お客様の環境には、各印刷工程を実現するさまざまなメーカーのシステム・設備が導入されています。Revoria One Production Cockpitは、これらをつないで、印刷工程全体の進捗を1つのユーザーインターフェイス(UI)で行うジョブ管理を可能にします。操作画面へはWebブラウザーからアクセス可能。タブレットPCを用いて、オフライン機などの前で作業しながら、作業実績の入力やジョブ仕様の確認なども行え、オフライン機を含むワークフローの運用も容易です。
オフセット印刷機とデジタル印刷機を統合管理するハイブリッドワークフローを実現。当社製デジタル印刷機だけでなく、他社製デジタル印刷機、オフセット印刷機との連携もサポートします*1 。時代が求める多品種・小ロット、短納期での印刷には、デジタル印刷機が最適。Revoria One Production Cockpitにより、ワークフローの中でデジタル印刷機を管理すれば、管理工数をかけることなく多品種・小ロットジョブにも対応できます。
JDF*2 などの標準的なフォーマットを介して、受注ジョブや処理内容などを各システム・設備とオンラインでやり取りします。JMF*3 対応の印刷機/加工機なら、連携機器の処理状況もRevoria One Production Cockpitがリアルタイムに把握。オンライン接続できない機器も、手動入力やバーコード処理で、オンライン接続機と一括管理が可能です。
- *1 連携する機器については、当社営業までお問い合わせください。
- *2 Job Definition Format
- *3 Job Messaging Format
- * 連携する機器、ソフトウェアは順次拡大します。詳細は当社営業にお問い合わせください。
- *1 Enterprise Resources Planning。
- *2 Management Information Systems。
- *3 富士フイルム社製FUJIFILM WORKFLOW XMFとの連携なら、CTPの処理状況もRevoria One Production Cockpitから管理可能。
- *4 Business Intelligenceツール。
従来のワークフローソフトウェアとRevoria One Production Cockpitが決定的に異なるのは、工程の部分最適化ではなく、受注から発送まで全工程の最適化が可能ということ。全工程を網羅し、上流システムから取得した情報や事前設定に基づき、ジョブ情報を自動で各工程に流すことができるため、真の生産性の向上が期待できます。ワークフローはジョブ特性に合わせて柔軟に構築でき、各工程単位で進捗管理を行えるため、ボトルネックとなる工程も早急に見つけ出せます。
用紙種類など、同じ属性のジョブを自動でまとめてグルーピングして印刷を行います。用紙替えなどの手間やジョブ間のダウンタイムを最小化することで、より効率的な印刷を実現。お客様ごとや発送予定日ごとにグルーピングすれば、印刷に続く工程も合理的に進行できます。
印刷枚数/加工処理数、各機器の処理能力、各機器の稼働予定に基づき、各機器の空き状況から、シフト単位や時間単位の印刷/加工スケジューリングを自動で行います。印刷業界特有の下版日を起点としたスケジュールや、納期の迫っているジョブから印刷/加工するなど、人が行っていた作業を自動化することで効率的なスケジュールが短時間で組めるようになります。さらに、印刷機、加工機それぞれの機材をグループにすることで、グループ内の任意の機材でジョブを処理するなど、柔軟な作業計画と実行をサポートします。
実際のお客様の運用では、自動化だけでは対応しきれない工程が存在します。そのようなケースも、Revoria One Production Cockpitが確実にサポート。自動で作成されたグループジョブやスケジューリングは、実態を見ながら手動で調整できるほか、作業開始前のワークフローの編集も可能です。またMIS連携だけでなく手動でジョブを生成することができるので、緊急のジョブにも柔軟に対応することができます。さらに、印刷*5 /加工*5 /検品/発送工程などの各種ステータスは、オペレーターが目視確認後に手動でプロセスを完了することが可能です。印刷業のお客様を知り尽くした富士フイルムビジネスイノベーションならではの、実運用に準じた仕様です。
- *5 JMF対応機は、処理完了後、自動で仮完了ステータスになります。
工場全体の各種機材の詳細な稼働計画をビジュアル的に表示することで、直感的な業務の進捗管理ができます。また、長時間にわたる業務に対して、分割した作業を計画することも可能となり、実業務に即した作業計画とその進捗管理をすることができます。
受注ジョブは、「受注」「製品」「部品」の三階層の単位で細かく管理され、印刷・加工・発送などの各工程に適した、それぞれの単位で処理されます。ジョブごとに、各単位の生産実績/計画をタイムラインで表示することも可能。タイムラインや各プロセスのステータスが色分け表示されるため、スケジュール遅延やエラー状態をいち早く見つけられ、納期遅れの発生リスクを軽減できます。

ジョブ管理画面(ガントチャート形式)
各印刷機/加工機の生産計画と実績のギャップを、リアルタイムに表示します。1日分としてスケジューリングされているジョブの進捗率と生産余力時間を一目で確認でき、随時、余力のある機器にジョブを振り直すことで、工場全体の生産性をさらに高めます。
Revoria One Production Cockpitは、製品ごとに異なる工程をワークフローテンプレートとして構築できます。各工程に変動費、固定費を設定することが可能で、材料費、送料とあわせて、ジョブ処理前にコスト見積を行えます。テンプレートを切り替えて、異なる工程で制作した場合のコストも簡単に算出でき、ジョブの採算性向上に役立ちます。
処理した実績データを簡易的に集計してビジュアル的に表示することが可能です。ログをExcel形式でエクスポートすることもでき、お客様が任意でデータを編集・集計したり、BIツールと連携させて分析することで、コスト/マシン稼働率/トラブル要因/工場稼働率等の生産状況を可視化でき、経営判断を支える情報として活用できます。









