジアパシフィック市場における企業の成功を後押しし、持続可能な未来をともに創造していく存在であるといえるだろう。

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