日本

研究開発ビジョン

柳原直人
取締役 常務執行役員 R&D統括本部長


 富士フイルムは多様な事業分野とビジネスモデルを持っており、そのポートフォリオ、技術資産、人材は世界に例を見ないほど多種多彩です。研究員たちは、自身の専門領域を深めることは当然ですが、周囲との協働により幅広い知識と経験を身に着けています。数学者が医療診断画像の意味を理解したり、バイオの実験に手を染めたり、プロセスエンジニアが最先端のAIを駆使してモノ作りを行っていたり、素材の基礎研究者がOpen Innovation Hubで世界中の顧客相手に”当社の顔”として新規テーマ創出に向けた協業を進めたりと例を挙げればきりがありません。このような社内協業を広範に実施できることが当社R&Dの強みです。
 一方で、自前主義には限界があるため、外部協業も積極的に取り組んでいます。
 富士フイルムは現在、『変化を予測して手を打つ』から『変化を創り出す企業』へと変革を遂げようとしています。顧客にとっての意味を追求し、リアルな製品を持つ当社だからこそできる顧客価値を提供することで変化を創り出していく、その一翼を担うのがR&Dです。
 我々は先進独自の切れのある技術を武器に新しいアイデアを盛り込んだ製品・サービスを次々に実現し、世の中に問い続けていきます。

わたしたちは以下に掲げる5つの研究方針の下に、事業戦略とR&D戦略を融合することで、「生活の質の向上に貢献できる骨太の新規事業開拓」と「革新的新製品による既存事業分野の成長持続」に取り組み続けます。