富士フイルムビジネスイノベーション
ホーム ソリューション お客様導入事例 導入事例:院内ネットワークデバイスの詳細情報や稼働率データを自動収集。セキュリティー強化に加え、資産管理の精度向上も実現(石巻赤十字病院 様)

導入事例石巻赤十字病院 様

院内ネットワークデバイスの詳細情報や稼働率データを自動収集。セキュリティー強化に加え、資産管理の精度向上も実現

導入ソリューション:IT Expert Services IoMTデバイス マネジメントサービス

事例の概要 事例の詳細
事業内容を教えてください

日本赤十字社の医療事業を担う、病床数460床の総合病院です。宮城県北東部に位置する中核病院として、「世界一強く、そして、優しい病院」を目指しています。当院が属する石巻医療圏で唯一の救命救急センターが設置されているなど、地域医療の最後の砦として活動しています。

導入の決め手を教えてください

各種ツールに関する情報収集や検討をしている中で、富士フイルムビジネスイノベーション(以下「富士フイルムBI」という)からコンタクトを受け、「ネットワークデバイスの可視化とセキュリティーリスクの管理を一元的に提供し、医療機関のセキュリティー対策の強化に貢献するサービス」として紹介されたのが、今回導入した「IT Expert Services IoMTデバイスマネジメントサービス」(以下「IoMTサービス」という)でした。これまで、富士フイルムBIとは多くの取引はありませんでしたが、ITの世界は日進月歩であり、当院にとって有益なツールであれば積極的に検討したいと考えました。
まず、説明を受けて感じたのが、ツールの分かりやすさ、使いやすさでした。インターフェースも初見で直感的に操作でき、これまではシステムの詳しいことにまで関わっていなかったスタッフにも使いこなせそうだ、というのが第一印象でした。実際に試用してみたところ、その通りの印象で、院内のネットワークデバイスの状況を非常に効率よく把握することができました。
実は、各種ツールの検討を進めていたとき、それと並行し、院内のデバイスの棚卸を行いました。これまでPCなどのIT機器は当課で管理していましたが、医療デバイスは部門管理となっていたため、各部門から提出されたリストをもとに、現場に出向いて確認しました。苦労の末に作成した棚卸リストと「IoMTサービス」で収集したデータを見比べたところ、高い精度で一致していることがわかりました。 院内のデバイスの状況は常に変化しますし、台数も多いので、人手で常に把握しておくのは困難ですが、このサービスを使えば最新のデータが自動的に収集できる上、各デバイスの稼働状況も分かります。稼働率は、機器の効率的な運用や導入・更新を検討するための基礎データになります。
このようにセキュリティー対策だけでなく資産管理の精度向上や導入・運用コストの適正化にも役立てられるということで、病院経営の観点からも効果が期待できることから「IoMTサービス」の導入を決定しました。

情報マネジメント課 佐藤 雅哉 様

情報マネジメント課 佐藤 雅哉 様

情報マネジメント課 田島 沙紀 様

情報マネジメント課 田島 沙紀 様  

導入後の効果について教えてください

大きな導入効果の1つは、セキュリティーリスクが可視化され、リスク対策活動を具体的に実施したことにより、ネットワークデバイスをより安全に管理する意識付けや今後の取り組みの土台づくりが進んだことです。その点では、サービス導入後に富士フイルムBIと共同で実施した「運用検証プロジェクト」の成果が大きかったと思っています。このプロジェクトでは、富士フイルムBIから、可視化されたリスクの改善に向け衛生管理の提案があり、具体的な活動内容に落とし込んで実践することができました。その際には、各部門のスタッフや当院で導入している機器・サービスのベンダーを巻き込み活動していきました。その結果、セキュリティーリスクへの対応が強化されただけでなく、各ベンダーとのコミュニケーションも深まりました。これまでは私たち側の知識不足もあってどうしてもベンダーに対して受け身になりがちでしたが、プロジェクトを通じてネットワークデバイスへの理解が進んだことで、今はこちらから掘り下げた質問を投げかけるなど、よりよい関係性が築かれつつあります。各部門とも同じ情報を用いて会話できることで、コミュニケーションの質・量ともに改善されたと実感しています。院長からも情報の一元管理を推奨されており、散在していた情報を有効活用できているという手応えを感じています。
2つ目の効果は、医療デバイスの稼働率の把握などを通じて資産管理の精度が向上したことです。例えば、複数台ある心エコーのうちの1台が使われていないことが分かり、次回更新時の検討材料として調達部門を含めて情報共有しました。また、機器の稼働情報から検査が特定の機器に集中していることが判明しました。非効率な業務が医療職の慢性的な残業の一因となっているため、機器ごとの偏りをなくし、検査数を変えずに残業時間を低減できそうだという気づきを得ることができました。
そうした情報は、更新時のコストダウンだけでなく、医師や看護師の働き方改革にもつながると確信しました。IoMTサービスのデータは各部門でも確認できるため、部門主導で機器の共有や台数適正化などを目指す動きも見られ、心強く感じています。今後、具体的な効果が表れてくると期待しています。

情報マネジメント課 阿部 ひと美 様

情報マネジメント課 阿部 ひと美 様

情報マネジメント課 加藤 留美 様

情報マネジメント課 加藤 留美 様

法人プロフィール
石巻赤十字病院
業種

医療業

業務内容

医療サービスの提供

従業員

1,386人(2025年6月1日時点)

所在地

宮城県石巻市蛇田字西道下71番地

URL
  • * 掲載内容は2025年6月時点の情報です