デジタル式乳房用Ｘ線診断装置 FDR MS-1000/2000/2500/3500「AMULET」の付属品（ワークステーション FDR-1000/2000/3000 AWS）の改修について

お客さま各位

平素は富士フイルム製品をご愛顧賜りまして厚く御礼申し上げます。

弊社が製造販売いたしましたデジタル式乳房用Ｘ線診断装置において、ワークステーション(AWS)のソフトウェアのバージョンアップまたは再インストールを行うと、直前までの検査履歴を初期化してしまうという不具合がごく稀に発生することがわかりました。この不具合が発生していた場合、直後の検査では支障なくご使用いただけますが、継続してご使用いただくうちに、新規検査の高精細画像が過去に撮影した別の画像とすり替わり、PACSに送信される現象が発生します。
当該不具合の発生有無を調査し、適切な対応をとることを自主改修として行わせていただきます。ご迷惑をお掛けいたしますが、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

記

ワークステーション(AWS)のソフトウェアバージョンがV5.0以上である装置。（V5.0 ～ V5.2）

• デジタル式乳房用Ｘ線診断装置 FDR MS-1000 （AMULET）
• デジタル式乳房用Ｘ線診断装置 FDR MS-2000 （AMULET s）
• デジタル式乳房用Ｘ線診断装置 FDR MS-2500 （AMULET f）
• デジタル式乳房用Ｘ線診断装置 FDR MS-3500 （AMULET Innovality）

検査画像が過去に撮影した別の画像とすり替わることの防止。

富士フイルムメディカル株式会社のサービスマンが、順次、ご予定をお伺いして対応させていただきます。装置の不具合発生履歴を調査し、不具合が認められた場合は、正常な状態に改修いたします。
なお、下記の現象は、画像のすり替わりが発生している状態となりますので、検査を中止して富士フイルムメディカル株式会社テクニカルサポートセンターまでご連絡をお願いいたします。

標準モニターに正常な画像が表示されている状態で、

1. 標準モニタで画像の拡大表示を行うとサムネイルと異なる画像が表示される。
2. 高精細オプションモニターにサムネイルと異なる画像が表示される。

富士フイルムメディカル株式会社（本社）
〒106-0031 東京都港区西麻布2-26-30（富士フイルム西麻布ビル）

• * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合（生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等）がありますのでご了承ください。