富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、レンズ一体型遠望カメラ「SXシリーズ」の新たなラインアップとして、「FUJIFILM SX400」(以下、「SX400」)を2026年2月上旬より発売します。
「SX400」は、シリーズで最も明るい新開発のF2.8のレンズを搭載し、暗所など光量が少ない撮影環境下でも光をカメラに効率的に取り込めるため、感度を上げることで発生するノイズ影響を抑え、夜間でも対象を鮮明に撮影できます。
また1/1.8型の有効イメージサイズ*1に対応し、広角12.5mmから望遠400mmの幅広い焦点距離をカバーする光学32倍ズームを備えながら、全長約300mm、重量約3.9kgと小型軽量ボディを実現しました。国境や港湾の監視やインフラ設備の点検など、従来の据え付け型の運用に加え、近年ニーズが高まる、車両や船舶などに搭載するモバイル型の運用や、建設現場やイベント会場などに持ち運び、臨時で設置する監視カメラとしての運用などさまざまな用途に柔軟に対応します。
高倍率ズームの監視カメラは、国境、森林、空港、港湾、高速道路などの遠方監視のほか、社会インフラの老朽化や点検業務の人手不足を背景に、遠隔点検への活用も進んでいます。当社は、長年培ってきた光学技術と画像処理技術を結集し、レンズ一体型遠望カメラ「SXシリーズ」を2019年より発売しています。現在、焦点距離20mm~800mmをカバーする光学40倍ズームが可能な「FUJIFILM SX800」と、広角40mm~1600mmをカバーする「FUJIFILM SX1600」を発売し、ラインアップを拡充しています。「SXシリーズ」は、高速高精度のAFと防振システムにより数km離れた対象物でも鮮明な映像で瞬時にとらえられると好評いただいています。
「SX400」は、当社がこれまでに培った4K/8K対応放送用レンズやシネマカメラ用レンズの光学技術を活用し、「SXシリーズ」で最も明るい新開発F2.8レンズの搭載により夜間など暗い環境下でもノイズの少ないクリアな映像で対象をとらえることができます。またレンズとカメラを一体開発することでサイズの最適化を図り、広角12.5mmから望遠400mmまでの焦点距離をカバーする光学32倍ズームと、全長約300mm、重量約3.9kgという軽量コンパクトボディを両立しました。これにより従来の据え付け型だけではなく、カメラを常設できない場所へも容易に持ち運ぶことができ、柔軟な運用を実現します。
当社は、幅広いレンズ製品の開発で培った独自の光学技術と、デジタルカメラ「GFXシリーズ」「Xシリーズ」で採用している最先端の画像処理技術を駆使し、今後もお客さまや市場のニーズにこたえる画期的な製品の開発に取り組んでいきます。
- *1 イメージセンサー上で映像記録に用いられる範囲。
記
| 製品名 | 発売日 | 価格 |
|---|---|---|
| レンズ一体型遠望カメラ「FUJIFILM SX400」 | 2026年2月上旬 | オープン価格 |
広角12.5mmから望遠400mm(水平画角31.8°から1.0°)の焦点距離に対応した光学32倍ズームレンズを搭載。幅広い焦点距離をカバーしながらも、全長約300mm、重量約3.9kgの小型軽量ボディを実現しました。据え付け型の運用だけでなく、小型軽量のボディを生かし、車両や船舶などに搭載した運用や、可搬型の監視・点検システムの構築など多様な用途に使用可能です。
新開発したSXシリーズで最も明るい開放F2.8のズームレンズを搭載。独自の光学設計で、焦点距離12.5mmから200mmまでF2.8の明るさを保つことができます。夜間など、暗い場所であっても、ノイズの少ないクリアな映像を提供します。
- 光学式防振機能(OIS)と電子式防振機能(EIS)の協調制御を可能とした富士フイルム独自の防振システムを採用することで、より微細な振動を瞬時にとらえ、遠望撮影でも、足場の揺れや風による映像のブレを抑え安定した映像撮影を実現します。
- 防振機構に独自開発の「セラミックボールローラー方式」を採用。防振時の摩擦抵抗を極限まで低減し、高い応答性と優れた耐久性を実現します。さらに、高性能ジャイロセンサーにより検出した微小な振動をタイムラグなく検知し、的確に補正することができます。
後群の小径レンズを高速で駆動させる「リアフォーカス方式」を採用することで、フォーカス群を大幅に軽量化。さらにCMOSセンサーの位相差画素が入射光のズレに応じて被写体までの距離を測定し素早くピントを合わせる「像面位相差AF」と、画像のコントラストを検出し高精度にピント合わせを行う「コントラストAF」を組み合わせることで、最短約0.1秒の高速・高精度なAFを実現します。
優れた陽炎・霞軽減機能を標準搭載。空気中の水滴や塵などにより靄が掛かったような映像や空気中の温度差で発生する被写体の「揺らぎ」を、独自の画像処理技術によって低減。また内蔵する可視光カットフィルタと併用することで、霧・靄発生時でもよりクリアに撮影できます。
レンズとカメラを一体開発することで、光軸やフランジバックの調整、さらにレンズで発生する色のにじみ(倍率色収差)などを抑えるための調整が不要となり、カメラ設置前の作業を効率化できます。また、カメラ背面に電源や操作系をまとめたことで、複雑なケーブル接続が不要となり、設置時の作業工数を大幅に削減できます。

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富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
富士フイルム株式会社
イメージングソリューション事業部 プロフェッショナルイメージンググループ
- * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。













