メールを送受信するための設定をする

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メール機能を利用するには、各種設定が必要です。次の手順で設定を行ってください。

  1. メールを送受信するポートを有効にする
  2. IPアドレスを設定する
  3. メールアドレスやホスト名を登録する
  4. メールの受信プロトコルを設定する
  5. POP3サーバーを設定する
  6. SMTPサーバーを設定する
  7. 送受信するドメインの制限を設定する
  8. 設定した内容を確認する

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メールを送受信するポートを有効にする

メールの送信、受信ポート、およびメール通知サービスポートを起動します。

  1. ホーム画面で認証情報の表示エリアを押して、機械管理者モードに入ります。

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  2. ホーム画面で[設定]を押します。

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  3. [ネットワーク設定]を押します。

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  4. [ポート設定]を押します。

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  5. [メール送信]を押します。

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  6. [メール送信 - ポート]を押し、表示されるメニューから[起動]を選びます。

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  7. [<]を押して[ポート設定]画面に戻ります。

  8. [メール受信]を押します。

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  9. [メール受信 - ポート]を押し、表示されるメニューから[起動]を選びます。

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  10. [<]を押して[ポート設定]画面に戻ります。

  11. [メール通知サービス]を押します。

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    補足
    • 「WSD」とは、「Web Services on Devices」の略です。

  12. [メール通知サービス - ポート]を押し、表示されるメニューから[起動]を選びます。

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  13. [<]を押して[ネットワーク設定]画面に戻ります。

  14. 引き続き、IPアドレスを設定するを行います。

IPアドレスを設定する

IPアドレス、サブネットマスク、およびゲートウェイアドレスなどを設定します。ここでは、使用環境がIPv4の場合を例に説明します。

補足
  • IPアドレスがすでに設定されている場合は、以下のステップは不要です。メールアドレスやホスト名を登録するに進んでください。

  • DHCP、BOOTP環境の場合は、IPアドレスの取得方法を設定してください。

  • アドレスが自動的に取得できない場合や、手動設定が好ましい場合は、IPアドレス、サブネットマスク、およびゲートウェイアドレスを以下に記載したとおりに設定してください。

  1. [ネットワーク設定]画面で、[プロトコル設定]を押します。

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  2. [TCP/IP - ネットワーク設定]を押します。

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    補足
    • セカンダリーイーサネット(オプション)を装着している場合、本設定項目は[TCP/IP 設定(Ethernet1)]、[TCP/IP 設定(Ethernet2)]となります。IPアドレスを設定するときは、[TCP/IP 設定(Ethernet1)]を選んでください。

    • 無線LANネットワークで本機を運用している場合、本設定項目は[TCP/IP設定(Wi-Fi)]となります。

  3. [IPv4 - IPアドレス取得方法]を押します。

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  4. IPアドレスの取得方法を選び、[OK]を押します。

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    補足
    • DHCPサーバーを使用する場合は、Windows® Internet Name Service (WINS)サーバーも設定してください。DHCPサーバーを設定するときには、CentreWare Internet Servicesを使用してください。

  5. 手順4で[手動で設定]を選んだ場合は、「手動で設定する」に進みます。
    [手動で設定]以外を選んだ場合は、[ネットワーク設定]画面に戻り、引き続きメールアドレスやホスト名を登録するを行います。

手動で設定する

  1. [TCP/IP - ネットワーク設定]画面で、[IPv4 - IPアドレス]を押します。

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  2. 表示されるキーボードを使って、IPアドレスを入力し、[OK]を押します。

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    補足
    • アドレスは、xxx.xxx.xxx.xxxの形式で入力してください。xxxは、0〜255の範囲内の数値です。ただし、224〜225.xxx.xxx.xxx と 127.xxx.xxx.xxx は使用できません。

  3. 手順1〜2と同じ方法で、[IPv4 - サブネットマスク]と[IPv4 - ゲートウェイアドレス]を設定します。

    補足
    • ゲートウェイアドレスは、xxx.xxx.xxx.xxxの形式で入力してください。xxxは、0〜255の範囲内の数値です。ただし、224〜225.xxx.xxx.xxx と 127.xxx.xxx.xxx は使用できません。0、128、192、224、240、248、252、254、および255の数値を組み合わせてサブネットマスクを指定します。ただし、0以外の値の間に0を使用することはできません。ゲートウェイアドレスを設定しない場合は、0.0.0.0を入力します。

  4. [<]を押して[ネットワーク設定]画面に戻ります。

  5. 引き続き、メールアドレスやホスト名を登録するを行います。

メールアドレスやホスト名を登録する

本体のメールアドレス、名前、ホスト名、およびドメイン名を設定します。

  1. [ネットワーク設定]画面で、[本体メールアドレス/ホスト名]を押します。

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  2. [メールアドレス]を押します。

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  3. 表示されるキーボードを使って、メールアドレスを入力し、[OK]を押します。

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  4. 手順2〜3と同じ方法で、[名前]、[ホスト名]、および[ドメイン名]を設定します。

    注記
    • メール受信プロトコルに[SMTP]を使用する場合は、エイリアスは設定できません。アカウント(@マークの左側)は、任意の名称を設定できます。アドレス部(@マークの右側)には、ホスト名とドメイン名を組み合わせたものを設定します。

