DocuWorks Development Tool Kitを利用したアプリケーション開発時の注意事項

登録日:2022年7月29日
最終更新日:2025年4月18日
コンテンツID:013

【対象環境】
DocuWorks Development Tool Kit 10
DocuWorks Development Tool Kit 9.1
DocuWorks Development Tool Kit 9
DocuWorks Development Tool Kit 8
DocuWorks トレイ Development Tool Kit 2.1

概要

DocuWorks および関連商品では、旧バージョン(DocuWorks 9まで)と連携するアプリケーションとの互換性維持のため、旧バージョンで使用していたレジストリ情報の登録を行っていましたが、2022 年 10 月以降にリリースしたバージョンでは、旧バージョンで使用していたレジストリ情報の登録をしないように仕様を変更いたしました。

対象商品

  • DocuWorks 10 (バージョン 10.0.0以降)
  • DocuWorks 9.1 (バージョン 9.1.5以降)
  • DocuWorks トレイ 2 (バージョン 2.3.2以降)
  • DocuWorks ⽂書情報エントリー 2 (バージョン 2.3.0以降)
  • DocuWorks Viewer Light 9.1 (バージョン 9.1.5以降)
  • DocuWorks 連携フォルダ for Working Folder (バージョン 1.9.4以降)
  • DocuWorks 連携フォルダ for Cloud Connect (バージョン 1.2.2以降)
  • 注記下記の商品については、使用するレジストリ情報の変更はありません。
  • DocuWorks 8
  • DocuWorks 9(バージョン 9.0.x)
  • DocuWorks ドキュメントトレイ オプション
  • DocuWorks 文書情報エントリー

対処方法

1.DocuWorks と連携するアプリケーションを作成する場合

DocuWorks Development Tool Kit を使用して DocuWorks と連携するアプリケーションを作成する場合は、連携対象のDocuWorksに対応したバージョンを使用して作成します。

DocuWorks 10 と連携するアプリケーションを作成する場合

DocuWorks Development Tool Kit 10 を使⽤して作成します。
DocuWorks Development Tool Kit 10 は富⼠フイルムBIダイレクトよりダウンロードできます。

DocuWorks 10 オプション ダウンロード

DocuWorks 10 のインストール先やバージョン、設定情報をレジストリから取得する場合は、FUJIFILM レジストリを参照してください。
詳細はDocuWorks Development Tool Kit 10に同梱のXDWAPI 仕様書をご確認ください。

DocuWorks 9.1 以降と連携するアプリケーションを作成する場合

DocuWorks Development Tool Kit 9.1 を使用して作成します。
DocuWorks Development Tool Kit 9.1 は富士フイルムBIダイレクトよりダウンロードできます。

DocuWorks 9.1 オプション ダウンロード

DocuWorks 9.1 のインストール先やバージョン、設定情報をレジストリから取得する場合は、FUJIFILM レジストリを参照してください。
詳細はDocuWorks Development Tool Kit 9.1に同梱のXDWAPI 仕様書をご確認ください。

DocuWorks 9(バージョン 9.0.x)と連携するアプリケーションを作成する場合

DocuWorks Development Tool Kit 9 を使用して作成します。

富士フイルムBIダイレクトでのDocuWorks Development Tool Kit 9 新規インストーラのダウンロード提供は終了いたしました。

お手持ちのインストーラをご利用ください。

DocuWorks 9(バージョン 9.0.x)のインストール先やバージョン、設定情報をレジストリから取得する場合は、旧バージョンのレジストリを参照してください。
詳細はDocuWorks Development Tool Kit 9に同梱のXDWAPI 仕様書をご確認ください。

DocuWorks 8 と連携するアプリケーションを作成する場合

DocuWorks Development Tool Kit 8 を使用して作成します。

富士フイルムBIダイレクトでのDocuWorks Development Tool Kit 8 新規インストーラのダウンロード提供は終了いたしました。

お手持ちのインストーラをご利用ください。

DocuWorks 8 のインストール先やバージョン、設定情報をレジストリから取得する場合は、旧バージョンのレジストリを参照してください。
詳細はDocuWorks Development Tool Kit 8に同梱のXDWAPI 仕様書をご確認ください。

