- 情報漏えい対策としてオンプレミス型の資産管理ツールを使っていたが、サーバー管理に手間と時間がかかっていた
- サーバーの負荷増加に伴い、PCの操作ログ検索に時間がかかるようになっていた
- PCのOSやソフトウェアのバージョンも個別に確認が必要で、管理者の負担が大きかった
- クラウドサービスでサーバーの管理が不要になった
- 表示スピードの向上、検索性の改善、内容も詳細になり、PCの操作ログ情報が活用しやすくなった
- PCのOSやソフトウェアのバージョンを集中管理出来るため管理者の負担が軽減し、ソフトウェア配布機能により脆弱性対策も迅速に行えるようになった
- 他のクラウドサービスと比較し、機能が豊富でアップデート頻度も高く、コストパフォーマンスに優れていた
- PCの操作ログ検索性の向上、および他社商品よりも長期間のログを保管できるため、セキュリティーインシデント発生時の原因調査に役立つ
- 富士フイルムBIジャパンによる「資産管理ツールを含めたIT環境全体の可視化」と刷新に向けたサポート体制
「パンチングメタル」という産業用資材を専門に製造・販売する、国内でも数少ないメーカーです。「パンチングメタル」とは、鉄・ステンレス・アルミニウムなどの金属板に丸・四角・楕円形といった形の孔(あな)を開けたもので、孔の存在により光・熱・気体・音や液体などを通したり遮断したりすることができます。身近なところではマンションの手すりや商業施設の内装・外装、フィルター、サーバーラックの排熱口や厨房機器の残菜かご、防音パネル、さらにはプラントのサイレンサー(配管系統における消音器)など、用途は多種多様です。機械等に組み込まれて表に出ないものが多いですが、社会のさまざまなところで役立っています。さまざまな業種の8,000社以上の顧客と長期的な信頼関係を構築し、事業を営んでいます
IT資産管理ツールを初めて導入したのは2017年です。万が一情報漏えいなどのトラブルが発生した際にPCの操作履歴を追跡できる環境を整えるなど、社内の情報管理体制を強化する必要があると考えて導入しました。
しかし、年々蓄積されるログの処理がサーバーでは追いつかず、検索に非常に時間がかかるようになりました。そのため、ログは「念のため記録するだけ」で活用されず、十分に役立てられない状況が続いていました。
こうした課題を受け、2023年ごろから富士フイルムビジネスイノベーションジャパン(以下「富士フイルムBIジャパン」)とともにITインフラ全体の見直しプロジェクトを開始。ちょうどデータセンターの物理サーバー更新時期と重なったことも、プロジェクト開始のきっかけとなりました。特に、物理のサーバー管理に手間がかかっていたため、日々の管理負担を軽減できるクラウドへの移行を検討し、それに合わせてIT資産管理もクラウドサービスの利用を検討することとなりました。
IT資産管理のクラウドサービスとして、富士フイルムBIジャパンが紹介してくれたのが「SKYSEA Client View M1 Cloud Edition」(以下、SKYSEA Client View)です。検討にあたっては、従来物理サーバーで利用していたツールのクラウド版とも比較しましたが、SKYSEA Client Viewは機能が豊富でアップデート頻度も高く、コストパフォーマンスも高い点が魅力でした。さらにクラウドサービスであることから、サーバー負荷を気にせずログを長期間保存でき、スムーズに検索できる点も導入の決め手となりました。富士フイルムBIジャパンとは長いお付き合いで、信頼できるパートナーと考えています。今回も、各種サーバーのクラウド化を含め社内システムの全体的な更新を一斉に行いましたが、富士フイルムBIジャパンのサポートのおかげで、一つひとつ丁寧に進めることができたことに感謝しています。
社内に約100台あるPCの操作ログをSKYSEA Client Viewで取得しています。ファイルの移動やファイル名の変更といった詳細なログが取れる上、収集したログの確認が必要になった際には柔軟に条件設定ができるなど検索性にも優れ分析もしやすく、とても使いやすいです。セキュリティー面では、社内で利用しているソフトウェアのバージョン管理ができるようになりました。バージョンアップが必要な際には、ソフトウェア配布機能を使って管理者が遠隔でアップデートを適用できるため、ソフトウェアの脆弱性にも迅速に対応できるようになりました。これにより、社内のセキュリティー強化に大きく貢献しています。
また、USBメモリーなどの外部記録媒体の制限機能や、ユーザーと同じ画面を見ながら説明できるリモート操作機能も便利で、サポート時によく利用しています。見やすいダッシュボードでOSの状況も把握でき、Windows11への入替対応もスムーズにできました。
加えて、操作ログの取得やセキュリティー対策について社内に周知することで、社員のセキュリティー意識向上にもつながっていると感じています。

当社は工場で働く従業員も多く、リモートワークが行える業務範囲が限られていますが、在宅勤務などリモートで働く社員も多い会社では、SKYSEA Client ViewでIT資産管理を行うメリットは大きいでしょう。また、事業拠点が多く、本社でIT資産の集中管理をしなければならない企業も同様です。情報漏えいやランサムウェアなどセキュリティー上のリスクは、業種や規模を問わずどのような企業にもあります。今回当社で導入したSKYSEA Client Viewはクラウド版ということもあり、初期コストに何百万円もかけることもないので、10人未満の小規模な会社でも手軽に導入できるはずです。どのような企業であっても、情報セキュリティー対策に大きな効果を発揮してくれるのではないでしょうか。
常務取締役 木野 賢治 様
経営管理部 総務課 係長 前原 裕実 様
経営管理部 総務課 伊藤 久美 様
経営管理部 総務課 課長 大岡 宏子 様
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン 栗田 太我
当社では従来、関東と隣接する甲信越地域を主な営業エリアとしていましたが、2024年より大阪に新たな営業拠点を設け、京阪神地区への拡販を進めています。将来的にはさらに他地域にも拠点を増やしたいと考えているので、各拠点のIT資産の利用状況を本社から集中管理していく必要があります。また、より柔軟な働き方の実現に当たっても、社内のIT資産の可視化は欠かせませんので、これからもSKYSEA Client Viewをさらに幅広く活用していきたいと思います。
現在は、ITインフラ環境の全体的な見直しが一段落し、新たに導入したシステムをきちんと運用していく段階ですが、DXの取り組みは今後も継続的に進めていかなければなりません。富士フイルムBIジャパンには、これまで築いてきた信頼関係のもと、今後も当社の業務や状況に応じた適切なソリューションを提案していただきたいと思います。
- 業種
製造業
- 事業内容
パンチングメタルおよびエキスパンドメタルの製造販売並びに一般金網の仕入販売
- 従業員数
80名(2025年10月末現在)
- 本社所在地
〒130-0021 東京都墨田区緑4丁目29番9号
- URL
- * 掲載内容は2025年11月時点の情報です














