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在宅医療領域における画像診断の展望について

このコンテンツは医療従事者向けの内容です。

城西在宅クリニック・練馬 院長
川原林 伸昭 先生

発売から1年6か月で、国内累計販売台数1,000台を突破*したワイヤレス超音波画像診断装置「iViz air」。1,000台目として、開業と同時にiViz airを導入いただいた城西在宅クリニック・練馬の川原林伸昭先生に在宅医療領域における画像診断の展望についてうかがった。

城西在宅クリニック・練馬の特長は。

当院は、慢性期だけでなく、急性期や亜急性期も含めた医療に対応するとともに、専門医が60名以上在籍する「わかさクリニック」との協働により、内科のほか、皮膚科、整形外科、循環器内科、呼吸器内科、精神科など上記すべての診療科に対応が可能な高機能型の総合在宅クリニックです。

ご専門と診療のポリシーは。

私は防衛医科大学校にて総合的に患者さんを診療する総合臨床医としての教育を受け、その後は、消化器外科医として修練し、高機能病院や急性期病院で 30 年近く勤務してきました。
今後は団塊の世代の高齢化にあたり、在宅医療の診療範囲を広げなければ、病院の急性期医療が崩壊してしまいますので、在宅での診断を通じて、急性期の医療を提供できるクリニックを目指しています。

iViz airを導入した経緯は。

在宅で診断や急性期医療を行うためには、リアルタイムで可視化できるエコーとレントゲンといったモダリティは必須と考えました。さらに、軽量・コンパクトで携帯性に優れ、画像が非常にきれいだったことからiViz airのコンベックスとリニアの両プローブを導入しました。

使用シーンは。

コンベックスは、腹部のがんの診断や腹水穿刺でよく使用し、排尿障害の確認や頻尿の方の残尿量測定でも使用しています。リニアは、主に中心静脈カテーテルのガイドとして使用し、COVID-19症例では下肢の浮腫が認められた場合の血栓確認でも使用しています。

新型コロナウイルス感染症患者に救急車の中で胸部レントゲンを撮影している様子

iViz airの評価は。

ワイヤレスなので、中心静脈カテーテル等での滅菌操作が非常に楽ですし、患者さまやご家族に画面を見せやすいところも良いと思います。やはり患者さまやご家族が納得して判断していく上では、客観的なデータが重要になりますので、その場でエコー画像をお見せしながら説明をして、納得をしていただけるというのは非常に大きなメリットだと感じています。

iViz airと同時に導入した携帯型X線撮影装置
CALNEO XairとCALNEO Smart S47については。

肺炎や心不全、骨折、中心静脈栄養カテーテルの先端確認、COVID-19の肺炎評価などで使用しています。画質が非常に良く、大腿骨頸部骨折も明瞭に確認できましたし、肺炎の評価もしやすいと感じています。

在宅医療領域における画像診断の展望は。

高齢化が進み、医療ニーズがいっそう高まっていく中で、将来的には在宅でトリアージを行い、本当に必要な医療を適切に提供していく時代が来ると思います。そうした時代にあっては、エコーやX線検査といった画像診断を在宅で行う重要性がさらに高まっていきますので、現在の在宅医療の質を向上させるのはもちろん、将来への布石としても、広く画像診断を活用していくべきだと考えています。

在宅医療における腹水穿刺の様子

  • * 2019年12月に発売したiViz airコンベックスプローブと2020年4月に発売したiViz airリニアプローブの合計台数。
    2021年6月末時点で販売累計1,009台。