小型インクジェットプリンター「Frontier DX400W」新発売

富士フイルム株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長・CEO：後藤 禎一）は、通常の写真プリントに加え、フォトブックやカレンダーなど幅広い写真商材を高画質でプリント・制作できる、小型インクジェットプリンター「Frontier DX400W」(以下「DX400W」)の国内での販売を2025年11月上旬より開始します。多様化するお客さまのニーズにこたえるべく、高い機能性と利便性を備えたインクジェットシステムをラインアップし、写真プリントビジネスを力強くサポートします。

2021年4月に発売した「Frontier DE100-XD」（以下「DE100-XD」）は、高画質で高い耐久性を実現し、幅広いビジネスニーズに対応した小型インクジェットプリンターとして、世界各国で高い評価をいただいています。今回発売する「DX400W」は、「DE100-XD」で採用していたC（シアン）、M（マゼンタ）、Y（イエロー）、K（ブラック）の4色のインクに加え、SB（スカイブルー）とP（ピンク）を追加した6色インクを採用。これにより肌の質感や繊細な色の変化をより忠実に再現する高画質な印刷が可能になりました。また、ロールペーパーに加え、新たにシートペーパーに対応したことで両面印刷のフォトブックなど、幅広い商材をプリント・制作できます。さらに新設計のプリンター構造により、「DE100-XD」と比較して、プリンター本体の耐久性が1.3倍に向上。その結果、プリント可能総枚数40万枚^*1を実現し、長期間の安定使用が期待できます。
「DX400W」は、新たに有線LAN接続に対応したことで、パソコンとプリンターを別の部屋に設置するなど、お客さまの設置環境に応じた柔軟なレイアウトが可能です。多様な機能を備えた「DX400W」は、写真店での利便性の向上に貢献するだけでなく、ビジネスやイベントなどの広いシーンでユーザーニーズにこたえるプリンターです。

• *1 印刷可能枚数は、使用環境や条件によって変わります。

スマートフォンの普及により、デジタル技術を活用した便利で効率的な写真の楽しみ方が広がる一方で、写真をプリントして手に取る喜びや、大切な人との思い出を共有する温かさが再び注目されています。当社は今後もお客さまのニーズに応えながら、写真がもたらす笑顔と幸せを生み出し続けていきます。

記

C（シアン）、M（マゼンタ）、Y（イエロー）、K（ブラック）の4色のインクに加え、SB（スカイブルー）とP（ピンク）を追加した6色インクにより肌の質感や繊細な色の変化をより忠実に再現できます。

当社が写真分野で培ってきたノウハウを生かした画像処理技術「Image Intelligence^™」^*2により光量不足や逆光、高コントラスト、露光不足、露光過度を自動で補正して美しい画像に仕上げます。

• *2 「Image Intelligence^™」はワークフロー管理ソフトとプリンターを接続することで使用できます。

従来のロールペーパーへの片面印刷に加えて、シートペーパー^*3（KGサイズからA4まで）への片面印刷や自動両面印刷が可能。サイズ毎のペーパー交換の手間を省き、手軽に複数サイズのペーパーにプリントできます。また、両面シートペーパーを活用することで、両面フォトブックやカレンダーなど幅広い写真商材をプリント・制作でき、店頭でのプリントサービスの拡充をサポートします。

• *3 シートペーパーは、プリンタードライバー経由でのプリントのみ対応。

新設計のプリンター構造により「DE100-XD」の1.3倍となるプリント枚数40万枚のプリンター本体耐久性を実現。本体交換の投資抑制やメンテナンス作業の削減が可能です。さらに本体サイズが約30%小型化したことにより限られたスペースにも設置できます。

インク容量を「DE100-XD」の200mlから250mlに増量。お客さまのインク交換のオペレーション効率向上をサポートします。また、パウチ型のインクサプライユニットを採用することで、従来のカートリッジ型と比較して廃棄量のさらなる削減に貢献します。

• * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合（生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等）がありますのでご了承ください。