データ入力業務のデジタルトランスフォーメーション

ApeosPlus™ desola
Technology by AI inside

帳票からデータを効率的に取り出し、活用を促進。
データ入力業務全体を支援するクラウドサービス。

複合機で取り込まれた文書や帳票は、文書種類ごとに仕分けされた後、OCRによってデータ抽出されます。抽出されたデータは、読み替え、チェックなどの整形が行われて、業務システムへ登録されます。

ApeosPlus desolaは、帳票の入力・加工から各種業務システムへの登録まで、データ入力業務全体の効率化を支援するクラウドサービスです。
紙文書や電子化されたイメージから、AI-OCRを活用して文字データを抽出、さらに業務に合わせて内容の加工・チェックを自動的に行います。
帳票の取込には、複合機のボタンを使ったスキャンなど多様な方法を用意。業務システムへのデータ・帳票イメージファイルの登録も行います。
これまで人手で行っていた作業を自動化して、データ入力業務を効率化することができます。

多様な手段での文書取り込み

お客様の業務に合わせた取込機能を提供します。取り込んだ文書は文書種類ごとに仕分けられ、OCR処理を自動で実行することができます。

業務に合わせた取込機能を提供

4つの手段による取り込み機能を提供し、業務に合わせた運用が可能です。複合機と連携することで、簡単な操作で文書をApeosPlus desolaに直接取り込むことができます。また、5つのフォーマット注1に対応し、業務に合わせた柔軟な対応が可能です。

Webブラウザからのアップロード

Webブラウザ

複合機の操作画面から指示

複合機

監視フォルダ経由での登録

フォルダ監視注2

クラウドサービス連携

クラウドサービス注3

  • 注1PDF、DocuWorks文書、TIFF、JPEG、PNGに対応。
  • 注2ApeosPlus desola HotFolderのインストールが必要。
  • 注3OneDrive for Business、Working Folderに対応。

取り込んだ文書は自動で仕分け

仕分けルールを事前に設定しておくことで、取引先ごとに書式の異なる注文書、申請書やアンケートなど種類の異なる帳票でもまとめて投入し、該当の設定に応じて自動でOCR処理を実行することができます。

例えば、A社注文書、B社注文書、C社注文書、アンケート、申請書という異なる書式の帳票をあらかじめ仕訳ルールに登録しておくと、複数種類の帳票をまとめて投入しても、 A社注文書、B社注文書というように仕訳を行い、その帳票に該当するOCRを自動で実行することができます。

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効率的なデータ化

視認性の良いユーザーインターフェースでOCR結果をスピーディーに確認できます。さらに読み替え・チェックを支援する豊富な機能が効率的なデータ化を支援します。

視認性の良いユーザーインターフェース

1帳票ごとにOCR結果を確認する「帳票ビュー」に加えて、「リストビュー」を搭載。リストビューでは、複数枚の帳票を横断して同じ項目を一覧で表示し、効率的にOCR結果を確認することができます。OCR結果を間違い探しの要領でチェックでき、スピーディーな確認処理を実現します。

帳票ビューでは、画面の左側に読み込んだ帳票のイメージ全体が表示されます。右側にOCRをかける領域ごとに、読み込んだイメージの拡大表示と、認識結果が表示されます。

帳票ビュー

リストビューでは、複数枚帳票に対して、同じOCR領域のイメージと認識結果が、一覧形式で表示されます。

リストビュー

データの読み替え・チェック作業を豊富な機能でサポート

台帳をもとにOCR結果を特定の内容へ自動で読み替えることができます。例えば商品名のOCR結果をもとに商品コードへの読み替えを自動で行うことができます。また必須項目の記入漏れチェック、日付を起点としたチェック、数値の四則演算などが可能です。OCR結果の確認から一連の流れでデータ整形・チェック作業を行うことができます。

例えば、文字列で記入された顧客名をOCRした結果として、サンプル株式会社という文字列を認識した場合、台帳でサンプル株式会社を自動的に検索し、対応するC-001というコードに読み替えます。

読み替えイメージ

例えば、必須入力項目である注文日の欄に記入が無ければ、注文日に記入がありませんという警告メッセージが表示されます。また、小計の設定条件が、数量×単価と設定されている場合、数量と単価のOCR結果の掛け算の数値が、小計のOCR結果と一致しない場合は、計算結果が一致しないという警告が表示されます。

チェックイメージ

AI inside 社のAI-OCRエンジンを採用

ディープラーニングを使った様々な帳票や文字の学習により、活字はもちろん、従来のOCRでは読み取りが難しかった手書き文字も認識可能です。優れた画像補正技術により、ファクスで受信した帳票やカメラで撮影した画像も認識可能です。

クセ時や複数行で書かれた文字も正しく1行として認識します。

複雑な文字やクセ字
複数行で書かれた文字

例えば、二重線で取り消され文字列は、認識の対象とせずに読み飛ばします。

取り消し線の読み飛ばし

顧客名が記入され部分に押印の印影が被っていても、正しく読み取ります。

押印の除去

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処理済みデータの自動登録・活用

OCR結果を最大限活用できる出力バリエーションをご提供します。

OCR結果を最大限活用できる出力バリエーション

処理済みのデータは、kintone®、商奉行®クラウド注4へ簡単な操作で直接連携できます。また、イメージファイル注5は、当社クラウドストレージサービス Working Folder注6に保存することができます。イメージファイルには処理済みのデータを属性として付与することが可能です。処理済みデータは汎用形式でのダウンロードも可能です。

  • 注4商奉行®クラウドは受注伝票に対応。
  • 注5PDF、DocuWorks文書に対応。
  • 注6別途サービス契約が必要。

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わかりやすい操作画面

進捗管理をナビゲートし、管理業務を支援します。また、対話型のUIでかんたんに設定することができます。

進捗管理をナビゲート・対話型の設定機能

ホーム画面では、ステータスごとの帳票のボリュームを確認でき、作業の進捗状況を一見して確認することができます。OCRの読取設定や読み替え、チェックの設定は、対話型のUIで指示に従っていくだけで簡単に設定可能です。

ホーム画面では、各ステータスにどれぐらいの帳票がたまっているのかを、文書トレイに積みあがる書類のイメージでわかりやすく表現します。
帳票のOCR設計画面では、画面上部に進行バーが表示され、今、何の設定をしているのかを、常に確認しながら作業をすることができます。

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データ入力業務全体の効率化

OCR結果の目視確認前後の人手がかかっている作業を徹底的に自動化することで、データ入力業務全体を効率化します。

業務品質の向上

ドキュメントからテキスト情報を読み取るだけでなく、読み取った文字の確認、修正、記入漏れや日付チェックといった人手で行っていた業務を簡略化し、素早く、正確にデータ化が可能です。

データ活用の促進

帳票を必要な時に、必要な形で、すぐに活用な可能な状態に整えておくことができ、企業内のデータ活用促進に貢献します。

Working Folder

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まずは富士フイルムビジネスイノベーションにご相談ください。
ご希望の条件や、現在使用している商品の情報をご記入いただければ、お客さまのご要望に合ったご提案をいたします。

  • 2023年1月11日

    動作環境を更新。

  • 2022年11月24日

    対応機種を更新。

  • 2022年2月10日

    対応機種を更新。

  • 2021年12月6日

    動作環境を更新。

  • 2021年10月1日

    ApeosPlus desolaの販売を開始。