- チャットやオンライン会議、メールなど、用途ごとに特化したツールを導入しており、ライセンス管理業務が煩雑だった
- メールが社内ネットワーク経由でしか閲覧できず、外出の多い営業担当者の業務効率が低下していた
- ライセンスが一元化され、ツールごとの個別管理が不要になった
- 営業担当者が外出・出張中でもスマートフォンでメールの問い合わせなどに対応できるようになり、業務の対応速度が大幅に向上した
- Teamsを全社で活用できるようになったことで社内コミュニケーションが活性化し、オンライン会議の導入によって従業員の移動時間も削減できた
- SharePointを活用した社内向けの情報発信など、新たな取り組みも進んだ
- Microsoft 365 Business Standardには、これまで個別に導入していたツールがすべて含まれており、一元管理できる
- メールがクラウド化され、外出中でもスマートフォンなどからメールの送受信が可能になる
- メール環境の移行時には、マニュアルや手順書、説明会といった手厚いサポートによる安心感があった
業務用クリーニング資機材を扱うクリーニング事業からスタートした専門商社で、現在は厨房資機材を扱うサニテーション事業、清掃資機材を扱うクレンリネス事業、病院・介護施設などを総合的にサポートするウェルフェア事業を加えた4つの事業を展開しています。それぞれの専門性と独自色を強みに、コンサルティングや提案からおこない、お客様のビジネス発展に貢献できるようサポートします。
また、市場の変化を受け、従来のB to BだけでなくB to C事業を始めました。その中核となるECサイトでは、これまでの知見をもとに開発したオリジナル商品をメインに展開するなど、新たな挑戦も進めています。
DXに早くから取り組み、その都度、用途に合ったツールを個別に導入してきました。コミュニケーションツールやオンライン会議ツールも目的に応じて使い分けていましたが、それぞれにメリットがある反面、操作方法や管理画面、契約形態がバラバラで統一されていませんでした。ITツールの管理者は私が担っており、基本的にはExcelシートでユーザーIDなどを管理していますが、「どのツールを何ライセンス契約していて、現在どれだけ空きがあるのか」といった情報を確認するだけでも複数の管理画面を行き来しなければならず、ライセンス管理が煩雑になっていました。また、ユーザー作成やパスワードリセットなどの管理作業も、それぞれのツールで個別に行う必要がありました。
メールはホスティングサービス*で運用していましたが、メールを閲覧するには自社のネットワークに接続する必要がありました。そのため、外出先や自宅など社外からはサービスへ直接アクセスできず、外勤の営業担当者がメールを確認するためにはオフィスに戻る必要がありました。
- * ホスティングサービス:メールサーバーを自社で持たずに外部の事業者(プロバイダー)が用意したサーバーを借りて利用するサービスのこと。
きっかけは、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン(以下、富士フイルムBIジャパン)からの提案です。以前から取引があり、さまざまな情報提供を受けるなかで、Microsoft 365 Business Standardならこれまで複数のツールで分散して対応していた業務を一元管理できると聞き、導入を決めました。チャットやオンライン会議も利用できますし、なによりメールがクラウド化されることで、スマートフォンからでも送受信ができるようになる点は魅力でした。もともとMicrosoft 365 Apps for businessでOfficeアプリケーションを利用していたこともあり、その延長線上でスムーズに移行できる点にもメリットを感じました。
導入にあたっては、富士フイルムBIジャパンから提供されたマニュアルや手順書が分かりやすく、社員からの問い合わせにもスピーディに対応いただき助かりました。
特に、既存のホスティングメールをMicrosoft 365のメールサービスであるExchange Onlineへ移行する際には、手順書の作成だけでなく説明会も実施いただきました。また、Exchange Onlineと既存のホスティングメールを並行利用せざるを得ない期間があったため、その期間の利用方法や、これまで使用していたメーリングリストの運用をExchange Online上で継続するための共有メールボックスの活用なども教えていただき、大変ありがたかったです。
まず、社外でもメールを確認できるようになったことで、特に営業担当者の仕事の進め方が変わりました。外出中にメールをチェックし、すぐ対応できるものはその場で返信しています。これまで会社に戻らないと確認・対応できなかったものが社外で対応可能になったことで、営業担当者だけでなく事務員にとっても大きな工数削減になったと感じています。帰社後はじっくり対応しなければならない業務に集中できますし、出張の際もPCを1台持っていけばすべて対応できます。1日の時間を有効活用できるようになったのではないでしょうか。
また、ライセンスが一元化されたことで管理の負担が減っただけでなく、全社員が同じツールを使えるようになったメリットも大きいです。例えばオンライン会議ツールは、以前はライセンス数を特定の社員10名に限定していましたが、Teamsを全社員が利用できるようになったことで、活用が広がって従業員間のコミュニケーションが促進されました。毎月1回、支店の社員を本社に集めて行っていた営業会議もTeamsに切り替わり、移動時間の削減にもつながっています。
そのほか、SharePointが利用可能になったことを機に、若手社員が社内広報委員会を立ち上げ、社内の情報共有や社員紹介など、社内報のような取り組みを開始しています。若手社員を中心に新しい活動が進んでいる点も喜ばしい成果です。
コストに関しては、Microsoft 365 Business Standardに切り替えたことで導入前より費用は若干増えましたが、従業員の業務効率改善、コミュニケーション促進、ライセンス管理の一元化など、多方面で十分な効果を得られたと感じています。
MicrosoftのOfficeアプリケーションを使っている企業は、違和感なく移行できるため特におすすめです。チャットやオンライン会議など、特化したツールにも良さはありましたが、それらが集約され、Outlookの予定表で作った会議がそのままTeams会議になるなど、相互に連携して利用できるのがMicrosoft365 Business Standardの最大のメリットです。私たちもまだすべての機能を使いこなせているわけではありませんが、SharePointで若手社員を中心に新たな取り組みが進められるなど、さまざまなアプリが揃っていることでユーザー自身が主体的に業務改善に取り組めるような拡張性を感じています。
SharePointは活用を始めたばかりで、独学ではハードルが高くまだ使いこなせてはいません。今後は社内報以外にも、営業がお客様向けに持っていきやすい情報を共有・発信するなど、活用の幅を広げていきたいと考えています。また、Copilotに興味を持つ社員も多く、業務効率化につながるのではといろいろ試している最中です。Microsoft 365 Business Standardでは多くのサービスが提供されており、私たちが気付けていないだけで、他にも業務に活用できる機能があると感じています。富士フイルムBIジャパンには今後も、「こういうサービスも活用できるのでは」と積極的にご案内いただければと思います。

(左から)
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 鈴木 信行
三洋商事株式会社 常務取締役 加藤 一幸 様
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社 宇津木 智樹
- 業種
商社
- 事業内容
クリーニング、ウェルフェア、サニテーション、クレンリネス事業
- 従業員数
75名
- 本社所在地
群馬県前橋市鳥羽町34-1
- URL
* 掲載内容は2026年3月時点の情報です
















