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日本

動物医療 検査サービス

ご利用の手引き:お取引の流れ

動物病院さまからの動物検体での臨床検査受託を随時承っております。
ご用命の際は弊社依頼書とご依頼項目に準じた検査材料を採取・作成頂き、指定の保存方法にてご提出ください。
「依頼書」「検体容器」のご用命は、お近くの営業所にお電話またはFAXにてご連絡ください。

1.お申し込み

お取引をご希望の病院さまは、弊社事業所または代理店までご連絡ください。

  • * 資料のご請求はお近くの営業所にお電話、又はお問い合わせからでも承ります。

施設登録について

初回のご依頼時に施設登録を行い、施設コードを発行いたします。
お近くの営業所にお電話またはFAXにてご連絡頂き、所定用紙に必要事項をご記入の上、弊社へご提出ください。

2.検体の採取

採取・保存方法の詳細は下記のページよりご確認ください。

検体量について

各資料に記載している検体量は1回測定分です。

3.検査依頼書の記入

専用の検査依頼書をご利用ください。
依頼票(pdf)のダウンロード及び、記入方法の詳細は下記のページよりご確認ください。

依頼票のご提出について

依頼書は、集荷にお伺いした際に検体とともにお渡しください。集荷地域外の病院さまは、検体を発送いただく際に同封してください。
依頼書をご利用の際には、お手元にコピーなどの控えを保管いただきますようお願いいたします。

4.集荷または発送

集荷エリア及び集荷サービスの詳細は下記のページよりご確認ください。集荷エリア以外の施設さまに関しましては宅配便での発送方法をご案内させていただきます。

5.検査結果報告

1)仮報告

健康診断を除く全ての受託検査項目で仮報告(FAXまたはEメール)のサービスを実施いたします。

  • * FAX選択のご注意
    休診時間・休診日における携帯電話への転送はあらかじめ営業所へお申し付けください。(送受信エラーを回避します。)

2)本報告

全受託項目の測定(診断)終了後、報告書をお届けいたします。最終結果報告日以降の弊社稼動日にご発送いたします。

3)報告日数

各種検査に記載している報告日数は集荷地域を対象とし、検体お預かりから仮報告(FAXまたはEメール)するまでの日数を記載しています。日曜、祝日、年末・年始は含まれません。検体をご発送いただく場合には弊社に到着する日数(1~2日)を追加した日数となります。また、再検査となりました場合にはお時間をいただきますので予めご了承ください。

主な単位記号

L Liter M mol/L
dL deciliter(=0.1L) mmol millimole(=0.001mol)
mL milliliter(=0.001L) μmol micromole(=10-6mol)
gram nmol nanomole(=10-9mol)
mg milligram(=0.001g) pmol picomole(=10-12mol)
μg microgram(=10-6g) fmol femtomole(=10-15mol)
ng nanogram(=10-9g) mEq milliequivalent
pg picogram(=10-12g) % percent
U unit    

「参考基準範囲」という表現について

一般的には、健康な集団から得られる測定結果(検査値)を統計学的処理し、平均値と標準偏差(SD)を求めて、平均値±2SDとして得られる範囲を「基準範囲」と定めています。統計学的にはこの範囲には95.45%が含まれますが、同時に4.55%は含まれないことになります。しかし、「健康な集団」の「健康」という定義は難しく、個体の変動要因(性差、年齢、妊娠等)や犬、猫の品種によっても異なる可能性が考えられます。こうしたことを踏まえ、弊社では参考という語を付して「参考基準範囲」という表現を使用しております。一部の項目につきましては特定の疾患群と非疾患群を分ける値=カットオフ値を「参考基準範囲」に記しております。

追加検査について

結果ご報告前
施設名・集荷日・患者さま名・最初のご依頼項目・追加希望項目を貴院担当の営業所へご連絡ください。

結果ご報告後
施設名・ID No(検体No)・患者さま名・報告日・追加希望項目を貴院担当の営業所へご連絡ください。検体の状態、残量を弊社にて確認の後、追加検査可否のご連絡を致します。検体の保管期間を過ぎた場合は、お受けできませんので、ご了承ください。尚、健康診断におきましても後日追加して提出されました検体を用いた検査のご依頼は、一般の検査扱いとなりますのでご注意ください。

6.ご請求書

施設さま毎に検査実施費用のご請求書を報告書発行日換算・月末締めにてご発送いたします。

その他

検体の保管期間・材料の帰属について

  • お預かり致しました血清、血漿につきましては報告後2週間凍結保存しております。追加検査項目によっては時間が経過すると結果に影響する項目もございますので、ご注意下さい。
  • 全血につきましては、報告後1週間保存しております。血球破損により測定結果に影響を及ぼしますので、恐れ入りますが追加検査の際には再度ご提出下さい。
  • 健康診断検査の検体は報告後1週間冷蔵保存しております。
  • 形態学検査におけるホルマリン固定組織、各種スライドにつきましては、報告後2週間保管しております。
  • 結石分析では、検体を粉砕して分析致します。そのため解析後の検体返却では検体は粉末状になります。
  • 微生物検査の培地は報告後1週間保管しております。

保管期間内の検体返却を希望される場合は貴院担当の営業所へご連絡ください。至急の返却、もしくは郵送地域につきましては、送料はお客さま負担となります。プール化が可能な検体については、精度の維持向上または検査開発等のために使用することがあります。ご了承ください。

精度管理について

総合的精度管理として、検体の保存から搬送・患者個体のデータ管理・または機器の保守点検など各工程で管理条件を設けて常に正しい測定結果を報告出来るように管理を行っています。また、臨床検査の精度管理方法として「内部精度管理」と「外部精度管理」の2つに分けることが出来ます。内部精度管理は、ラボ(施設)内で行う精度管理で管理試料として同一管理試料を用い同時再現性、日差再現性の結果のデータを用いて統計処理を行い管理しています。外部精度管理は第三者の機関が加わって複数の検査機関のデータを用いて管理する方法になります。弊社は内部・外部精度管理を実施しております。