富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社(本社:東京都江東区、取締役社長:旗生 泰一)は、量産開始前の開発・生産現場に分散する設計・製造データを3Dモデル上で統合・一元管理するクラウドサービス「3DWorks(スリーディーワークス)」の販売および導入支援体制のさらなる強化を図るため、株式会社電通総研(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩本 浩久、以下「電通総研」)と販売代理店契約を締結しました。
「3DWorks」は、2025年9月に提供を開始した、量産試作工程における開発部門と生産部門のすり合わせ業務の効率化を目的としたクラウドサービスです。製造業向け3DCADツールの提供において豊富な実績と知見を有する電通総研との連携により、3Dモデル(3DAモデル)*1を、設計・製造・検査・保守など製造プロセス全体で一気通貫に活用するMBE(Model Based Enterprise)を現場で実践するための導入・運用支援が可能となり、製造業のお客様の業務変革に貢献していきます。
量産開始前の量産試作工程では、金型トライ(試作・測定・修正)を繰り返しながら、開発部門と生産部門が製品仕様や製造条件をすり合わせ、量産に向けた最終調整を行います。一方で、設計情報・測定結果・検査表・不具合対応履歴が分散管理され、関係者が同じ情報を同じ視点で確認しにくいことから、金型トライの長期化、合意形成の遅れ、類似不具合の再発といった課題が顕在化しています。
当社は、こうした課題に対し「3DWorks」を提供し、3Dモデル(3DAモデル)を情報の起点として関連データを統合・一元管理することで、量産試作工程における現場の意思決定を支援する基盤の提供を目指しています。
電通総研は、これまで長年に渡り、国内製造業を対象に、製品製造情報が付加された3Dモデル(3DAモデル)を製品設計・製造・検査・保守などの製造プロセス全体で活用するMBEソリューションの開発・提供に取り組んできました。本連携により、量産試作工程における現場の意思決定を支援する「3DWorks」と電通総研のMBE に関する知見と実績を組み合わせ、設計から製造、検査、サプライチェーン全体にわたる3Dモデル(3DAモデル)の現場活用を一気通貫で支援します。
- 3Dモデル流通基盤の構築:
電通総研が豊富な提供実績を持つ「Siemens NX」をはじめとする各種CADツールで作成された3Dモデル(3DAモデル)を、生産部門やサプライヤーを含む関係者へ円滑に展開する基盤として「3DWorks」を活用し、サプライチェーン全体での3Dモデル活用を促進します。 - 試作工程における意思決定の高速化:
製品設計後の試作工程において、試作部品の測定データを3Dモデル上に統合し、設計値との差異を矢印や色で可視化することで、部門間・企業間での修正検討や合意形成を迅速化します。 - ナレッジ蓄積による品質・開発力の向上:
不具合の原因や対策内容、判断結果を3Dモデルとして蓄積・共有することで、類似不具合の再発防止や製品開発スピード、品質の向上に寄与します。
当社は今後も、「3DWorks」の提供を通じて、量産開始前の開発・生産プロセスにおける業務効率化と品質向上を支援するとともに、電通総研との連携により、国内製造業におけるMBEの実践と定着を推進していきます。現場に根ざしたDXパートナーとして、お客様の業務変革と持続的な競争力強化に貢献してまいります。
- *1 3D CADで作成した形状データに、寸法、幾何公差、表面粗さ、注記などの「製造情報(PMI)」を直接付加した「注釈付き3Dモデル」のこと
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