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北京国家体育場でUA22x4.8を使用している様子

導入事例

iPLUS撮影チームが語るUA22x4.8導入の価値

北京国家体育場での実証テストを通じて、FUJINON UA22x4.8がもたらす撮影の自由度と、新たなライブ映像表現の可能性について紹介します。

UA22x4.8のクローズアップ
背景と選定理由

FUJINON UA22x4.8BERDレンズについて初めて知った際、私たちは4.8mmの広角焦点距離と22倍ズームレンジを兼ね備えている点に魅力を感じました。これまでの通常の制作では、広角レンズと標準レンズをそれぞれ異なる2台のカメラシステムで使用することが一般的でした。そのため、各カメラが担える有効なショットや映像効果は焦点距離の範囲によって制限され、フレーミングのバリエーションも比較的固定されていました。この2種類のレンズを比較すると、標準レンズには広角レンズ特有の伸びや誇張された視覚効果がなく、一方で広角レンズには標準レンズがもたらす奥行きの圧縮感や被写界深度の変化が不足していました。

FUJINON UA22x4.8BERDは、広角レンズと標準レンズの光学的な利点を融合し、従来の焦点距離の壁を打ち破るレンズです。水平画角90度と22倍の倍率を備え、焦点距離は4.8mmから106mmまでをカバーします。2倍エクステンダー使用時には212mmまで到達できます。仕様面から見ても、このレンズは視覚的インパクトのある広角ショットを撮影できるだけでなく、必要に応じてよりタイトなフレーミングにも対応できます。1本のレンズで、広角レンズと標準レンズ双方の撮影上の利点を兼ね備えています。

ドリー

2Dケーブルカム(フライングキャット)

広角カメラポジション

同時に、私たちは芸術的表現の可能性についてもさらに探求しました。従来のレンズ設計における物理的な制約を超えることで、この新しいレンズがもたらす映像効果や映像・音響表現の新たな可能性を見出すことを目的としています。

現場での実際のカメラ操作において、このレンズはフジノンらしい「レスポンスの良い」電動サーボ制御を維持しており、ズーム速度の制御と調整に優れていました。広角端は4.8mmで、画面周辺部の広がりはやや抑えられるものの、その分、周辺収差はある程度改善されています。視覚的には、中心から周辺まで、また広角から望遠まで、画質には良好な一貫性が見られました。ズーム全域で最短撮影距離0.4mを実現している点も、利便性と創作上の可能性を高めています。ズーム倍率が高くなった影響か、一般的な広角レンズと比べるとレンズ全長はやや長いものの、重量バランスは良好に保たれていました。特殊機材への搭載や日常的な使用シーンにおいて、目立った影響はありませんでした。

総合評価

FUJINON UA22x4.8BERDは優れた製品品質を維持しながら、従来の境界を大胆に打ち破るレンズです。現場制作チームにはより高い撮影効率をもたらし、芸術的表現の手法をさらに豊かにします。さまざまな制作条件や環境において、このレンズの実用的価値と芸術的可能性は、今後さらに深く探求する価値があります。