アプリケーションの問題
コンテンツID(2110)
症状 | 原因/処置 | |
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Acrobatで、PDFファイルがプリントできない | 原因 | アプリケーションの[印刷]>[詳細設定]>[PostScriptオプション]>[フォントとリソースのポリシー]が[使用範囲ごとに送信]になっていませんか? この場合、フォント情報などが適切に埋め込まれないため、エラーが発生することがあります。 |
処置 | [ページごとに送信]、または[開始時に送信]に変更してください。 | |
PDFファイルで、ページ範囲を入力してプリントすると、「PostScriptエラー(107)」が発生する | 原因 | ServerManagerの[システム]→[プリントジョブの設定]→[ページ指定のプリントを高速化]にチェックマークが付いていませんか? |
処置 | チェックマークを外してください。 チェックマークを外しても改善しないときは、アプリケーションの[印刷]>[詳細設定]>[PostScriptオプション]>[フォントとリソースのポリシー]を[ページごとに送信]、または[開始時に送信]に変更してください。 | |
PDFファイルが文字化けする(特に、Acrobatで編集したあと) | 原因 | フォントが埋め込まれていません。 APPEジョブではエラーでプリントできませんが、CPSIジョブでは代替フォントが使用され、その代替フォントにない文字だけが化けるためです。 |
処置 | PDFの[ファイル]→[プロパティ]→[フォント]タブで、すべてのフォントが埋め込まれていること(「埋め込みサブセット」になっていること)を確認してください。 | |
PDFファイルの文字が太る | 原因 | 透明効果が適用されていませんか? CPSIジョブでは、透明効果を処理するときにラスター画像に変換するため、再現が異なることがあります。 |
処置 | APPEジョブでプリントしてください。 | |
PDF/X-1aとPDF/X-4のプリント結果が異なる | 原因 | 透明効果が適用されていませんか? PDF/X-1aでは、透明効果をサポートしていないためです。 |
処置 | PDF/X-4でプリントしてください。 | |
PDFプリンタードライバーを使用したとき、Acrobat 11と10以前(または、Indesign CCとCS6以前)で色味が異なる | 原因 | Acrobat 10以前、Indesign CS6以前は、PDFのパススルー方式に対応してないためです。 |
処置 | 同じAcrobatのバージョンでプリントする、またはプリンタードライバーを使用してプリントしてください。 | |
PDFファイルのプリント結果が、Acrobatとホットフォルダ経由で、色が異なる | 原因 | PDFファイルがRGBで作られていて、プリンターで直接CMYK変換するホットフォルダと、AcrobatによるCMYK変換の処理方法が異なるためです。 |
処置 | アプリケーションの設定で色味の差を抑えることができます。 アプリケーションの[印刷]>[詳細設定]>[カラーマネジメント]>[カラーの処理]で、[プリンターカラーマネージメント]([詳細設定]>[カラー]>[カラープロファイル]で、[プリンタ/PostScriptカラーマネージメント])を選択します。 | |
透明効果を持つオフィス文書がプリントできない | 原因 | 1,200 dpi以上のイメージのマスクオブジェクトはプリントできないためです。 |
処置 | プリントオプションの[画質]>[プリンタモード]で、[連続階調(K100%高精細)]を選択すると、改善することがあります。 |