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CSR活動報告│健康

疾病の早期発見への貢献

検査効率化への貢献

医療機関の放射線科は、静止画を撮影する一般X線撮影装置、断層画像を撮影するCT・MRI、動画での透視撮影ができるX線透視撮影装置などさまざまな医療機器を用いて検査を行っています。なかでも一般X線撮影は、胸部・腹部をはじめ膝や股関節などさまざまな部位の検査に用いられていることから、検査数が多く、受検者の待ち時間も長時間におよぶケースも少なくありません。一方、X線透視撮影は、胃バリウム検査などに利用されますが、同撮影での検査数は、一般X線撮影ほど多くなく、むしろ2016年に胃がんの対策型検診の方法として内視鏡検査が追加されたことなどを受けて、減少傾向にあります。そのため、検査室数が限られる中小病院やクリニックでは、検査数の少ない透視室を検査数の多い一般X線撮影室に置き換えたいというニーズがあります。しかし、高齢化などにより食べ物を上手く飲み込めなくなる嚥下障害の状態を確認する嚥下造影検査など、X線透視撮影での検査が必要になるため、稼働率が低くても透視室を一般X線撮影室に置き換えるのは難しいという課題がありました。

当社は1台で動画と静止画の撮影が可能な透視機能付きX線画像診断システムを開発。ひとつの装置で行える検査の幅が広がるため、従来、「透視室」で実施してきた検査を「一般X線撮影室」でも実施できるようになります。
当社は医療現場のさまざまなニーズにこたえる幅広い製品・サービスの提供を通じて、検査の効率化と、それによる医療の質の向上に貢献します。