通信管理レポートの確認方法

登録日:2025年7月23日
最終更新日:2025年7月23日
ID:CCFAQ0160

通信管理レポートとは、ファクスの送受信の履歴を確認できるレポートです。
発信(送信)と着信(受信)に分けて記録されます。
このコンテンツでは、レポートの内容についてご紹介しています。

出力方法については、「通信管理レポートの手動/自動出力方法」をご確認ください。

  • 注記 ここでは以下の利用環境の場合を例に説明します。そのほかの機種・商品によっては一部表示や操作が異なる場合があります。
    機種:ApeosC7070

もくじ

レポートに表示される通信結果について、以下よりご確認ください。

通信結果 内容
良好 正常終了したもの。
話中 相手先が話し中で通信ができない、または応答がなかったもの。
自動再送 リダイヤル送信中で、相手先に送信ができていない状態です。
中断 通信を中止したもの。
要相手確認 通信中に相手方または回線網が原因と考えられるエラーが発生したもの。
要再送信 6回送信を行ったが(工場出荷時自動再送5回)送信できず、再度送信が必要です。
要再受信 受信中のエラーにより、相手側からの再送信を依頼する必要があるもの。
要ケーブル確認 回線が正しく接続されているか確認してください。IPファクス(SIP)の場合は、ネットワークケーブルが正しく接続されているか確認してください。
XXX‐XXX エラーコード検索からご確認ください。

レポートに表示される項目について、以下よりご確認ください。

発信(送信)した結果
項目 内容
No 発信の連番が記録されます。
文書番号 通信を受け付けたときに、自動的に付けられる文書の番号が記録されます。
発信の文書番号が連続していないのは、コピー/プリントにも文書番号が複合機内部に自動的につけられるためです。
相手 通信した相手の情報が次の優先順位で記録されます。
アドレス帳の宛先を使用した場合と、フルダイヤル(手入力)を使用した場合では、表示される優先順位が異なります。
相手先が自局名、発信元名、G3-IDを登録していない場合、通信管理レポートには、「通信モード」のみ表示されます(相手先の自局名、発信元名、G3-IDは空欄になります)。

補足

  • フルダイヤル使用でも、アドレス帳に登録がある場合、宛先名または相手局名が表示されることがあります。
  • 「8133329・・・」のように、数字の頭に「81」が表示される場合、「81」は日本の国番号です。後に続く番号が、相手先のID番号になります。
  • 「+0467123・・・」のように、電話番号の前に「+」が表示される場合、相手先の自局IDに国番号を省略しているケースが多いようです。

補足
IPファクス(SIP)の場合は、 電話番号が「SIPアドレス」、通信モードが「IP Fax」、「IP Fax-ECM」、「IP Fax-SG3」になります。

開始時刻 通信が開始された時刻が記録されます。 (履歴の古いものから順に表示されます。)
一括送信は、各文書の送信開始時刻が記録されます。
所要時間 通信が開始されてから終了するまでに要した時間、一括送信の場合は各文書の時間が記録されます。
ページ 0の場合は「-」で記録されます。手動発信の場合、総ページ数は記録されません。
「/」より左は正常に送信完了した枚数、右は読み取った総ページ数が記録されます。
※相手側の送信状況や、複合機の設定によっては、[ページ]が実際の出力枚数と異なることがあります。
モード 通信したときのモードが記録されます。モードには、「G3」「ECM」「SG3」「Super G3」があります。(左記以外の通信モードの場合表示されません。)

補足

  • IPファクス(SIP)の場合は、「IP Fax」または「IP Fax-ECM」 が記録されます。
  • ECMとは、G3回線の一種で、通信回線にノイズが発生しても、画像の乱れを軽減して発信するモードのことです。
    モード欄に「ECM」と表示されていても、通信結果が「良好」であれば正常に送信が終了しています。
通信内容 以下の通信内容が記録されます。内容は重複して記録される場合もあります。

補足

  • IPファクス(SIP)の場合は、 1.再送信、2.親展XXX、3.同報/集信、4.ポーリングになります。
  • XXXは、親展ボックス番号です。
  • リモートサービスは、以下の状態のときに、複合機とEPシステムが通信したことを表します。
    • メーターカウントの自動確認
    • 消耗品の自動配送
    • 日々の状態監視と故障時の自動通知
通信結果 通信結果の内容が記録されます。
通信結果の各詳細については、1.通信結果を参照します。
合計ページ数 送信の総ページ数が記録されます。

レポートに表示される項目について、以下よりご確認ください。

着信(受信)した結果
項目 内容
No 着信の連番が記録されます。
文書番号 通信を受け付けたときに、自動的に付けられる文書の番号が記録されます。
着信の文書番号が連続していないのは、コピー/プリントにも文書番号が複合機内部に自動的につけられるためです。
相手 通信した相手の情報が次の優先順位で記録されます。
相手先が自局名、発信元名、G3-IDを登録していない場合、通信管理レポートには、「通信モード」のみ表示されます(相手先の自局名、発信元名、G3-IDは空欄になります)。

補足

  • IPファクス(SIP)の場合は、 ③通信モード「IP Fax」、「IP Fax-ECM」、「IP Fax-SG3」 になります。
  • 通信管理レポートの着信時の相手先には、「ナンバー・ディスプレイ」で通知される番号を表示させることはできません。
  • 「8133329・・・」のように、数字の頭に「81」が表示される場合、「81」は日本の国番号です。後に続く番号が、相手先のID番号になります。
  • 「+0467123・・・」のように、電話番号の前に「+」が表示される場合、相手先の自局IDに国番号を省略しているケースが多いようです。
開始時刻 通信が開始された時刻が記録されます。 (履歴の古いものから順に表示されます。)
一括発信は、各文書の発信開始時刻が記録されます。
所要時間 通信が開始されてから終了するまでに要した時間、一括発信の場合は各文書の時間が記録されます。
ページ 0の場合は「-」で記録されます。通信完了枚数だけが記録されます。
※相手側の発信状況や、複合機の設定によっては、[ページ]が実際の出力枚数と異なることがあります。
モード 通信したときのモードが記録されます。モードには、「G3」「ECM」「SG3」「Super G3」があります。(左記以外の通信モードの場合表示されません。)

補足

  • IPファクス(SIP)の場合は、「IP Fax」または「IP Fax-ECM」 が記録されます。
  • ECMとは、G3回線の一種で、通信回線にノイズが発生しても、画像の乱れを軽減して発信するモードのことです。
    モード欄に「ECM」と表示されていても、通信結果が「良好」であれば正常に着信が終了しています。
通信内容 以下の通信内容が記録されます。内容は重複して記録される場合もあります。

補足

  • IPファクス(SIP)の場合は、 1.親展XXX、2.ポーリング、3.受信ライン ボックスXXXになります。
  • XXXは、親展ボックス番号です。
  • 「受信ライン ボックスXXX」は、親展ボックスXXXに文書が格納されたこと(ペーパーレス受信)を表します。
  • 「親展XXX ポーリング」は、親展受信(親展ポーリング)で親展ボックスXXXに文書が格納されたことを表します。
  • リモートメンテナンスは、以下の状態のときに、複合機とEPシステムが通信したことを表します。
    • メーターカウントの自動確認
    • 消耗品の自動配送
    • 日々の状態監視と故障時の自動通知
通信結果 通信結果の内容が記録されます。
通信結果の各詳細については、1.通信結果を参照します。
合計ページ数 送信の総ページ数が記録されます。