2025.2.3

引っ越しのやることリスト|引っ越し前・当日・後別で注意点も紹介

引っ越しのやることリスト

引っ越しは新生活への大切な一歩ですが、荷造りや手続きなどの準備が多く、思わぬストレスを感じることもあります。一連の作業や手続きを効率よく進めるためには、しっかりとした計画と準備が欠かせません。

この記事では、引っ越し前・当日・後に分けて、やるべきことと注意点をわかりやすくまとめています。また、スムーズな引っ越しを実現するためのコツや、コンビニで利用できる便利なツールについても解説します。

ここではコンビニの中でも店舗数の多いセブン‐イレブンに絞ってご紹介していきます。セブン‐イレブンのマルチコピー機であれば、行政証明書の発行や引っ越しはがきの印刷が簡単にできます。ぜひ、お役立てください。

【引っ越し前】やることリスト
  • 引っ越し先決定後すぐ
    引っ越し業者の選定:複数業者に見積もりを依頼する。
    インターネット回線の手続き(住所変更・工事日程調整):プロバイダーに連絡する。
    電気・ガス・水道などインフラ関係の手続き:各社に連絡し、開始日・停止日を伝える。
    賃貸契約:大家・管理会社に連絡し(通常1か月前まで)、退去日を調整する。
    その他契約関係の住所変更:必要に応じて各社に連絡する。
  • 引っ越し1か月前~1週間前まで
    転出届の提出:現居住地の自治体の役所で手続きする。
    会社員の場合:勤務先へ住所変更を連絡し、必要書類を提出する。
    個人事業主の場合:国民健康保険資格喪失届を提出する(他市区町村への引っ越しの場合)。
    印鑑登録の廃止:印鑑登録を行った役所で手続きする。
    郵便局の転送手続き:郵便局窓口、ポスト投函またはオンラインで申請する。
    銀行、保険、クレジットカード等の住所変更:各社に連絡し、手続き方法を確認する。
    粗大ごみの手続き:自治体のルールに従い処分する。
    引っ越しの挨拶や引っ越しはがきの作成:必要に応じて準備する。
    その他:家財の梱包(荷造り)など、計画的に進める。
  • 引っ越し前日まで
    冷蔵庫の電源をOFF(霜の除去):中身を空にしてから行う。
    洗濯機の電源をOFF(水抜き):給水ホースや排水ホースも忘れずに処理する。
    旧居の清掃:忘れ物がないか確認する。
    ごみ出し:分別ルールを守り、ごみを出す。

引っ越し前の注意点

引っ越しに際しては、多くの準備が必要です。ここでは、スムーズな引っ越しのために押さえておきたい重要な2つのポイントを紹介します。

電気・ガス・水道の手続きを行う

引っ越しに伴い、電気・ガス・水道といったインフラの手続きを行う必要があります。各事業者に連絡し、引っ越し日や新住所を伝え、必要な手続きを進めましょう。特にガスの開栓作業では立ち会いが必要な場合が多いため、早めに日程を調整してください。水道については、地域によってオンラインで手続きできる場合もあるため、詳細は各自治体に確認してください。

管轄する役所で行える手続き内容を把握しておく

引っ越しの手続きを区役所本庁舎で行う場合は問題ありませんが、新住所が区民事務所や支所、分室の管轄の場合は、事前に対応可能な手続き内容を確認しましょう。必要な手続きがそこでできない場合、休暇を取って区役所へ行く時間を確保する必要があります。

  • 電気・ガス・水道の閉栓:必要に応じて立会いでの確認を実施する。
  • 荷物の搬出:引っ越し業者などに頼むか、自分で運び出し作業を行う。
  • 旧居の明け渡し・鍵の返却:旧居と新居が近い場合、引っ越し後に清掃や明け渡し作業を行うことも可能。
  • 新居の電気・ガス・水道の開栓:必要に応じて立会いでの確認を実施する。
  • 新居のインターネット回線の開通工事:立会いが必要な場合は時間を調整する。
  • 転入届の提出:新しい住所に基づき、引っ越し先の自治体で手続きを行う。
  • 役所でのその他手続き:マイナンバーカードの住所変更。住所変更後に住民票を発行。
  • 免許証の住所変更:警察署や試験場、運転免許更新センターで実施。手続きには住民票などが必要。
  • 各種郵便物の住所変更確認:必要に応じて再確認する。

