資源循環の取り組みから新たに生まれた複合機
富士フイルムビジネスイノベーションは、業界に先駆けて複合機の省エネルギー性能向上や低温定着トナーなどの環境技術の開発、使用済み機器の再活用に取り組み、お客さまや社会の脱炭素・資源循環の促進へ貢献してきました。
さらに「多様な働き方」を可能にするソリューションの提供により、人やモノの移動を減らすことで、環境負荷低減に貢献しています。
ApeosPort-VII C R シリーズは、クローズド・ループ・システムの考え方のもと、部品リユース率は最大84 %*1 (重量比)の資源循環を実現した再生機です。
回収した使用済み商品をその使用履歴に応じて摩耗/消耗した部品を交換し、新造機と同じようにお使いいただけるように再生しています。
再生機は中古品とは異なります。新品として、新造機同様の保証を付けてご提供いたします。


- * 新造機は、新規に作られた個々の部品を用いて新たに組み立てられた機械本体です。
- * ApeosPort-VII C3373 Rにおいて新造機ApeosPort-VII C3373を100 %とした場合。
- *1 設計上の最大値
- *2 製造・輸送やお客様の使用などを含む製品ライフサイクル全体のCO2排出量
1995年に富士フイルムビジネスイノベーション リサイクル方針「限りなく『廃棄ゼロ』を目指し、資源の再活用を推進する」を定め、クローズド・ループ・システムを構築、お客様使用済み機器の回収、リユース・リサイクルを行ってきました。1996年、国内生産の複合機へリユース部品の投入を開始し、2008年には中国の蘇州にリユース・リサイクル拠点を設立し、活動を拡げています。
「使用済み商品は、廃棄物ではなく、貴重な資源である」という考え方に基づき、1995年に構築した商品企画/開発/製造段階から廃棄に至る商品のライフサイクル全体を視野にいれた循環型システムです。回収した使用済み商品から取り出した部品を、さまざまな再生技術によりできる限り再活用し、資源として循環させています。
当社は、複合機に記録されている多種多様な使用履歴情報と、部品寿命データベースを照合し、部品単位で余寿命を診断し再利用の可否を自動で判断することで、部品のリユース率を拡大しています。
プラスチックの経年による黄ばみを、粒子状の研磨材をブラスト装置で噴射し、表面を傷つけることなく除去する技術を採用。外観の側面カバーなどに活用しています。
独自の環境技術
従来の定着装置では、待機状態からすぐに利用できるように予熱を持たせておく必要があり、予熱のために多くの電力が消費されていました。当社は、急速な加熱が可能なIH定着技術を開発。待機時や節電モード時の予熱が不要となり、省エネと利便性を両立しています。
「速熱IH-Fuser*1 」を採用することにより、スリープモードからの復帰は5秒以下とスピーディー。消費電力の少ないスリープモード利用と、使いたい時にすぐに使える利便性を両立しています。
- *1 ApeosPort-VII C5573 R / C4473 R / C3373 R / C2273 R に採用。
多くのお客様はスリープ移行時間を延長して使っていることに着目し、ユーザーが近づいたら自動的にスリープモードから復帰する技術を開発。消費電力が低いスリープモード運用していても、効率よく作業開始できます。
スリープ状態から復帰時の通電部分を最適化することにより、複合機内の節電による省エネ性の向上と、不要な起動音抑止による静粛性の向上を実現。機能モジュール毎に通電し、省エネと利便性を両立しています。
従来のEA-Ecoトナーよりも約10℃低い温度でトナーを溶解できるSuper EA-Ecoトナーにより、業界トップクラスの低温定着性能を実現。低消費電力化に貢献します。また、業界最小クラスの粒径のトナーにより、文字や線はより明瞭に、ハーフトーンもより美しく再現。赤ちゃんの肌や空などもなめらかに出力できます。
感光体に画像イメージを書き込むプリントヘッドに、小さなLED(発光ダイオード)を多数配列した光源を採用し、小型化と省電力化を実現。さらに、高画質(1,200×2,400 dpi)を両立。
読み取り部の光源に消費電力の削減*2 に寄与するLEDを採用した自動両面原稿送り装置を搭載。両面原稿の表裏を一度のスキャンで読み取り、270ページ/分*3 の高速読み取りを実現しています。
- *2 当社A3複合機において、従来のキセノンランプ方式と比較した場合に約1/3に低減。
- *3 当社標準原稿A4ヨコ、200 dpi、親展ボックスまで。自動両面原稿送り装置C2-PCで1パス両面読み取り時。自動両面原稿送り装置B1-PCは154ページ/分。
- グリーン購入法のコピー機に対する「判断基準」に適合
- エコマークの商品類型No.155「複写機・プリンタなどの画像機 Version1.5」に認定
