他社との違い3「一緒に段階的に歩ける安心感」

貴社が下記のどの段階なのか?に合わせて、次の段階に進むにはどうすればいいか?を具体的にアドバイスし、一緒に歩いていくことができます。私たちが歩いてきた道だからこそ、貴社に「歩き方」を示すことができます。

段階 概要
一昔
第一段階
「被害拡大防止」
製品出荷後に不具合が見つかった場合、被害拡大を最小限に留めるために不具合の原因や波及範囲を迅速かつ正確に特定する必要があります。弊社では過去の失敗から製品と部品の紐付き、製品と製造条件の紐付きを可能な限り記録するための仕組みづくりを進めてきました。
昨日
第二段階
「不良を出さない」
不具合品を次の工程に渡さないようライン内検査を徹底したり、設備異常があれば速やかにラインを停めることでライン内品質を担保します。ただしこの状態だと不具合流出を防ぐことはできても、「なぜ不具合や設備異常が発生したのか?」が不明なままで終わってしまいます。
今日
第三段階
「不良を作らない」
不具合がなぜ起きるかに重点を置き、良品条件に寄与する設備パラメータや作業者スキルと製品の関係性を管理・監視し不具合の早期発見と対策に繋げます。良品条件を満たさない工程はラインがスタートできないなど、不良を作らないための徹底した管理も行います。
明日
第四段階
「未然防止・原価改善」
第三段階まで実現すると必然的に多くのデータが集まった状態になるはずです。大量のデータをデータサイエンティストが様々な切り口で分析できるようになることで、製品品質の先回り予測や設備保全の予兆監視などに繋げられると考えています。

具体的にどういうご提案をさせていただくのかご説明しましょう。弊社では、ものづくり見える化のご相談をいただいた後、必要であれば個別診断を行います。個別診断では成果物として「ものづくり見える化推進アクションプラン」をご提出いたします。「ものづくり見える化推進アクションプラン」は下記のような資料構成となっており、「ものづくり見える化推進アクションプラン」によってどのように歩いていくべきか?が具体化されています。

ものづくり見える化推進アクションプランの構成案と各ページの概要

ものづくり見える化推進アクションプランの目次案 ページ概要
ものづくり見える化のプロジェクトの背景と目的 ものづくり見える化を実現しなければならない背景や、目的、そしてどのように進めていけば良いのかの明確化など、プロジェクトの背景や目的を定義しています。最終的に貴社は何を目指し、何をしたいのか?のベクトルを弊社と合わせるために定義します。見える化は手段でありゴールではありません。見える化の本当の目的を明確にすることで、プロジェクトの一貫性を維持します。
プロジェクトの進捗状況 ものづくり見える化のプロジェクトの現在の進行状況やワーキングスケジュール、ワーキングの体制、日時、参加者などをまとめます。
現状整理 貴社の工場の状況をヒヤリング調査させていただき、下記の内容を整理します。
  • 見える化すべき項目の整理
  • 整理した項目の現在の状況整理
  • 現在の生産プロセスの整理
  • 現場で発生している事象整理
  • 関連する現場帳票の整理
課題整理 現状整理した内容から、発生している事象に対して、どのような課題があり、そしてどんな解決の方向性があるのか?をまとめます。
課題解決案 課題整理で示された解決の方向性に対して、具体的にどのように解決していくべきか、具体的な解決の施策案をまとめます。1つ1つの課題に対して個別具体的にどう解決するのか?をまとめますので、解決策が具体的にイメージできます。
あるべき姿に向けての全体の進め方 あるべき姿に向けて、解決策をどう進めていくのか、どういうフェーズに分けて進めていくべきかをご提案しています。いきなり全てを解決することはできませんので、段階的に歩いていくイメージで進め方をまとめています。
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