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富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、国際原子力機関(本部:オーストリア ウィーン、事務局長:ラファエル・マリアーノ・グロッシー、以下、IAEA)と医用画像技術・人材育成を通じたがん医療の基盤強化に向けた協力を合意しました。
今回の協力は、IAEAが推進するがん対策の国際的な取り組み「Rays of Hope」*1のもと、低・中所得国を中心に、がんの早期発見や適切な診断を可能にする医療体制を整備することを目的としています。具体的には、早期の医用画像診断の重要性に関する啓発活動の展開、医療従事者の育成のための教育・トレーニングの実施、当社の医療機器およびソフトウェアの提供などを通じた、医療の質とアクセスの向上を推進します。
また、富士フイルムは、IAEAが各国に保有する教育・診療拠点(アンカーセンター)と連携し、当社の医療機器や関連技術の導入支援に加え、医師や診療放射線技師を対象としたトレーニングプログラムの展開にも取り組みます。さらに、医用画像分野における研究活動や診断精度の向上に資する活動にも協力し、がん医療の体制確立に貢献していきます。
ラファエル・マリアーノ・グロッシー IAEA事務局長(右)
後藤 禎一 富士フイルムホールディングス株式会社 代表取締役社長・CEO(左)
世界では、医療機器や専門人材の不足などにより、がんの早期発見や適切な診断・治療を受けられない地域が多く存在しています。IAEAは、放射線医療分野における国際機関として60年以上にわたり各国のがん医療体制の強化を支援しており、近年は「Rays of Hope」イニシアチブを通じてその取り組みを加速させています。富士フイルムはこれまで、マンモグラフィをはじめとする医療機器の提供やトレーニング活動を世界各地で展開してきました。また今年度には、IAEAの支援のもと、富士フイルムのマンモグラフィがアフリカ26か国の医療機関に導入される予定です。当社は今後も、新興国における医療課題や現場のニーズに則した支援の実績と知見を生かし、がん医療分野へのさらなる貢献を目指します。
当社は、医療分野で培ってきた技術とグローバルでの実績を基盤に、事業を通じて世界の医療課題の解決に貢献することを重要な使命としています。今回、IAEAとの協力により、医用画像技術と人材育成の両面から、がんの早期発見と診断体制の強化に寄与できることを大変意義深く感じています。今後もさまざまな医療現場のニーズにこたえ、検査の効率化と医療の質の向上を図ることで、人々の健康の維持・増進に貢献していきます。
今回の協力により、富士フイルムとともに、診断用画像機器や専門人材へのアクセスが限られている国々におけるがん医療の強化に向けて連携できることを歓迎します。IAEAは、「Rays of Hope」イニシアチブを通じて、特に低・中所得国におけるがん医療サービスへのアクセス拡大を推進しています。今後、富士フイルムの医用画像および人材育成に関する専門性と、IAEAのグローバルネットワークを組み合わせることで、がんの早期発見と正確な診断の強化に向けた取り組みをさらに加速させていきます。
- *1 IAEAが推進するがん対策の国際的な取り組みで、低・中所得国を中心に、放射線治療や医用画像分野における医療体制の整備・拡充を支援するもの。医療機器の導入、人材育成、研究・イノベーションの推進に加え、地域の中核拠点であるアンカーセンターの機能強化を通じて、がんの診断・治療の質とアクセスの向上を目指す。
富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
富士フイルム株式会社
メディカルシステム事業部 モダリティーソリューション部
- * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。