- 国際エネルギープログラムの基準(Ver 3.0)に適合
| 機種 | C7773 R | C6673 R | C5573 R | C4473 R | C3373 R | C2273 R |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TEC値*4 | 0.86 kWh | 0.82 kWh | 0.60 kWh | 0.49 kWh | 0.37 kWh | 0.26 kWh |
- *4 国際エネルギースタープログラムで定められた測定法による数値。
スマートフォンで採用されているタップやスワイプ操作に対応したチルト機構付き10.1インチの大型操作パネルを搭載。
機能ごとにアイコンと、操作画面の色を統一。よく使う基本機能はカラー部分で表示されるので見つけやすく、すぐに操作を開始できます。
さらに、作業の完了など機器の状態を操作パネルの光や音でお知らせする機能や、センタートレイのお知らせライト、軽い力で閉じる用紙トレイなどにより、軽快な操作性を実現しています。

見やすく操作しやすい角度に調整できるチルト機構を採用
プリント出力中は点滅し、出力が完了すると点灯。出力物の取り忘れを抑止
トレイを閉じる際、トレイの奥まで押し込まなくても、引き込み機構により、ゆっくり静かに閉まります
標準トレイで52~300 g/m2の厚さの用紙に対応。郵便はがきのほか、POPやパッケージなど小ロットの販促物制作にも活用できます。
最大320×1,200 mm*2 の長尺用紙にも対応。垂れ幕制作などにも活躍します。
- *1 ART EXドライバー、Adobe® PostScript® 3™ドライバーの Windows版のみ対応。
- *2 印字可能領域は305×1,194 mmです。
出力先に選んだ複合機が使用中でも、ネットワーク上の別の複合機で自分のジョブを選んで出力できます。プリント指示した文書は一旦複合機に蓄積され、出力前にジョブの確認や部数、各種プリント設定の変更も可能。セキュリティーを保ちつつ、無駄なプリントも削減できます。
- * オプションのサーバーレスオンデマンドプリントキットが必要です。
無線LAN環境に対応。有線LANがなくても設置できるので、オフィスのフリーアドレス化などレイアウトの自由度が増します。Wi-Fi Direct®接続時は、イントラネットに接続することなく、来訪者のモバイル端末からプリントすることもできます。Print Utility、AirPrint、Mopria® Print Service、Mopria Scanに対応します。
- * オプションの無線キットが必要です。
スマートフォン内にあるアプリケーションやWebページ、撮影画像、DocuWorks文書やPDF文書などのデータを複合機で出力できます。また、複合機でスキャンしたデータをスマートフォンに取り込めます。
操作パネルにNFCタグを標準装備。複合機のNFCタッチエリアにスマートフォンをかざすだけでプリントなどのジョブ実行ができます。

本体とあわせて最大3か所へ排出が可能。コピー、プリント、ファクスのジョブごとに、振り分け出力に対応
トレイ容量:100枚
プリントやコピーした用紙が、印字面を上にして排出
トレイ容量:250枚
センタートレイを2段に分けて排出
手差しトレイに装着し、長さ1,200 mmまでの長尺用紙をセット可能
A4ヨコ、レターヨコ、B5ヨコ
2,470枚×1段
自動両面原稿送り装置でスキャンする際、非定形サイズや小サイズ原稿を最も近い定形サイズに自動的に収めてスキャンできます。領収書や納品書なども、いちいち原稿サイズを入力することなく、まとめてすばやく読み取ります。
スキャンデータをメール送信する場合や、パソコンやUSBメモリー*1 に保存する際に、TIFF、JPEG、DocuWorks文書、PDFに変換できます。
また、検索に便利なOCR処理*2 や通信負荷軽減に役立つ容量圧縮やパスワード設定も行えます。さらに、スキャンデータは、Word*2 やExcel*2 形式にも変換可能。紙しかない書類も編集可能な電子文書にできます。
- *1 オプションのUSBメモリーキットが必要です。
- *2 オプションのスキャン機能拡張キットが必要です。
スキャンをする場合、原稿の向きや片面/両面などを意識する必要はありません。送付先入力も送信履歴から選択できるほか、認証時にはユーザーのメールアドレスが自動入力されるので便利です。
文書の種類を選択するだけで、あらかじめ設定されたルールどおりにファイル名をつけ、所定の保存先に直接スキャン文書を格納します。定型的なスキャン業務の作業効率の改善が図れます。
- * オプションの業務別らくらくスキャンProが必要です。
