このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
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LISENDO 880LEには、心臓領域において、より高精度で有効な診断情報を提供するために考え抜かれた、バリエーション豊富なアプリケーションをラインアップ。臨床の現場において新しい診断価値を提供します。
Cardiac 3D*1
循環器領域検査では、必須となってきているCardiac 3D。
循環器診断・治療における様々なシチュエーションで、これまでより一歩進んだ診断情報を提供します。
また、画質・操作性・拡張性の全ての面で、MADE IN JAPAN ならではのきめ細やかな品質を届けます。
Analysis of Cardiac 3D
3Dデータとして取得した画像は様々な解析に利用できます。
弁輪径・立体的形態観察・Volumeの算出・トラッキングなどに対応可能です。
3D経胸壁プローブで取得した左心室ボリュームデータから、BiPlaneモードを使用して自動的に2ch、4chを表示します。
ワンタッチでED-ES フレームを切り替えることが可能であり、フレーム表示後、自動的にEFを計測します。
社会全体の高齢化が進み、心不全への関心が高まる中、心不全や不整脈患者に対して、超音波検査には今まで以上に効率的、かつ正確な診断情報の提供が求められます。
LISENDO 880LEのいくつかのアプリケーションは、心不全の診断に非常に有効な診断情報を提供します。
これらを統合し、心不全に対する使いやすく正確な総合診断パッケージを提案します。
スペックルトラッキングによって求められた左室内膜長の変化率(GLS)は、EFが保たれた心不全の場合に、その値が有意に変化するという報告があり、大いに注目されています。GLS算出のためのトレース・操作性などワークフローの改善により、大幅な解析時間の短縮、ルーチン検査での使用が可能になりました。
心腔内の血行動態を速度ベクトルを用いて可視化する機能です。
速度ベクトル表示のほか、壁のずり応力を表現する指標(WSS: Wall Shear Stress)、左室内の相対的な圧較差表示 (Relative Pressure Imaging)など、いままでになかった診断価値を提供します。
R-R Navigation + Dual Gate Doppler
心不全に関連するAF(Atrial Fibrillation:心房細動)、不整脈のような不規則な心拍の場合、より安定した心拍での計測が必要です。これまでは、検者依存、精度が低い、時間がかかるなど、いくつかの課題がありました。R-R Navigation機能では先々行R-R間隔、先行R-R間隔が同じである区間を自動検出し、計測に最適な心拍の正確な検出が可能です。
Vascular
血管の長軸断層像にROI(関心領域)を設定するだけで、IMT(内中膜複合体)を自動抽出し、診断ガイドラインに沿ったmax IMT、およびmean IMTを自動計測します。
Auto IMT計測法は、指定範囲の全てのポイントから最大、最小、平均、SDを算出するため、定量化の精度向上が期待されます。