定着ユニットでの紙詰まりを取り除きたい

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概要

用紙が詰まると、機械が停止してアラームが鳴ります。詰まった用紙の破損を避けるため、まずは、操作パネルのディスプレイに表示されたメッセージに従ってください。

ここでは、定着ユニットに詰まった用紙を取り除く方法について説明します。

注意

機械内部に詰まった用紙や紙片は無理に取り除かないでください。特に定着部やローラー部に用紙が巻き付いているときは無理に取らないでください。ケガややけどの原因となるおそれがあります。ただちに電源スイッチを切り、弊社のカストマーコンタクトセンターまたは販売店にご連絡ください。

注記
  • 紙詰まりが発生したとき、紙詰まり位置を確認しないで用紙トレイを引き出すと、用紙が破れて機械の中に紙片が残ってしまうことがあります。故障の原因になるので、紙詰まりの位置を確認してから、処置をしてください。
  • 紙片が本体内に残っていると、紙詰まりの表示は消えません。
  • 紙詰まりの処置をするときは、本機の電源を入れたままの状態にしておいてください。電源を切ると、本機のメモリー上に蓄えられた情報が消去されます。
  • 本体内部の部品には触れないでください。印字不良の原因になります。
  • 工具などを使用して詰まった用紙を取り出さないでください。本機が損傷する可能性があります。
  • 転写ユニットの表面(黒色のフィルム)を触ったりこすったりしないでください。転写ユニットのフィルムに汚れや油が付くと、印刷品質が低下することがあります。
  • ドラムカートリッジを強い光にさらさないでください。背面カバーが3分以上開いていると、印刷品質が低下する可能性があります。
補足

手順

  1. 手差しトレイに用紙がセットされている場合は、用紙を取り除きます。手差しトレイが閉まっている場合は、トレイを開けます。



  2. 手差しトレイの両側をつかみ、本体から引き抜きます。



  3. 用紙トレイ1を、軽く引っかかるところまで引き出します。



  4. 両手で用紙トレイ1をつかんで、本体から引き抜きます。



  5. 背面カバーを開けます。



  6. 定着ユニットの両側のレバーを持ち上げます。



    注記
    • 定着部は高温になっています。やけどの原因となるおそれがあります。触れないように注意してください。
  7. タブをつまんで手前に引きます。



  8. 詰まっている用紙を取り除きます。



  9. タブを元の位置に戻します。



  10. 定着ユニットの両側のレバーを押し下げます。



  11. 奥に突き当たるところまで、用紙トレイ1をゆっくりと押し込みます。

    注記
    • トレイに無理な力を加えないでください。本体内部やトレイを損傷するおそれがあります。
  12. 手差しトレイを、止まるところまで押し込み、トレイを閉じます。