引っ越し後の注意点

引っ越し後の注意点

新しい生活を始めるにあたり、引っ越し直後に忘れず行っておくべき重要な手続きがいくつかあります。スムーズにスタートを切るためのコツをご紹介します。

「転入届」の提出は14日以内に

転入届は、転入日から14日以内に提出する必要があります。これは住民基本台帳法第22条に基づくもので、提出しなければ5万円以下の過料が科せられる可能性があります。(同法第52条)。

また、運転免許証の住所変更も14日以内に行うことが望ましく、日常的に運転する人は早めに変更するのが無難です。変更しない場合、2万円以下の罰金や科料が科せられる可能性があるため、迅速な手続きを心がけましょう。

郵便物やECサイトの住所変更について

引っ越し前に郵便局に転送届を提出すると、1年間無料で郵便物を新住所へ転送してもらえます。ただし、1年を過ぎてしまうと効力がなくなってしまうため、忘れないうちに住所変更の手続きを行うことがおすすめです。また、転送サービスの期間は、「転送開始希望日からではなく、届出日から1年間」なので、注意しましょう。

また、ECサイトの住所変更も忘れずに行ってください。放置しておくと、特に定期配送や置き配指定などでトラブルが発生する可能性があります。

引っ越しの手続きに関しては、ツールを活用することでスムーズに進められます。例えば、セブン‐イレブンのマルチコピー機を使えば、書類の印刷や必要な資料の準備が簡単にできます。

1. 行政の証明書をマルチコピー機から印刷できる

行政サービスに参加している自治体の管轄内では、マイナンバーカードを所有していれば、コンビニや役場に設置されているマルチコピー機から「住民票の写し」などの行政証明書を簡単に印刷できます。

これは、転入届を出した際に住民票の発行を忘れてしまった場合や、運転免許証の更新前などに役立ちます。ただし、利用前に対象自治体がこのサービスに参加しているかを確認しましょう。

また、このサービスを利用するには、電子証明書用パスワードが必要です。電子証明書用パスワードは通常、マイナンバーカードを受け取る際に登録されていますが、パスワードを忘れた場合やロックされた場合は、住民票のある市区町村窓口で初期化申請を行ってください。

2. 引っ越しはがきを簡単に作成できる

引っ越しの際、親戚や友人に連絡する方法としてメールやメッセンジャーアプリも便利ですが、引っ越しはがきの送付もおすすめです。

引っ越しはがきを簡単に作成できる

無料アプリでデザインを作成し、セブン‐イレブンのマルチコピー機で印刷すれば、荷造りや荷ほどき中でプリンターが使えない場合でも簡単に作成可能です。はがきを持ち込む場合は、普通紙・インクジェット紙が使用できます。写真用のはがきには対応していません。持ち込みはがきを使用する際には、マルチコピー機のタッチパネル上の説明にしたがってセットしましょう。マルチコピー機でプリントできるおすすめのアプリには、以下のようなものがあります。

▼アプリ一覧

  • セブン‐イレブン年賀状
    セブン‐イレブン公式の年賀状アプリ。
    最短1分、スマホでつくって、かんたんに年賀状を印刷。
  • コンビニで年賀状
    写真を入れて作るフォトフレームタイプから、定番のイラストタイプまで、おしゃれなデザインがたくさん!
  • スマホで年賀状
    累計ダウンロード数No.1の年賀状アプリ。
    写真を入れて作るフォトフレームタイプから、定番のイラストタイプまで、おしゃれなデザインがたくさん!

3. どこのセブン‐イレブンからでも印刷できる

セブン‐イレブンでは、引っ越し時にプリンターが使えない状況でも簡単に書類を印刷できます。例えば、上記に記載した「引っ越しのやることリスト」も手軽に印刷できるため、準備をスムーズに進められます。

全国に多数の店舗を展開するセブン‐イレブンなら、引っ越し先でもネットプリントを利用可能です。さらに、引っ越しはがきの印刷にも対応しているため、親戚や友人への連絡を効率よく進めることができます。

引っ越しをスムーズに進めるためには、事前の準備と計画的な行動が欠かせません。引っ越し前は電気・ガス・水道などインフラの手続きを早めに済ませ、役所で必要な手続き内容を確認しておくことが重要です。引っ越し当日は計画的に作業を進め、引っ越し後には転入届を14日以内に提出し、住所変更を忘れずに行いましょう。

また、セブン‐イレブンのネットプリントを活用することで、行政証明書の印刷や引っ越しはがきの作成が簡単になります。計画的に作業を進め、スムーズな引っ越しを実現しましょう。

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