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ホーム 最新のお知らせ お知らせ 圧力画像解析装置「プレスケールステーションA3」新発売

2026年7月22日

圧力測定フィルムの読取・解析・保存をワンストップで実現する専用ステーション

圧力画像解析装置「プレスケールステーションA3」新発売

A3サイズ対応により、半導体業界で主流の12インチ(φ300mm)ウエハーの圧力検査が可能

富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、圧力測定フィルム「プレスケール」*1専用の圧力画像解析装置「プレスケールステーション」のA3サイズ対応モデル「プレスケールステーションA3」を2026年7月22日に発売します。

今回、新たにA3モデルをラインアップに加えたことで、現行のA4サイズ対応モデルと合わせて、より幅広いサイズの圧力検査に対応できるようになりました。半導体・電子部品業界をはじめ、自動車、電池等、各業界の工業製品における製造工程など幅広い分野において、圧力検査の効率向上と品質管理強化をサポートします。

圧力画像解析装置「プレスケールステーションA3」

「プレスケール」は、接触した物同士の圧や面圧のバランス・分布を可視化できるフィルムで、当社がグローバル市場シェアトップです。圧力が加わると赤く発色し、その濃淡により圧力の大小を視覚的に確認できます。

「プレスケールステーション」は、圧力により発色した「プレスケール」の画像を高解像度FAカメラ(Factory Automation Camera)*2で読み取ることで圧力の定量化を実現する装置です。誰でも簡便かつ高精度にデータを解析・保存可能で、昨年10月のA4モデル発売以降、特に半導体や電子部品業界における圧力検査の効率向上や品質管理強化に貢献しています。

昨今、製造プロセスの高度化や品質保証・トレーサビリティの高まりに伴い、各種製造工程における圧力検査の重要性が増しています。特に半導体分野では、ウエハーやチップを接合する「ウエハーボンディング」工程や、完成したチップを保護・実装する「パッケージング」工程において、接合および封止の精度・安定性に対する要求が一層高まっています。

今回発売する「プレスケールステーションA3」は、半導体の製造で現在主流の12インチ(φ300mm)のウエハーの面圧を測定した「プレスケール」の画像を解析可能です。今年6月に発売したウエハー形状の「円形プレスケール」*3の読み取りにも対応しています。発色した「プレスケール」の画像を高解像度FAカメラとLEDを内蔵した装置で読み取り、当社が培ってきた高度な画像処理技術と光学技術を融合したシステム設計により、圧力データを効率的に解析・保存できます。また、お客さま独自の検査基準に基づく自動合否判定機能により、読取・解析・判定・記録までの工程を一元化。ワークフロー改善により製造現場での量産工程における設備メンテナンスの時間短縮や品質の向上に貢献します。今後も、お客さまのニーズに応じた機能追加やソフトウェアアップデートを継続的に実施し、より高度な解析や利便性向上を図ることで、製造現場の検査業務を支援していきます。

当社は、これまで培ってきた技術を生かし、これからも製造現場における高精度・効率的な検査ワークフローの構築を支援、業務のデジタル化を推進することで、お客さまの製造現場の検査効率向上や品質管理強化に貢献していきます。

  • *1 当社の精密塗布技術とマイクロカプセル技術を活用して、圧力や面圧のバランス、分布を簡単に可視化できるフィルム。
  • *2 製造工程において画像処理や監視を行うために使用される産業用カメラ。
  • *3 半導体製造工程における圧力検査向けに、ウエハー形状に合わせた円形タイプの「プレスケール」


1. 製品名・発売日・価格
製品名 発売日 標準ユーザー渡し価格
プレスケールステーションA3 2026年7月22日 オープン価格
2. 主な特長
(1)検査(読取・解析・保存)をワンストップで行い、圧力を“見える化”する圧力画像解析装置

「プレスケールステーションA3」は、圧力測定フィルム「プレスケール」の発色を高解像度FAカメラで読み取り、パソコンで圧力データを解析・保存できる装置です。高精度な読取により、微細な圧力分布まで詳細に可視化。目視検査では見逃されがちな圧力ムラも、数値と画像で明確にとらえられます。A3サイズまでの圧力検査に対応し、半導体の製造で現在主流の12インチ(φ300mm)のウエハーの面圧を測定した「プレスケール」の解析が可能です。読み取った画像はパソコン上に圧力分布マップとして表示され、圧力の分布状況を色や数値で確認できます。また、最大値・最小値・平均値などの解析結果の表示や、任意領域の評価、検査結果の保存が可能です。これにより、誰でも簡単に圧力状態を定量的に評価できます。さらに、検査枠のグループ化や荷重中心の解析など、新たな機能も追加搭載予定です(A3サイズ/A4サイズともに2026年8月追加予定)。

「プレスケール」の発色画像を読み取り、解析・保存する検査プロセス(イメージ)

「プレスケール」画像に対して、解析したい範囲の検査枠をグループ化(青枠)し、荷重中心の解析(青点)を行っている様子(イメージ)

(2)安定した読取環境を確保し、シンプルなワークフローと自動判定で圧力測定を効率化

「プレスケールステーション」は、装置の遮光構造と光学設計により、照明条件に左右されない安定した読取環境を実現。外部光の影響を排除することで、毎回同じ条件での圧力測定が可能になります。半導体製造工程で使用されるイエローライト環境下でも安定した画像の読み取りができます。

また、あらかじめ任意のしきい値を設定することで、設定した基準に基づいて圧力検査(合否判定)を自動で実施。人による判断のばらつきを防ぎ、検査工程の効率化と標準化を実現するとともに、製造現場のDXを支援します。

(3)データ保存でトレーサビリティを確実に支援

「プレスケール」の読取画像・解析画像・圧力マップ・計測結果などをパソコンに保存でき、検査履歴の管理や品質保証資料の作成に活用可能で、製造現場の品質管理体制をより強固なものにします。

3. 製品仕様
製品名

「プレスケールステーションA3」

適用プレスケール

プレスケール(5LW~LW)、高温用プレスケール100(LLLW~LW)、高温用プレスケール200(LLLW~LW)

主な機能

各種圧力測定、自動判定機能、データ出力機能

読取サイズ

A3(最大読取サイズ:縦451mm、横321mm)

消費電力

約56W

サイズ

幅67cm、高さ65cm、奥行85cm

重量

約27kg

4. 「プレスケール」関連サイト

「プレスケール」の総合カタログや活用事例は、以下よりご覧いただけます。

お問い合わせ
報道関係

富士フイルムホールディングス株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

「プレスケール」「プレスケールステーション」について

富士フイルム株式会社
アドバンストファンクショナルマテリアルズ事業部 計測ソリューション

E-mail: prescale-info@fujifilm.com

  • * 記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。