ペーパーレスファクス仕分けを使うと、ファクス文書をプリントすることなく、サーバーや共有フォルダーに転送したり、メールに添付して送信したりできます。転送時に、ファクス番号や受信した日付、ファクス処理担当者ごとに文書を自動的に仕分け、転送先のフォルダーに保存できます。迷惑ファクスだけを別のフォルダーに選り分けることもできます。
- * オプションのペーパーレスファクス仕分けキットが必要です。
セキュアで大容量のクラウドストレージのWorking Folderにより、インターネット環境さえあれば、文書の閲覧・利用がいつでもどこでも行えます。
- 複合機やDocuWorks、モバイル端末とのスムーズな連携。
- 操作パネルでWorking Folder内の文書を出力。
- 複合機でスキャンして、ファイル名の付与、格納、メール通知が可能。
- * Working FolderおよびCloud Service Hubは、富士フイルムビジネスイノベーションが提供するクラウドサービス。別途契約が必要です。
Cloud Service Hub により、複数のクラウドストレージサービスにシングルサインオンできます。
- 複合機から直接スキャン文書の格納先を指定して保存。
- 複数のクラウドサービスを横断的に検索して出力。
- スキャン文書のOCR処理で全文検索も可能。
- サーバーやクライアントPCと複合機との通信を暗号化(Ipsec、SSL/TLS通信、S/MIME通信、SMBv3)
- 複合機内の蓄積データ(TPMチップ採用による暗号鍵管理の強化、ハードディスクの暗号化/上書き消去*1 )
- ファクスの誤送信防止(FASEC1適合、宛先再入力、宛先表以外の送信禁止、宛先確認画面表示)
- ユーザー認証や利用制限により、不正操作やアクセスを抑止
- 複製管理(隠し文字印刷*1 、強制アノテーション、複製制限コード埋め込み*1 )
- *1 オプション。
EP-BB複合機管理サービス(無償)は、お客様の複合機と当社のEPシステムをインターネットで結び、メーターカウントの自動確認、消耗品の自動配送、日々の状態監視と故障時の自動通知など複合機管理者の方の手間を軽減し、安心してお使いいただけるようにサポートします。
また、リモート監視や機器診断の精度を継続的に高め、常に適切なタイミングで消耗品・部品を交換することで、機器の安定稼働を図っています。さらに「富士フイルムBIダイレクト 複合機サービス*2 」との連携で、複合機の使用状況、消耗品の配送状況・配送予定日、保守状況など、さまざまな情報をWeb上でいつでも確認することができます。
- * EPサービスを導入いただく際は、EPサービスの契約の締結をお願いいたします。
- * 複合機のご使用機種、ご利用地域により、提供するEP サービスの内容が異なる場合があります。
- * お客様の機械がネットワークに接続され、インターネットにアクセスできる環境が必要になります。
- * EP-BBは、お客様のご希望に応じて、当社CEが機器本体に機能の設定を致します。
- * EPはElectronic Partnership、BBはBroad Band の頭文字です。
- *2 「富士フイルムBIダイレクト 複合機サービス」をご利用いただくには、別途お申し込みが必要です。
「業務別らくらくスキャン」は、文書の種類を選択するだけで、あらかじめ設定されたルール通りにファイル名をつけて所定の保存先に直接スキャン文書を格納します。
PCで取り出し格納する必要がなくなり、定型的なスキャン業務の作業効率の改善が図れる、複合機にインストールして利用する有償アプリケーションです。(カストマーエンジニアによるインストール作業が必要です。)
業務別らくらくスキャン*1 は、紙の書類をスキャンして送信先に振り分ける業務を自動的に行うための機能です。定型化された業務に適しています。
原稿の読み取り方法、画像処理、出力形式や保存先など、さまざまな設定をあらかじめ登録しておき、スキャン時にボタン一つで呼び出すことができます。
管理者は、あらかじめ定型業務に応じた文書のスキャン方法やファイルの保存方法などを複合機に登録しておきます。ユーザー(利用者)は、複合機に原稿をセットし、文書の種類に応じたボタンを押すだけで、紙文書の電子化から保存までを自動で行えます。
スキャン処理から保存までをすべて自動で行うことも、スキャン時にユーザーが確認しながら操作することもできるので、文書の内容や環境に合わせた業務フローを設定できます。
業務別らくらくスキャンを使用することで、煩雑な処理が自動化され、スキャン作業の効率化と品質の均一化を図ることができます。
スキャン方法や保存方法など文書フローを設定した情報を、「文書種類」情報と呼びます。文書種類情報は、業務の種類や内容によってグループ分けして登録できます。グループ化するための業務の情報を「業務種類」情報と呼びます。
