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ニュースリリース

2026年9月17日

富士フイルムとタタ・エレクトロニクス社
インドでの半導体材料エコシステム構築の加速に向けた協力を合意

富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)とエレクトロニクス製造業界大手のTata Electronics Private Limited(本社:インド タミル·ナードゥ州、CEO 兼 マネージングディレクター:ランディール・タークル(Randhir Thakur)博士、以下、タタ・エレクトロニクス社)は、インドでの半導体材料の生産体制およびサプライチェーンの構築に向けた提携の強化に関する基本合意書(MOU)を締結しました。富士フイルムは、インド初の半導体前工程製造工場や、大規模な半導体後工程製造工場の建設を進めているタタ・エレクトロニクス社のニーズに合わせた半導体材料を開発・提供することで、インドでの半導体材料エコシステム構築のさらなる加速に貢献していきます。

富士フイルムは、2025年5月にタタ・エレクトロニクス社と、インドでの半導体材料の生産体制およびサプライチェーンの構築に向けた提携に関する基本合意書(MOU)を締結。タタ・エレクトロニクス社のニーズに合った半導体材料を開発・提供して同社の半導体製造工場の立ち上げを支援するとともに、インドでの半導体材料工場の設立や原材料の調達に向けた検討をこれまで進めてきました。
今般、富士フイルムとタタ・エレクトロニクス社は、両社の提携を一層加速・強化する基本合意書を締結。富士フイルムは、現地化学メーカーへ技術支援を行い、半導体向けに求められる高品質な原材料の生産を後押しすることで、原材料の調達から生産までをインドで行う半導体材料サプライチェーンの構築に取り組みます。また、富士フイルムは、タタ・エレクトロニクス社が半導体前工程製造工場の建設を進めているインドのグジャラート州ドレラ特別投資地域に、半導体材料工場を設立します。約80億ルピー(約130億円)を段階的に投じて、現地での生産体制を構築。タタ・エレクトロニクス社の近くで生産し「地産・地消」の安定供給を実現することに加え、開発・生産・品質管理でも近傍から顧客をサポートする「地援」を推進することで、同社を支援していきます。

タタ・エレクトロニクス社 CEO 兼 マネージングディレクター ランディール・タークル(Randhir Thakur)博士のコメント

タタ・エレクトロニクス社は、インドにおいて強靭で世界トップクラスの半導体製造エコシステムの構築に取り組んでいます。富士フイルムとの戦略的提携は、当社のドレラ工場向けの半導体材料サプライチェーンを強化するうえで重要な一歩です。富士フイルムの先端半導体材料に関する知見と、当社が掲げる強固な製造基盤の構築というビジョンを融合させることで、当社は、世界中の顧客に対するサプライチェーンのレジリエンスを向上させ、エコシステムの構築を加速させるとともに、半導体製造において信頼される世界的ハブになるというインドの構想を支援します。これは、インドおよび世界中の顧客への安定供給を実現する半導体バリューチェーンを築くうえで、大きな前進となるでしょう。

富士フイルムホールディングス株式会社 代表取締役社長・CEO 後藤 禎一のコメント

富士フイルムは、半導体材料事業を富士フイルムの成長を牽引する主要事業と位置づけており、今後大きな成長が見込まれるインドの半導体関連市場を、さらなる事業拡大に向けた重要な市場ととらえています。インドにおける半導体エコシステムの形成に向けて中心的役割を担っているタタ・エレクトロニクス社と、前工程から後工程まで半導体製造工程の多くをカバーする幅広い半導体材料を持つ富士フイルムの提携は、同国の半導体産業の発展に重要な役割を果たすと確信しています。

富士フイルム株式会社 取締役 専務執行役員 エレクトロニクスマテリアルズ事業部長 岩﨑 哲也のコメント

2025年5月に提携したMOUをさらに加速・強化させる本提携を通じて、インドが掲げる先端製造業および技術分野の強化というビジョンの実現に貢献できることを大変嬉しく思います。富士フイルムは、フォトレジストや、フォトリソグラフィ周辺材料、CMPスラリー、ポストCMPクリーナー、薄膜形成材、ポリイミドをはじめとした感光性絶縁膜材料「ZEMATES(ゼマテス)」、高純度プロセスケミカルなど、半導体製造の前工程から後工程までのプロセス材料や、イメージセンサー用カラーフィルター材料をはじめとした「Wave Control Mosaic」を提供するグローバルサプライヤーです。この提携が、インドにおける優れた半導体材料エコシステムの発展に寄与すると確信しています。

タタ・エレクトロニクス社は、約9,100億ルピー(約1兆5,000億円)を投じてインドのグジャラート州ドレラに半導体工場の建設を進めています。この300mm(12インチ)半導体工場では、28nmから110nmのプロセスノードの半導体チップを製造し、自動車やモバイル機器からAIまで幅広い用途向けに供給する予定です。本工場の建設は急ピッチで進んでおり、富士フイルムをはじめとする主要なエコシステムパートナーとの戦略的提携は、半導体産業においてタタ・エレクトロニクス社が主導的地位を確立するうえで、極めて重要な役割を果たします。

富士フイルムは、最先端からレガシーノードまで半導体製造プロセスのほぼ全域に豊富な製品ラインアップの製品を提供し、日米欧アジアに製造拠点を有するグローバルな安定供給体制や高い研究開発力を生かしたワンストップソリューションを提案することで、顧客の課題解決に取り組み、半導体産業の発展に貢献していきます。

お問い合わせ
報道関係

富士フイルムホールディングス株式会社 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ

その他

富士フイルム株式会社 エレクトロニクスマテリアルズ事業部

E-mail:shm-ff-em_inquiries@fujifilm.com

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