Windowsクライアント(PDFプリンタードライバー)

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従来のPostScript形式でデータを送信するプリンタードライバー(PSドライバー)に加え、PDF形式でデータを送付する、PDFプリンタードライバーがあります。

オフィスアプリケーションからのプリントで生じていた、PostScriptが持つ問題が解消され、オフィス系文書の再現性が向上します。

ただし、Quark XPressやAdobe InDesign/Illustratorなど、PostScriptを利用するDTP系のアプリケーションからプリントすると、CMYK値や特色値が失われたり、プリント自体ができなかったりしますので、DTP系のアプリケーションからのプリントは推奨しません。

インストールの前に、あらかじめ、PDFプリンタードライバープラグインをダウンロードし、解凍しておきます。

PDFプリンタードライバーをインストールする前に、起動しているアプリケーションをすべて終了してください。

補足
  • PDFプリンタードライバーのインストールは、Windows管理者でログインしてください。
  • PDFプリンタードライバーは、Windows11、Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 だけに対応しています。

プリンターの作成

Windows10を例に説明します。

  1. Windowsの[スタートWindowsのスタートボタンの画像]>[Windowsシステムツール]>[コント―ロールパネル]を開きます。

    Windowsの「スタート」>「Windowsシステムツール」>「コント―ロールパネル」の順に開く

  2. [コントロールパネル]の[ハードウェアとサウンド]をクリックします。
    表示方法が[カテゴリ]になっていないときは切り替えてください。
    「コントロールパネル」の「ハードウェアとサウンド」をクリック 表示方法が「カテゴリ」になっていないときは表示方法を切り替える

  3. [プリンターの追加]をクリックします。
    「プリンターの追加」をクリック

  4. 下部の[プリンターが一覧にない場合]を選択します。
    下部の「プリンターが一覧にない場合」を選択する

  5. [ローカルプリンターまたはネットワークプリンターを手動設定で追加する]を選択し、[次へ]をクリックします。
    [ローカルプリンターまたはネットワークプリンターを手動設定で追加する]を選択し「次へ」をクリック

  6. [新しいポートの作成]を選択し、[ポートの種類]で[Standard TCP/IP Port]を選択して、[次へ]をクリックします。
    [新しいポートの作成]を選択し[ポートの種類]で[Standard TCP/IP Port]を選択して[次へ]をクリック

  7. 次の設定をして、[次へ]をクリックします。
    • [ホスト名またはIPアドレス]にPrint ServerのIPアドレスを入力します。
    • [ポート名]にはIPアドレスがそのまま入ります。通常は変更は不要です。
    • [プリンターを照会して、使用するプリンタードライバーを自動的に選択する]のチェックを外します。
    [ホスト名またはIPアドレス]にPrint ServerのIPアドレスを入力、[ポート名]にはIPアドレスがそのまま入り、通常は変更は不要。[ポート名]にはIPアドレスがそのまま入り、通常は変更は不要。
     
    補足
    IPアドレスが不明な場合は、プリントサーバーの[スタートアップページの印刷]を実行ください。
    IPアドレスが不明な場合はプリントサーバーの「スタートアップページの印刷」を実行

    使用する用紙トレイを選択
    出力した「スターとアップページ」、コミュニケーションのTCP/IPアドレスが、プリントサーバーのIPアドレスになります。
    出力した「スターとアップページ」内、コミュニケーションのTCP/IPアドレスがプリントサーバーのIPアドレスとなる

  8. 「TCP/IPポートの検出中」表示が1-2分続く場合があります。検索が終了すると自動的に次ページに進みます。
    「TCP/IPポートの検出中」表示。 検索が終了すると自動的に次ページに進む

  9. [デバイスの種類]で[カスタム]を選択し、[設定]をクリックします。
    [デバイスの種類]で[カスタム]を選択し[設定]をクリック

  10. 次の設定をして、[OK]をクリックします。
    • [プロトコル]で[LPR]を選択します。
    • [LPR 設定]の[キュー名]にPrint ServerのTCP/IP 論理プリンターの設定名(画面例では「1450GA」)を入力します。
    • [LPRバイトカウントを有効にする]のチェックが外れていることを確認します。
    [プロトコル]で[LPR]を選択し、[LPR 設定]の[キュー名]にPrint ServerのTCP/IP 論理プリンターの設定名を入力、[LPRバイトカウントを有効にする]のチェックが外れていることを確認
    補足

    Rawモードはサポートしていません。

    キュー名が不明な場合は、プリントサーバー右下の 種類が[TCP/IP]の[名称]がキュー名となります。
    ※表示されていない時は、ServerManager画面を最大化するか、上部のタスク[表示(v)]>[ネットワーク状態]をクリックすると表示されます。
    プリントサーバー右下の種類が「TCP/IP」の「名称」がキュー名となる

  11. 前の画面に戻りましたら、[次へ]をクリックします。
    前の画面に戻ったら「次へ」をクリック

  12. [ディスク使用]をクリックします。
    [ディスク使用]をクリック

  13. [フロッピーディスクからインストール]ダイアログボックスで、[参照]をクリックします。
    [フロッピーディスクからインストール]ダイアログボックスで[参照]をクリック

  14. 解凍したプリントドライバーのフォルダーを選択します。
    [722_px140u_pdf_03]>[WV3PSPlugIn]>[Windows]とフォルダー推移し選択します。[開く]をクリックします。
    解凍したプリントドライバーのフォルダーを「722_px140u_pdf_03」→「WV3PSPlugIn」→「Windows」の順に推移し[開く]をクリック

  15. Windowsフォルダー内のinfファイルを選択し、[開く]をクリックします。
    Windowsフォルダー内のinfファイルを選択し[開く]をクリック

  16. [フロッピーディスクからインストール]ダイアログボックスが表示されたら、[OK]をクリックします。
    [フロッピーディスクからインストール]ダイアログボックスが表示されたら[OK]をクリック

  17. [FX DocuColor 1450 GA PSPX72 PDF J5]を選択し、[次へ]をクリックします。
    [FX DocuColor 1450 GA PSPX72 PDF J5]を選択し[次へ]をクリック

  18. 印刷指示の際の表示名を変更出来ます。デフォルトでよろしければ[次へ]をクリックします。
    印刷指示の際の表示名を変更可能、デフォルトでよければ[次へ]をクリック
    補足

    次の[ユーザーアカウント制御]表示された場合は[はい]をクリックします。

    手順18の補足:[Windows セキュリティ]ダイアログボックスの画像

  19. インストールが開始されます。
    インストールが開始される

  20. 必要に応じて、次の設定をして、[次へ]をクリックします
    プリンターを共有しない場合は[このプリンターを共有しない]を選択、プリンターを共有する場合は[このプリンターを共有して、ネットワークのほかのコンピューターから検索および使用できるようにする]を選択し、[共有名]、[場所]、および[コメント]を入力
    • プリンターを共有しない場合
      [このプリンターを共有しない]を選択します。
    • プリンターを共有する場合
      [このプリンターを共有して、ネットワークのほかのコンピューターから検索および使用できるようにする]を選択し、[共有名]、[場所]、および[コメント]を入力します。

  21. 通常使用するプリンターとして設定する場合は、チェックが付いていることを確認し、[完了]をクリックします。
    通常使用するプリンターとして設定する場合は、チェックが付いていることを確認し[完了]をクリック

プリンターが追加されます。