1200dpi×1200dpi高解像度のプリントヘッドにより、高精細印刷が可能です。
CMYK各色のプリントヘッドに加え、2組の白色プリントヘッドを搭載しました。これにより、軟包装では欠かせない高い白インクの隠ぺい性を実現しています。また、パッケージの見た目を大きく左右する、カラー印刷の下地色となる白色に濃度が向上することで、カラーインクの発色性を高めることが可能です。
高濃度インクならではの鮮やかで美しい発色が得られ、パッケージの意匠性向上に大きく貢献します。
軟包装に用いられるプラスチックフィルムなどのインクを吸収しない基材上では、滲みが発生しやすくなります。
そこで、インク滴を着弾位置に確実に保持する水性プライマー液を新たに採用。
印刷前の基材にプライマー液を塗布する機構を搭載し、インクが確実に定着し、鮮明な画像再現が得られます。
新設計のフィルム搬送システムにより、多種多様な基材に対し、高精度で安定した出力が可能。最大790mm幅のフィルム基材に対してCMYKWの5色で50m/分の出力スピードを実現しています。
省エネルギーでインクの速乾を実現する「優れた乾燥システム+速乾性水性インク」の組み合わせにより、基材の種類に左右されず高い生産性を発揮します。
印刷中の色見当をインラインカメラで測定し補正します。
- 基材端に印刷された専用のトンボマークを読取り
- K色を基準にCMY、W各色の印刷位置を調整(X/Y方向)
- * デザインや基材種によって微調整が必要となる場合があります。
ノズルの吐出状態をインラインスキャナで測定し、スジを目立たなくする補正を行います。(印刷前確認)
- 専用のノズルチェックパターンで不良ノズルを特定
- 不良ノズルの両隣のインク吐出量を増やして抜けを補正