富士フイルム株式会社(社長:後藤 禎一)は、35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサー※1を搭載したミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」の最新の開発ロードマップを公開します。今回の開発ロードマップでは、「GFレンズ」において最広角の撮影領域をカバーするズームレンズをはじめ、豊かなボケ味による描写が可能な大口径標準単焦点レンズや、建築写真・広告写真などの撮影に最適なチルトシフトレンズの3本を新たに加えます。「GFレンズ」のラインアップを17本に拡充し、ラージフォーマットセンサーによる超高画質撮影の領域をさらに拡大します。
今回新たにロードマップに加えた交換レンズ
➀ 超広角ズームレンズ
「GFレンズ」において最広角となる焦点距離20mm(35mm判換算:16mm相当)から、同35mm(同:28mm相当)までの撮影領域をカバーするズームレンズです。画像中心部から周辺部まで圧倒的な解像力を発揮するため、被写体の細部をとらえたシャープな描写を可能とします。超広角の画角を生かし、広大な背景を取り入れたダイナミックな写真表現をお楽しみいただけます。
➁ 大口径標準単焦点レンズ
焦点距離55mm(35mm判換算:44mm相当)の大口径標準単焦点レンズです。今年2月に発売した「フジノンレンズ GF80mmF1.7 R WR」と同様に、極めて明るい開放F値1.7を実現。ラージフォーマットセンサーならではの浅い被写界深度との組み合わせにより、豊かなボケ味を生かした描写を可能とします。
➂ チルトシフトレンズ
ピントの合う範囲を意図どおりに調整できるチルト機構と、高い建築物等の撮影時に生じる歪みを補正するシフト機構を備えたレンズです。広告などのコマーシャルフォトに最適で、プロの撮影現場のニーズにこたえます。
当社は、本日、使用頻度の高い焦点距離を備えた小型軽量ズームレンズ「フジノンレンズ GF35-70mmF4.5-5.6 WR」の発売を発表しました。本製品や今回ロードマップに示した3本を加えた充実のレンズラインアップで、写真の素晴らしさや写真を撮る悦びを提供していきます。
- ※1 対角線の長さが55mm(横43.8mm×縦32.9mm)で、35mm判の約1.7倍の面積を持つイメージセンサー。
「GFXシリーズ」用交換レンズの開発ロードマップ
![[画像]「GFXシリーズ」用交換レンズの開発ロードマップ](https://asset.fujifilm.com/www/jp/files/2021-08/8f6b2b4ae07552b92ae4b98f47d0a92b/news_6850_01.jpg)
今回新たにロードマップに加えたレンズを緑色の枠で示しています。
- ※ 最終的な製品外観とは異なります。
- ※ 上記ロードマップは、2021年9月時点のものです。製品の仕様は、変更となる場合があります。
- ※ 括弧内の焦点距離は35mm判換算の数値です。
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