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日本
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ニュースリリース

2025年8月14日

第9回アフリカ開発会議(TICAD9)のテーマ別イベントに参加

結核検診の支援活動など、アフリカでの医療アクセス向上への取り組みを紹介

このニュースリリースは、報道機関向けに発信している情報です。

富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、2025年8月20日からの3日間、横浜で開催される「第9回アフリカ開発会議(以下、TICAD9)」のテーマ別イベントに参加します。当社がアフリカで提供する幅広い医療機器・ソリューションを展示するほか、結核検診の支援活動をはじめとする医療アクセスの向上を支援する取り組みを紹介します。
なお、当社は、事業を通じて日本とアフリカ関係の強化、およびアフリカの経済社会課題の解決に貢献する企業として、「TICAD9共創企業」に認定されています。

TICAD9 ロゴ
富士フイルム展示ブースの概要

ジェトロ(日本貿易振興機構)が開催するTICAD9イベント*1の企業展示ブースにおいて、小型の携帯型X線撮影装置や体外診断用医薬品、超音波診断装置、MRIシステム、マンモグラフィ、内視鏡、医療ITソリューションなど、アフリカでの医療の質向上と医療アクセスの改善に貢献する幅広い医療機器・ソリューションを展示します。

展示ブース出展日

2025年8月20日(水)~22日(金)

会場

パシフィコ横浜 ホールB・C

ブース番号

A28

出展内容

富士フイルムがアフリカで展開する主要な医療機器・ソリューションを展示します。

  • 携帯型X線撮影装置をはじめとする結核・モバイルソリューション
  • 体外診断用医薬品
  • 超音波診断装置
  • MRIシステム
  • マンモグラフィ
  • 内視鏡
  • 医療ITソリューション など
ストップ結核パートナーシップ主催セミナーの概要

8月20日にTICADのメイン会場で開かれるストップ結核パートナーシップ*2主催のセミナーに登壇。当社が、日本・アフリカの公的機関や民間の支援団体などと連携して展開する、携帯型X線撮影装置の提供を通じた結核検診の支援活動を紹介します。

開催日

2025年8月20日(水)

会場

パシフィコ横浜 ホールD

セミナー内容

「アフリカとともに:日本発イノベーションで結核終息へ」をテーマに、当社含めた企業がプレゼンテーションを予定しています。

TICAD9開催記念写真展の概要

TICAD9の開催にあわせ、8月15日から28日まで、東京六本木の当社本社にあるFUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)でストップ結核パートナーシップとの共催写真展を開催します。アフリカにおける結核との闘いに焦点を当て、結核と向き合う人々の姿や、支援の輪が広がる様子をとらえた写真の展示を通じて、結核終息に向けたグローバルな協力の重要性を伝えます。

企画展名

ストップ結核パートナーシップ・富士フイルム株式会社 共催写真展
第9回アフリカ開発会議(TICAD9)開催記念写真展
「Together for Africa: Ending TB, Bringing More Smiles」

開催日

2025年8月15日(金)~28日(木)

会場

東京 六本木FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)

当社は今後も、富士フイルムの医療機器や医師の診断を支援するAI技術を活かし、さまざまな医療現場のニーズにこたえる幅広い製品・サービスを提供することで、アフリカの医療の発展と人々の健康の維持増進に貢献していきます。

結核について

結核は、全世界で毎年約1000万人が感染し、2023年には約125万人が死亡している世界三大感染症*3の一つです。なかでも、アフリカや東南アジアなどの新興国が占める結核罹患者の割合は世界全体の約9割*4に達しており、その伝播力と、感染による労働力不足・経済的貧困の一層の深刻化によって、新興国の社会・経済活動に深刻な影響を与えています。感染拡大の抑制や重症化リスクの低減のためには、スクリーニング検査で早期に罹患者を把握することが非常に重要です。

世界での結核終息に向けた結核検診への取り組み

当社の携帯型X線撮影装置は、小型・軽量で持ち運びがしやすく、外部電源が無い環境でもバッテリー駆動により撮影が可能であり、電力インフラの整備されていない地域などでの結核検診に貢献しています。また、当社独自のISS方式*5を採用したFPD(X線画像平面検出器)*6を組み合わせることで低線量でも高画質な画像を得られる点や、画像処理ソフトウェアをインストールしたノートPC型コンソールと、AI技術を活用し画像解析で検診をサポートするアプリケーションを提供することで、解析結果をその場ですぐに確認できる点も結核検診に役立っています。当社はこれまでに、アフリカを含めた世界各国で結核検診の機会を届けています。

当社の携帯型X線撮影装置および関連機器

小型・軽量で持ち運びがしやすい携帯型X線撮影装置

低線量でも高画質な画像を得られるFPD(X線画像平面検出器)

ノートPC型コンソール

携帯型X線撮影装置を運ぶ様子

携帯型X線撮影装置で結核検診を行う様子

  • *1 ジェトロが開催するTICAD9のテーマ別イベント「TICAD Business Expo & Conference」。本イベントは「Japan Fair」、「Africa Lounge」、「イベントステージ」、「テーマ展示」の4つで構成され、当社は「Japan Fair」に参加する。
  • *2 2001年にスイス・ジュネーブでWHOの傘下に設立された組織。さまざまなパートナーと協働で結核対策を行う連携機関、マルチセクター・パートナーシップ(連合体)。
  • *3 結核、エイズ、マラリア。
  • *4 世界保健機関(WHO)「Global tuberculosis report 2024」から引用。
  • *5 ISS(Irradiation Side Sampling)方式。センサー(TFTパネル)を、X線照射面側に配置する方式。従来方式のFPD(X線画像平面検出器)に比べ、より減衰が少ない段階のX線エネルギーを光信号に変換でき、X線エネルギーの変換効率を高めることができる。
  • *6 Flat Panel Detectorの略。X線装置から照射され被写体を透過したX線エネルギーを電気信号に変換する画像平面検出器。
お問い合わせ
報道関係

富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

  • * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。