DocuWorks DeskやDocuWorks Viewerでアイコンやテキストなどの表示に問題が発生する : 富士フイルムビジネスイノベーション

登録日: 2025年5月23日
最終更新日: 2025年5月23日
コンテンツID: 00794

DocuWorks 10

DocuWorks DeskやDocuWorks Viewer の表示における現象と、その対処方法について説明します。

DocuWorks 10のDocuWorks Desk、もしくは、DocuWorks Viewerのアイコンやテキスト等において、ご利用のディスプレイの設定（ディスプレイの設定 - 「拡大/縮小」の設定サイズ、もしくは「解像度」の設定など）の状態により、表示上の問題が発生することを確認しています。これらの問題の中には、マルチディスプレイ環境を利用している場合のみ発生する問題もあります。確認されている問題は、下記のとおりです。

A：マルチディスプレイ環境を利用している場合のみ発生する、表示上の問題

A-1. DocuWorks Deskの起動/終了を繰り返すと、フォルダー部の横幅が広がり続ける。
A-2. DocuWorks Viewerの起動/終了を繰り返すと、インフォビュー画面の横幅が広がり続ける。
A-3. DocuWorks Deskを他のディスプレイに移動すると、プレビュー画面の横幅が広がりフォルダー部を埋め尽くしてしまう。
A-4. DocuWorks Viewerのアノテーションツールバーのアイコンが黒くなる。

アノテーションツールバーのアイコンが黒くなる例

B：マルチディスプレイでない環境でも、ディスプレイの設定状態に関連して発生する、表示上の問題

B-1. DocuWorks Viewerの図形アノテーションのツールバーのボタンが、小サイズにも関わらずカラーで表示され、アイコンによっては形状が見えなくなる。（もしくは、見づらくなる。）

ディスプレイの設定「拡大/縮小」が「100%」の場合の正常な表示
ディスプレイの設定「拡大/縮小」が「100%以外」の場合のカラー表示。アイコンによっては形状が見えなくなる。

B-2. DocuWorks Desk上の表示で、アイコンや文字の表示が乱れる。

ディスプレイの設定「拡大/縮小」が「300%」の場合のグリッド表示（補足情報文字の上下が切れ、ページめくりアイコンの位置がずれ、小さい
ディスプレイの設定「拡大/縮小」が「300%」の場合のお仕事バーアイコン（「▼」が小さく表示され、文字にかかる。

DocuWorks 10では、ディスプレイの「拡大/縮小」設定の倍率を上げた場合でも、DocuWorks DeskやDocuWorks Viewerの表示を高精細に保って表示できるよう改善していますが、上記のとおり、高倍率に設定した場合や、「拡大/縮小」設定の値が異なるマルチディスプレイ環境で利用すると、表示上の問題が発生することを確認しており、これらの問題は、今後のエンハンスにて、順次、改善していくことを検討しています。

現状においては、次の「対処方法1」、もしくは、「対処方法2」を行うことで、表示上の問題の発生を回避することができます。

なお、「A-4. DocuWorks Viewerのアノテーションツールバーのアイコンが黒くなる。」においては、黒くなっているアノテーションツールバーをクリックすると、元の背景に戻ります。その後、対処方法１、または、対処方法２を実施することで、背景が黒くなる問題を発生させなくすることができます。

ディスプレイの設定の「拡大/縮小」設定の倍率を変更することで、問題の発生を回避できます。

B-1：「拡大/縮小」設定の倍率を100%にすることで、問題が発生しなくなります。
B-2：「拡大/縮小」設定の倍率を下げる（100%に近づける）ことで、問題の発生レベルを下げることができます。
マルチディスプレイ環境で発生する問題（A-1、A-2、A-3、A-4）の場合、ディスプレイの「拡大/縮小」設定をすべて同じ倍率にそろえてご利用いただくことが可能でしたら、問題を回避することができます。

ディスプレイの設定の「拡大/縮小」設定の倍率を変更する手順は、次のとおりです。