富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサー*1を搭載したミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」の新たなラインアップとして、「フジノンレンズ GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」(以下、「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」)を7月23日より発売します。

「フジノンレンズ GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」

映像制作用カメラ「FUJIFILM GFX ETERNA 55」装着時
「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」は、19-35mm(35mm判換算:15-28mm相当)の焦点距離を持ち、映像制作に適したフォーカスやズームリングの操作性と高い品位を両立した「GFレンズ」2本目の電動パワーズームレンズ*2です。多くの映像制作現場で好評をいただいているシネマカメラ用ズームレンズ「Premistaシリーズ*3」の操作性とデザインを継承しつつ、電動パワーズームに最適化されたレンズ構成やDCモーターを採用することで質量約2.1kgの軽量設計を実現。映像制作用カメラ「FUJIFILM GFX ETERNA 55」(以下、「GFX ETERNA 55」)との組み合わせにより、高品位かつ効率的な映像制作に貢献します。
近年、映像制作の現場では、「省力化」と「高品質化」の両立が求められています。「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」は、昨年9月に発表した「フジノンレンズ GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」(以下、「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」)よりも広角域をカバー。壮大な大自然の撮影や、手前に立つ人物を際立たせた奥行き感のあるダイナミックな撮影など高品質な映像表現を実現します。「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」と「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」の2本のレンズラインアップにより、超広角から標準域での撮影が可能となります。また、これら2本は全く同じ外形寸法で設計されています。共通のアクセサリーを使用できるため、レンズ交換時の作業効率を高め、特に少人数の映像制作現場でも機材の組み替えを容易に行うことができます。
「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」は、収差を極限まで低減させることで、ズームレンズながら単焦点レンズと同等の高い解像力を実現。「GFX ETERNA 55」と組み合わせることで、高い階調性能と緻密な描写性能を最大限に生かした質の高い映像表現ができます。また、ズーム全域でT3.5という明るい開放値を維持し、制作者の意図に応じた細やかな露出調整が可能です。さらに、一つの作品内で「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」と「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」を併用して撮影した場合でも、色やトーンの統一性を保った画作りが可能。ポストプロダクションにおいても調整作業を簡素化でき、より効率的な制作をサポートします。
「GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」は、「GFX ETERNA 55」および「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」との併用によって、必要最低限の機材で人手を抑えた撮影スタイルを確立し、制作の自由度を大幅に広げるなど、映像制作の新たな可能性を切り拓きます。
- *1 対角線の長さが54.8mm(横43.8mm×縦32.9mm)で、35mm判の約1.7倍の面積を持つイメージセンサー。
- *2 電動パワーズーム制御は、「GFX ETERNA 55」ではカメラ本体およびレンズから操作可能。「GFX100 II」ではレンズからの操作のみ対応。
- *3 「Premista」シリーズは、ハイクオリティな映像制作を可能とする、ラージフォーマットセンサー搭載のシネマカメラに対応したズームレンズ。広角・標準・望遠タイプをラインアップ。
記
| 製品名 | 発売日 | 希望小売価格 |
|---|---|---|
| 「フジノンレンズ GF19-35mmT3.5 PZ OIS WR」 | 2026年7月23日 | オープン |
- 19-35mm(35mm判換算:15-28mm相当)の焦点距離を備え、超広角から広角域までをカバーする電動パワーズームレンズです。「GFX ETERNA 55」と組み合わせることで、カメラ側での電動ズーム操作が可能です。
- EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚を含む15群23枚の贅沢なレンズ構成を採用。各レンズの特性を最大限に生かした配置にすることで、収差を効果的に抑制。これにより、ズーム全域でT3.5の明るさを保ちつつ、高い解像性能を維持したまま小型化を実現しました。
EDレンズ4枚、非球面レンズ3枚を含む15群23枚のレンズ構成を採用
- 長年にわたり培ってきたシネマレンズの加工技術でレンズを薄肉化するとともに、リアフォーカス方式を採用することで、ラージフォーマット対応の電動ズームレンズでありながら全長約222mm、質量約2.1Kgの小型・軽量設計を実現。
- フォーカス、ズーム、絞り(アイリス)を独立してマニュアル操作できる3連リングを搭載し、すべての操作リングにこれまでのFUJINONシネレンズと同一の0.8M(モジュール)ギアピッチ*4を採用。フォローフォーカスやレンズモーターなど、映像制作に欠かせない標準的な周辺アクセサリーを使用できます。
- フォーカスリングは200度の幅広い回転角を採用。被写界深度の浅いシーンでも、滑らかなトルクによる精緻なフォーカシングが可能です。
- 「GFX ETERNA 55」カメラ本体や同梱ハンドルのマルチファンクションダイヤルからフォーカス、ズーム、絞り(アイリス)の操作が可能。さらに「GFX ETERNA 55」で定速フォーカスおよび定速ズーム設定にも対応し、ワンマンオペレーションをサポートします。
- 「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」と全く同じ外形寸法で設計。共通のアクセサリーを用いてリグを組むことができるほか、ズームやフォーカスの操作性も「GF32-90mmT3.5 PZ OIS WR」と統一されています。
- *4 操作リングに刻まれた歯車の歯と歯の間の距離。
- レンズに斜め方向から進入する光によって発生するフレアやゴーストを抑えるナノGIコーティング技術を採用し、反射ロスを低減するとともに光の透過率を高め、クリアな描写性能を実現しています。
- 当社独自の光学設計技術とレンズ筐体の内部構成を最適な位置に配置することで、フォーカシング時に発生する急激な画角変動(ブリージング)を抑制し、構図の安定性を高めます。
- 円形に近い絞り(アイリス)形状を実現する13枚の絞り羽根を採用。開放から少し絞った位置でもボケの円形度を維持し、薄暗い屋内外の点光源などを生かした美しいボケ味をお楽しみいただけます。
- 手ブレのセンシング精度の向上と、手ブレ補正機構の設計を最適化し、より強力な手ブレ補正を実現。ジンバルを用いた手持ち撮影などで広角レンズならではのパースを効かせたダイナミックな映像表現が可能です。
- フォーカス、ズーム、絞り(アイリス)の各リング操作に応じてダイレクトにモーターを高速駆動させることで、リング操作への追従性と指標位置精度の両方を高次元で両立しました。


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富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ
富士フイルムデジタルカメラサポートセンター
- * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。













