WindowsでSMBv1が有効か確認する

登録日:2022年1月24日
最終更新日:2025年7月28日
ID:CCFAQ0093

スキャナーPC保存(SMB送信)は、Windowsのセキュリティ強化(脆弱性対応)や複合機の仕様により、利用できない場合があります。本ページでは、SMBv2をサポートしていない機種について、パソコン側の設定状況の確認方法および対応手順について説明します。

補足:2013年10月以前に販売開始の機種が本手順の対象となります。
そのほかの機種をご利用の場合は、以下のコンテンツをご確認ください。
018-747エラーなどで、パソコンと複合機が通信できない:SMB通信エラー

もくじ

複合機

  • ApeosPort IV
  • ApeosPort III
  • ApeosPort II
  • DocuCentre IV
  • DocuCentre III
  • DocuCentre II
  • D110
  • D95
  • Able 1407 λ

プロダクションプリンター

  • DocuColor 1450 GA
  • Color C75 Press
  • DocuColor 5656 P注1
  • 注1DocuColor 5656 PNはSMBv2対応のため、本手順は不要です。

SMBv2をサポートしていない機種では、SMBv1を利用して通信を行います。ご利用のPCのSMBv1が無効の場合、SMBプロトコルを使ったファイル送信はできません。「StateがDisableの場合:SMBv1が無効です」をご参照の上、代替手段をご検討ください。

補足
SMBv2をサポートしている商品はコンピューター側のSMBv1を無効に設定されても影響はありません。

ターミナルで「 WindowsOptionalFeature 」コマンドを利用し、スキャナーPC保存が利用できるかどうかを確認します。

利用するコマンド
Get-WindowsOptionalFeature –Online –FeatureName SMB1Protocol-server

  1. スタートボタンを右クリックし、ターミナル(管理者)を選択します。
    スタートボタンを右クリックし、ターミナル(管理者)を選択する画像
  2. ユーザーアカウント制御の画面が表示された場合には「はい」を選択します。
  3. ターミナル(Windows Power Shell)が起動します。
  4. ターミナルで利用するコマンドを入力します。
    1. [コピーする]をクリックし、コマンドをコピーします。
    2. ターミナルのウィンドウの上で右クリックし、コマンドをペーストします。
  5. Enterキーを押すと、以下の画面が表示されます。
    「State」が、「Enabled」か「Disable」のどちらの表示になっているか確認します。
    StateがEnabledの場合     StateがDisableの場合
    StateがEnabledの画像

    「State」に「Enabled」が表示されている

    StateがDisableの画像

    「State」に「Disable」が表示されている

SMBv1が有効化されています。

スキャナーPC保存は、利用できるよう設定されています。
別の要因が考えられるため、以下のコンテンツをご確認ください。

スキャン文書をパソコンに保存できない場合の対処方法

SMBv1が無効です。

スキャナーPC保存はご利用いただけません。
代替手段として、親展ボックスを利用する方法をお勧めいたします。以下のコンテンツをご参照ください。

スキャンして複合機のボックスに保存したい(ボックス保存)

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