業務別らくらくスキャンでは、最大8個の業務種類を設定できます。また、業務種類ごとに最大10個の文書種類を設定できます。
文書の保存形式は、次から選択できます。
- DocuWorks文書
- TIFF(マルチ)
複数の文書を一括でスキャンし、白紙ページ、QRコード、およびバーコードで分割して保存することもできます。また、スキャンした文書を、業務種類、文書種類、日付、および利用者名によって自動で振り分けができます。保存先のフォルダー名やファイル名は、これらの文書属性と任意の文字列を組み合わせて設定できます。
文書の保存先には、次のどれかを指定できます。
- FTPサーバー
- WindowsまたはMac上の共有フォルダー(SMB転送)
- Working Folder*2
- *1 有償の「業務別らくらくスキャン Pro」が必要です。
- *2 富士フイルムビジネスイノベーションが提供するクラウドサービス。別途、サービス契約が必要です。
「ペーパーレスファクス仕分け」は、ファクス受信した文書のプリント、ボックスへの保存、転送、および仕分けを自動で行う、有償の追加型アプリケーションです。(カストマーエンジニアによるインストール作業が必要です。)
ペーパーレスファクス仕分けを使うと、ファクス文書をプリントすることなく、サーバーや共有フォルダーに転送したり、メールに添付して送信したりできます。転送するときは、ファクス番号などの受信情報や受信した日付で文書を仕分けることができます。保存形式は、PDF、DocuWorks、およびTIFFを選択できます。
紙にプリントしなくても保存できるので、資源を節約し、情報漏えいの危険を減らすことができます。自動で転送先にフォルダーが作成されるため、仕分け作業の手間が省け、検索もしやすくなります。転送結果をメールで通知することで、文書の取り忘れやトラブルにも対応できます。
電話回線ごとに文書の転送先を設定できます。最大3回線、1回線につき2つの転送先とプリント有無を設定できます。
転送先には、次のどれかを指定できます。
- 共有フォルダー(SMB転送)
- FTP サーバー
- Working Folder*3
- メールに添付

転送時に、ファクス番号や受信した日付、ファクス処理担当者ごとに文書を自動的に仕分け、転送先のフォルダーに保存できます。迷惑ファクスだけを別のフォルダーに選り分けることもできます。
また、お客様のワークスタイルにあわせて、時間、曜日ごとに配信先を変更するなどのスケジュール設定が可能です。
- * 「ペーパーレスファクス設定」がプレインストールされている場合、「ペーパーレスファクス仕分け」をインストールすると機能拡張されます。
- *3 富士フイルムビジネスイノベーションが提供するクラウドサービス。別途、サービス契約が必要です。
「サーバーレスオンデマンドプリント」は、サーバーレスオンデマンドプリントキットを導入することにより、「プライベートプリント」や「認証プリント」で、蓄積した文書を連携した複合機、プリンターからプリントすることができるようになる、複合機、プリンターにインストールして利用する有償アプリケーションです。(カストマーエンジニアによるインストール作業が必要です。)
出力先に選んだ複合機、プリンターがたまたま使用中でも、他の複合機、プリンターからプリントすることができます。また、大量部数の出力物を遠い会議室まで持ち運ばなくても、会議室近くにある複合機、プリンターから出力するといった利用法で、負荷を低減することができます。
プリント指示した文書は一旦複合機、プリンターに蓄積され、出力前に、部数、白黒へのカラーモード変更、両面・片面の設定ができますので、セキュリティー向上や無駄プリント削減をすることができます。
「サーバーレス認証連携」は、サーバーレス環境でユーザー認証情報を複数の複合機間で共有でき、連携するどの複合機からでも、ICカードの登録や認証操作ができる、複合機にインストールして利用する有償アプリケーションです。(カストマーエンジニアによるインストール作業が必要です。)
ICカード登録機能を利用し、複合機に登録されたユーザー認証情報とICカードのID情報の関連付け登録を行うと、親機に設定された複合機から連携する複合機全体に対して、情報が共有されます。一旦情報が共有されると、連携するどの複合機でも認証操作により利用することができます。複合機の連携のため専用のサーバーを立てる必要がないため、コストを低減できます。
お客様のActive Directoryサーバーのユーザー情報とも連携可能です。
- * 共有する各複合機にオプションの「サーバーレス認証連携キット」または、「サーバーレス認証連携キット(本体認証版)」が必要です。共有する複合機の中に1台でもIC Card Gateが接続されている場合は、全ての複合機に対して本体認証版をご利用下さい。









