富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、独自の色再現技術による卓越した画質と小型軽量を実現する「Xシリーズ」の最新モデルとして、ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-E5」(以下「X-E5」)を2025年8月28日より発売します。

「FUJIFILM X-E5」シルバー

「FUJIFILM X-E5」ブラック
「X-E5」は、質量445g*1の軽量コンパクトなボディに、裏面照射型約4020万画素「X-Trans™ CMOS 5 HR」*2センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載したミラーレスデジタルカメラです。ファインダーを覗きながら右手のみでダイヤル操作が可能なレンジファインダースタイルと、小型軽量ボディが特長の「X-Eシリーズ」として初めて、5軸・最大中央7.0段/周辺6.0段*3の強力なボディ内手ブレ補正機能を搭載。幅広いシーンで軽快に撮影をお楽しみいただけます。精密なアルミの削り出しのみで加工したカメラ軍艦部を採用。エッジ部を際立たせたフラットな天面に、曲面を削り出したダイヤル周辺部を組み合わせることで、カメラを手にしたときに滑らかな金属の質感と高い剛性感、心地よさを感じられる軍艦部に仕上がりました。また、電子ビューファインダー(以下、EVF)に、表示される情報を厳選したシンプルかつ、フィルムカメラを想起させるレトロなビューモード「クラシック」を新搭載*4。さらに、カメラを構えてファインダーを覗いた際、右手のみで操作が完結するよう工夫したダイヤル類のレイアウトにより、没入感の高い撮影が可能です。
「X-E5」は「Xシリーズ」ならではのクラシックなスタイルを保ちながら、アルミ削り出し加工によって写真機としての品位を追求した革新的な外観と、撮る楽しさを引き出す機能・操作性を備えたカメラです。写真愛好家からはじめてデジタルカメラを使用される方まで、幅広いユーザーにカメラを所有する悦びや写真撮影に夢中になる楽しさを提供する1台です。
- *1 付属バッテリー、メモリーカードを含む。
- *2 X-Transは、富士フイルム(株)の商標または登録商標です。
- *3 CIPA2024規格準拠。Yaw/Pitch/Roll 補正性能、「フジノンレンズ XF35mmF1.4 R」装着時。
- *4 「クラシック」はEVFのみで表示可能なビューモードです。背面液晶モニターでは表示されません。
記
| 製品名 | カラーバリエーション | 発売日 (日本国内) |
希望小売価格 |
|---|---|---|---|
| デジタルカメラ 「FUJIFILM X-E5」 |
シルバー | 2025年8月 <2025年8月18日更新> 2025年8月28日 |
オープン |
| デジタルカメラ レンズキット 「FUJIFILM X-E5」 「XF23mmF2.8 R WR」 |
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| デジタルカメラ 「FUJIFILM X-E5」 |
ブラック | ||
| デジタルカメラ レンズキット 「FUJIFILM X-E5」 「XF23mmF2.8 R WR」 |

高品位な外観

軍艦天面のデザイン
- 精密なアルミの削り出しのみで加工したカメラ軍艦部を採用しました。削り出し加工により、エッジ部を際立たせたフラットな天面にダイヤル周辺部の曲面を組み合わせた革新的なデザインを実現。カメラを手にした時の金属の質感を際立たせるほか、ダイヤル類の高い操作性を可能にします。

フィルムシミュレーションダイヤル

フィルムシミュレーションダイヤル設定画面
- 天面左側に新たにデザインした、窓付きのフィルムシミュレーションダイヤルを搭載。選択中のフィルムシミュレーションを示す指標プレートはアルミ削り出し加工で仕上げました。また、FS1からFS3*5の3か所のポジションに、全20種類のフィルムシミュレーションと画質設定から任意の項目を個別に登録可能。自分だけの「FSレシピ」として保存し、ダイヤルを切り替えることで直感的に使用できます。
- 削り出し加工を施した軍艦部だけでなく、ファインダー部や視度調整ダイヤルに至るまで凹凸を極限まで抑えました。ダイヤル周辺部と本体間の隙間を狭めたほか、全体の垂直・水平のバランスを追求したことで、写真機らしさを残しつつ洗練された存在感を放つデザインに仕上げました。
- レンジファインダースタイルと相性の良い、ロープタイプのショルダーストラップを同梱。高品位なカメラデザインを引き立てます。
- *5 フィルムシミュレーションダイヤルに搭載した三か所のポジション。FS1、FS2、FS3にそれぞれ全20種類のフィルムシミュレーションと画質設定の項目を個別に登録することが可能です

新ビューモード「クラシック」

サラウンドビュー機能「半透明」選択時
- EVFの表示モードに、レトロでシンプルなビューモード「クラシック」を新搭載。往年のフィルムカメラを想起させるシンプルなデザインをベースに、スクリーン上の情報を厳選しました。また、右手だけで操作が完結できるようにダイヤル類をレイアウトすることで、ファインダーを覗きながらダイヤル操作が可能となり、ファインダー越しの世界に集中できます。
- アスペクト比に応じて撮影範囲外を半透明やラインで表示するサラウンドビュー機能を新搭載。EVFでありながらOVFのようにフレーム外を意識した撮影体験を提供します。
- カメラ正面にコントロールレバーを新搭載。レバーには、ビューモードの変更やアスペクト比の切り替え、デジタルテレコンの倍率変更などの機能を割り当てることが可能です。カメラを構えながら、レバー操作で直感的に機能を切り替えられる高い操作性を実現しました。
- ジャイロセンサーの検出精度を向上させたことに加え、新たに採用したアルゴリズムでブレへの追従性を高めたことにより、5軸・最大中央7.0段/周辺6.0段の手ブレ補正性能を実現。コンパクトなボディに強力な手ブレ補正機能が備わったことで、幅広いシーンで快適に撮影できます。
- 1.4倍、2.0倍と2段階にわたってズーム可能なデジタルテレコン機能を使用できます。高解像センサー「X-Trans™ CMOS 5 HR」を搭載したことで、ズームしても解像度を保ったまま、幅広いシーンに対応可能です。
- 3.0型104万ドットチルト式背面液晶モニターを採用。ハイアングルからローアングルまでさまざまなスタイルで撮影できるほか、モニターを180°上方向に反転させることができるため、モニターを確認しながら「セルフィ―」撮影できます。
- 6.2K/30P 4:2:2 10bitの動画撮影が可能。動画撮影中のトラッキングAF機能も搭載し、高品質な動画撮影を実現します。
- 「Xシリーズ」第五世代の裏面照射型約4020万画素「X-Trans™ CMOS 5 HR」センサーを搭載。最新の画像処理アルゴリズムにより、高いS/N比を維持したまま高解像を実現します。
- より多くの光を効率的に取り込むため、新たな画素構造を採用。従来機*6では拡張感度であったISO125を常用感度として使用できます。また、電子シャッターのシャッタースピードを最速1/180000秒に設定でき、幅広いシーンで絞り開放での撮影が行えます。
- ディープラーニング技術を用いて開発した被写体検出AFを採用。動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車から選んで設定することで、それぞれの被写体をAIで検出します。また、昆虫やドローンも、被写体を個別に設定*7することで、AIで検出可能です。
- 最新のAF予測アルゴリズムにより、動く被写体への高い追従性や、コントラストの低い環境下での高精度AFを備えます。
- *6 FUJIFILM X-E4
- *7 昆虫の場合は「鳥」、ドローンの場合は「飛行機」を選択して設定することで、それぞれをAIで検出できます。


ZIP: 5.4MB
2025年8月18日更新
2025年6月12日
富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
富士フイルムデジタルカメラサポートセンター
- * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。













