富士フイルムビジネスイノベーションでは、複合機やプロダクションプリンターの出力画像品質(画質)を安定化させる取り組みとして、「リモート画質診断」を提供しています。リモート画質診断は、お客様から送信いただく診断チャートの画像データに基づき、診断システムが自動で画質を分析し、カストマーエンジニアが分析結果を保守作業に活用することで、画質安定化と機械の安定稼働を導きます(図1)。
複合機やプロダクションプリンターの画像読取装置で読み取られた診断チャートは、当社のリモート画質診断システムにネットワーク経由で送信されます。送信の際、リモート画質診断専用の二次元コードが印刷された診断チャートの画像データのみが送信されるため、誤ってお客様の画像が送信されることはありません。また、リモート画質診断システムとの通信には、HTTPS(TLS)を使用して暗号化通信を行います(図2)。通信の起動は必ず複合機/プリンター側から行われ、システム側から通信を起動することはありません。
診断チャートを受信したリモート画質診断システムでは、当社のSIQA*1診断技術によって高度な画像解析を行い、画質の基本要素となる、色、濃度、階調の状態を独自アルゴリズムで確認し、不良の原因箇所を自動で診断します(図3)。
- *1 SIQA:Simple Image Quality Adjustment
システムの診断結果に基づき、カストマーエンジニアは最適な修復方法を準備して訪問し、画質トラブルを早期に解決することで、お客様の業務への影響を最小限に抑えます。
また、診断結果と保守実績を時系列に蓄積・評価することで、各機械に最適な保守作業を定期的に実施し、画質の安定化に貢献します。









