富士フイルムグループは、グループパーパス「地球上の笑顔の回数を増やしていく。」のもと、長期CSR計画「Sustainable Value Plan 2030(以下、SVP2030)」を掲げ、「環境」「健康」「生活」「働き方」の4つの重点分野に加え、「サプライチェーン」「ガバナンス」を基盤として、事業を通じた社会課題の解決と、持続可能な社会の実現への貢献を目指しています。私たち富士フイルムビジネスイノベーションは創業以来、コミュニケーションを通じて社会やお客様の課題解決に取り組んできました。そして、お客様の業務変革や成長を支えることが、社会課題の解決と新たな価値の創出につながるという考えのもと、事業を展開しています。SVP2030において、当社は特に「環境」と「働き方」を重点領域と位置づけています。事業を通じてこれらの課題解決に取り組み、新たな価値創造を目指します。
「環境」への取り組みにおいて、商品とサービスをグローバルに提供する当社にとって、サプライチェーン全体での環境負荷低減は喫緊の課題です。富士フイルムグループでは、「気候変動対策」や「省資源・資源循環」といった商品の環境価値を評価し、環境負荷低減に優れた商品を認定する『富士フイルムグループ「Green Value Products」認証制度』を設け、開発段階から、環境配慮設計の仕組みに基づいた商品開発を推進しています。さらに当社では自社商品の環境性能向上だけでなく、お客様の業務プロセスやオフィス環境の最適化を支援することによって、お客様の事業活動における環境負荷低減にも貢献しています。資源循環の取り組みでは、1995年に全社リサイクル方針「限りなく『廃棄ゼロ』を目指し、資源の再活用を推進する」を制定しました。2000年には、業界で初めて、日本国内において回収した商品の「廃棄ゼロ(再資源化率99.5%以上)」を達成し、現在も継続しています。2030年度までに新規資源投入率60%以下を目指し、今後も商品のライフサイクル全体での環境負荷低減を推進していきます。
「働き方」領域においては、「働く人の生産性向上と創造性発揮を支援するソリューション・サービスの提供による、組織と社会のイノベーション創出への貢献」を目標に掲げています。円滑なコミュニケーションを通じてお客様のビジネス価値向上に貢献するとともに、一人ひとりが創造性を発揮できる社会の実現を目指しています。富士フイルムグループのAIをはじめとする先進技術を活用した商品・サービスの提供で「ビジネスDX」を推し進めることにより、付帯業務からの解放にとどまらず、誰もが本来取り組むべき付加価値の高い業務に注力し、場所や時間の制約を超えて、個々の能力をより発揮できる環境を構築していきます。
グローバルな社会課題が複雑化する中、私たちは、富士フイルムグループのガバナンスのもと、サプライチェーン全体での環境負荷低減と人権の尊重に取り組むとともに、多様なステークホルダーとの共創による新たな価値創出を推進しています。社会やお客様の課題解決への取り組みを通じ、一人ひとりが創造性を発揮し、自分らしく活躍できる持続可能な社会の実現に貢献していきます。
富士フイルムビジネスイノベーションは、これからも「ビジネスイノベーションパートナー」として、先進技術と知見を結集し、世界中に「笑顔」が広がる未来を切り拓いてまいります。
2026年10月
代表取締役社長 浜 直樹