      たとえば、

      • アカウント名:mymail
      • ホスト名: myhost
      • ドメイン名: example.com

      の場合、メールアドレスは、mymail@myhost.example.comとなります。

    • メール受信プロトコルに[POP3]を使用する場合は、アカウント(@マークの左側)にはPOPユーザー名を、アドレス部(@マークの右側)には受信用POP3メールサーバー名を設定します。mymail@example.comのようなエイリアスも設定できます。

      たとえば、

      • アカウント名: mymail

      の場合、メールアドレスは、 mymail@myhost.example.comとなります。

  5. [<]を押して[ネットワーク設定]画面に戻ります。

  6. 引き続き、メールの受信プロトコルを設定するを行います。

メールの受信プロトコルを設定する

使用環境に合わせて、[POP3]または[SMTP]を設定します。

  1. [ネットワーク設定]画面で、[その他の設定]を押します。

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  2. [メール受信プロトコル]を押し、表示されるメニューから[SMTP]または[POP3]を選びます。

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  3. [<]を押して[ネットワーク設定]画面に戻ります。

  4. 引き続き、次を設定します。

POP3サーバーを設定する

本体のメール受信プロトコルをPOP3に設定した場合、使用するPOP3サーバーを設定します。

  1. [ネットワーク設定]画面で、[メール送受信設定]を押します。

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  2. [POP3サーバー設定]を押します。

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  3. [POP3サーバー - サーバー名/アドレス]を押します。

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  4. 表示されるキーボードを使って、サーバー名またはIPアドレスを入力し、[OK]を押します。

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    補足
    • IPv4 の場合、IPアドレスはxxx.xxx.xxx.xxx の形式で入力します。xxxは、0〜255の範囲内の数値です。ただし、224〜225.xxx.xxx.xxx と 127.xxx.xxx.xxx は使用できません。

    • IPv6 の場合、IPアドレスはxxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx の形式で入力します。xxxx は16 進数です。

  5. 同様にして、POP3サーバーのポート番号、受信間隔、ログイン名、パスワード、および暗号化するかどうかを設定します。

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    補足
    • ポート番号は、1〜65535の範囲の値を入力します。初期値は110です。

    • 設定したパスワードを解除する場合は、[POP3サーバー - パスワード]画面で、何も入力しない状態で[OK]を押します。

  6. [<]を押して[ネットワーク設定]画面に戻ります。

  7. 引き続き、SMTPサーバーを設定するを行います。

SMTPサーバーを設定する

送信用サーバーを設定します。また、受信プロトコルで[SMTP]を選んだ場合は、受信用サーバーとしても使用します。

  1. [ネットワーク設定]画面で[メール送受信設定]を押します。

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  2. [SMTPサーバー設定]を押します。

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  3. [SMTPサーバー - サーバー名/アドレス]を押します。

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    補足
    • [接続確認]を押すと、本機から指定したメールアドレスにテストメールが送信され、本機とSMTPサーバーとの接続状況を確認できます。

  4. 表示されるキーボードを使って、サーバー名またはIPアドレスを入力し、[OK]を押します。

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    補足
    • IPv4 の場合、IPアドレスはxxx.xxx.xxx.xxx の形式で入力します。xxxは、0〜255の範囲内の数値です。ただし、224〜225.xxx.xxx.xxx と 127.xxx.xxx.xxx は使用できません。

    • IPv6 の場合、IPアドレスはxxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx:xxxx の形式で入力します。xxxx は16 進数です。

  5. 同様にして、SMTPサーバーのポート番号、送信時の認証方式、SMTP AUTH認証する場合はログイン名とパスワードを設定します。

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    補足
    • ポート番号は、1〜65535の範囲の値を入力します。初期値は25です。

    • メール送信に問題が発生し、認証方式が問題であるかどうかを確認したい場合は、[送信時の認証方式]で[利用しない]を選び、[SMTPサーバー - サーバー名/アドレス]で、認証が不要なサーバーを設定します。

    • 設定したパスワードを解除する場合は、[SMTP AUTH - パスワード]画面で、何も入力しない状態で[OK]を押します。

  6. [<]を押して[ネットワーク設定]画面に戻ります。

  7. 引き続き、送受信するドメインの制限を設定するを行います。

送受信するドメインの制限を設定する

メールの送受信を許可する、または拒否するドメインを登録します。制限しない設定もできます。

  1. [ネットワーク設定]画面で、[その他の設定]を押します。

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  2. [送受信ドメインの制限]を押します。

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  3. [制限方法]を選びます。

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  4. [送受信許可ドメインの指定]、または[送受信拒否ドメインの指定]を選んだ場合は、[ドメイン1]を押します。

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  5. 表示されるキーボードを使って、許可または拒否するドメイン名を入力し、[OK]を押します。

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  6. 手順4〜5の操作を繰り返し、許可または拒否するドメインを設定します。

  7. [<]を押して[ネットワーク設定]画面に戻ります。

設定した内容を確認する

  1. すべての設定が終了したら、ホームボタンを押します。
    [再起動]画面が表示されるので[はい(再起動する)]を選びます。

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  2. 本体の再起動後、機能設定リストをプリントして、各項目が設定されていることを確認します。

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