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バイオ医薬

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富士フイルムは、動物細胞や微生物を利用してバイオ医薬品(*1)に使われるタンパク質を効率的に産生する高度なバイオテクノロジーや、培養から抽出、精製にいたるプロセスの管理ノウハウなどを持つFUJIFILM Diosynth Biotechnologies (以下FDB)を中核に、医薬品の開発・製造受託事業の拡大を進めています。また、写真フィルムで培った一定条件製造技術や品質管理技術をFDBに投入することで生産効率を大幅に向上させるなど、さらなる事業成長に向けて取り組んでいます。

バイオ医薬品は、副作用が非常に少なく高い効能が期待できることから、医薬品市場に占めるバイオ医薬品の割合は高まっており、なかでも抗体医薬品の市場は大きく伸長しています。バイオ医薬品の生産には、高度な生産技術と設備が必要であるため、製造企業やバイオベンチャーなどが優れた技術と設備を有するCDMO(*2)にプロセス開発や製造を委託するケースが世界的に急増しています。

富士フイルムは、積極的な設備投資や高効率・高生産性の技術開発など成長戦略を進め、事業拡大を加速させるとともに、高品質な医薬品の安定供給を通じて、医薬品産業のさらなる発展に貢献していきます。

  • *1 低分子医薬品では実現できない作用を持つ、タンパク質などの生体分子を活用した医薬品。ワクチンのほかに、インスリン、成長ホルモン、抗体医薬品などを含む。抗体医薬品とは、生体内で病原菌やがん細胞などの異常な細胞を認識して生体を保護する免疫システムの主役である抗体を主成分とした医薬品で、抗体が特定の標的(抗原)と統合することで治療効果を発揮する。抗体の製造には動物細胞が用いられる。

  • *2 Contract Development & Manufacturing Organizationの略で、生産プロセスの開発受託および製造受託を行う会社・組織を指す。薬剤開発初期の細胞株開発からプロセス開発、安定性試験、治験薬の開発・製造、市販薬の製造までの幅広いサービスを制約企業などに提供する。

FUJIFILM Diosynth Biotechnologies 概要

FUJIFILM Diosynth Biotechnologies UK Limited

本社

Billingham, UK

株主構成

富士フイルム(80%)
三菱商事(20%)

FUJIFILM Diosynth Biotechnologies U.S.A. Inc.

本社

Morrisville, NC, US

株主構成

富士フイルム(80%)
三菱商事(20%)

FUJIFILM Diosynth Biotechnologies Texas, LLC

本社

College Station, TX, US

株主構成

FUJIFILM Diosynth Biotechnologies U.S.A. Inc.:100%