複数のバージョンのDocuWorksと連携するアプリケーションを作成する場合

連携したい DocuWorks の最小バージョンに対応した DocuWorks Development Tool Kit を使用して作成します。
DocuWorks APIは一部のAPIを除き上位互換性(下位のバージョンのDocuWorks APIで作成されたアプリケーションは、上位バージョンでも動作する)があります。

  • DocuWorks 8、9(バージョン 9.0.x)、9.1、10 に対応したアプリケーションを作成する場合は、DocuWorks Development Tool Kit 8 を使用します。
  • DocuWorks 9(バージョン 9.0.x)、9.1、10 に対応したアプリケーションを作成する場合は、DocuWorks Development Tool Kit 9 を使用します。
  • DocuWorks 9.1、10 に対応したアプリケーションを作成する場合は、DocuWorks Development Tool Kit 9.1 を使⽤します。

DocuWorks のインストール先やバージョン、設定情報をレジストリから取得する場合は、はじめに FUJIFILM レジストリを参照します。
FUJIFILM レジストリから情報が取得できなかった場合には、旧バージョンのレジストリを参照します。

2.DocuWorks トレイ と連携するアプリケーションを作成する場合

DocuWorks トレイ Development Tool Kit を使用して DocuWorks トレイと連携するアプリケーションを作成する場合は、以下の手順で作成します。

DocuWorks 10 の DocuWorks トレイ 機能と連携するアプリケーションを作成する場合

DocuWorks Development Tool Kit 10 を使⽤して作成します。
DocuWorks Development Tool Kit 10 は富⼠フイルムBIダイレクトよりダウンロードできます。

DocuWorks 10 オプション ダウンロード

DocuWorks トレイのインストール先やバージョン、設定情報をレジストリから取得する場合は、FUJIFILM レジストリを参照してください。
詳細はDocuWorks Development Tool Kit 10に同梱のTray SPI仕様書をご確認ください。

DocuWorks トレイ 2 (バージョン 2.2以降)と連携するアプリケーションを作成する場合

DocuWorks Development Tool Kit 9.1 を使用して作成します。
DocuWorks Development Tool Kit 9.1 は富士フイルムBIダイレクトよりダウンロードできます。

DocuWorks 9.1 オプション ダウンロード

DocuWorks トレイのインストール先やバージョン、設定情報をレジストリから取得する場合は、FUJIFILM レジストリを参照してください。
詳細はDocuWorks Development Tool Kit 9.1に同梱のTray SPI仕様書をご確認ください。

DocuWorks トレイ 2 (バージョン 2.1.2以前)と連携するアプリケーションを作成する場合

DocuWorks トレイ Development Tool Kit 2.1 を使用して作成します。
DocuWorks トレイ SPIは上位互換性(下位のバージョンのDocuWorks トレイ SPIで作成されたアプリケーションは、上位バージョンでも動作する)があります。

富士フイルムBIダイレクトでのDocuWorks トレイ Development Tool Kit 2.1 新規インストーラのダウンロード提供は終了いたしました。

お手持ちのインストーラをご利用ください。

DocuWorks トレイのインストール先やバージョン、設定情報をレジストリから取得する場合は、はじめに FUJIFILM レジストリを参照します。FUJIFILM レジストリから情報が取得できなかった場合には、旧バージョンのレジストリを参照します。

複数のバージョンのDocuWorks トレイ と連携するアプリケーションを作成する場合

連携したい DocuWorks トレイの最⼩バージョンに対応した DocuWorks Development Tool Kit またはDocuWorks トレイ Development Tool Kit を使⽤して作成します。
DocuWorks トレイ SPIは上位互換性(下位のバージョンのDocuWorks トレイ SPIで作成されたアプリケーションは、上位バージョンでも動作する)があります。

  • DocuWorks トレイ 2(バージョン 2.1.x)、トレイ 2 (バージョン 2.2以降)、DocuWorks 10 の DocuWorks トレイ 機能に対応したアプリケーションを作成する場合は、DocuWorks トレイ Development Tool Kit 2.1 を使⽤します。
  • DocuWorks トレイ 2(バージョン 2.2以降)、DocuWorks 10 の DocuWorks トレイ 機能に対応したアプリケーションを作成する場合は、DocuWorks Development Tool Kit 9.1 を使⽤します。

DocuWorks トレイのインストール先やバージョン、設定情報をレジストリから取得する場合は、FUJIFILM レジストリを参照してください。
FUJIFILM レジストリから情報が取得できなかった場合には、旧バージョンのレジストリを参照します。