構造色インクジェット技術は、フィルム基材上に吐出したインク内に微細な構造を形成し、自然が生み出す美しい「構造色」を発色させるものです。この技術を用いて、デジタルデータをフルカラーの構造色でインクジェット印刷するプリントサービスを展開しています。構造色のパターンやグラデーションなどを自在に描画することで、高い意匠性を実現します。
虹色(赤ー橙ー黄-緑ー青)を1回の印刷で描写できます。
デジタルデータがあれば、グラデーションやパターンなど多彩な表現も可能です。
印刷物は特定の色(波長)の光を反射し発色するため、それ以外の光は透過します。そのため、印刷物を光にかざすと、異なる色の影が発現します(反射光と影は補色の関係になります)。
印刷物は背景の色によって見え方が大きく変化します。例えば、黒い背景で緑に見える構造色は、白い背景ではピンクに見えます。
印刷物は見る角度によって色の見え方が変化します。例えば、正面で赤く見えるところは、斜めから見ると緑に見えます。
複数枚の印刷物を重ねると色の見え方が変わります。例えば、赤と緑の印刷物を重ねると黄色に、緑と青を重ねると水色に、赤と青を重ねるとピンクに変わります。













