018-543 018-772 018-773 031-523でスキャンした文書を保存できない:共有フォルダー設定間違い

登録日:2024年3月28日
最終更新日:2025年11月25日
ID:CCFAQ0124

このエラーコードは、スキャン文書をパソコンへ転送時(SMB転送)に、複合機に登録されている転送先フォルダー名と、パソコンの転送先のフォルダー名が一致しない場合に表示されます。複合機に登録されているアドレス帳の宛先情報と保存先フォルダーのネットワークパスを確認し、複合機とパソコンの転送先のフォルダー名を一致させてください。
以下、対処方法をご確認ください。

パソコンでの操作と複合機での操作が必要です。パソコンでの操作は[PC]、複合機での操作は[複合機]と明示しています。

  • 注記 ここでは以下の利用環境の場合を例に説明します。そのほかの環境・商品によっては一部表示や操作が異なる場合があります。
    機種:Apeos C7070、パソコン:Windows11

スキャン文書を保存する転送先フォルダーの共有設定を確認します。

  • 転送先フォルダーがある場合

    フォルダーの共有設定が外れている可能性があります。
    共有設定が外れている場合は、共有設定を再度行ってください。設定方法は以下リンクをご確認ください。
    共有フォルダーを作成する(共有設定のみ設定が必要なため、下記リンク先の2番目以降の手順をお試しください。)
    Windows10   Windows11

    1度スキャンをお試しください。それでも解決しない場合は、「2.[複合機]宛先情報を未送信レポートで確認する」手順に進みます。

  • 転送先フォルダーが見つからない場合(なくなってしまった場合)

    新たに、共有フォルダーを作成し、共有設定します。
    共有フォルダーを作成する 
    Windows10   Windows11

未送信レポートに記載されている宛先情報を確認します。

未送信レポート
  • スキャンデータが格納される転送先フォルダーを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
  • 共有タブのネットワークパスを確認します。

    ネットワークパスの例)
    ¥¥ FUJI-PC ¥ SCAN ← ¥¥(コンピューター名または、IPアドレス)¥ (共有フォルダー名) 

    ネットワークパスの確認画面

補足
ショートカットフォルダーの場合など、プロパティでネットワークパスが確認できない場合は以下の操作が必要です。

  1. 「ショートカット」タブを選択します。
  2. 「ファイルの場所を開く」ボタンを選択します。
  3. ショートカットの元となっている転送先フォルダーが表示されます。表示されたフォルダーを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
    プロパティを開いた画面

未送信レポートの「宛先情報」と転送先フォルダーの「ネットワークパス」が一致しているか確認します。
※ここでは、宛先情報とネットワークパスは合致しています。

  • 未送信レポートの宛先情報
    未送信レポートの宛先情報
  • 転送先フォルダ-のネットワークパス
    転送先フォルダ-のネットワークパス

転送先フォルダーの「ネットワークパス」情報をもとに、複合機の宛先(アドレス帳)を編集(修正)します。
宛先やアドレス帳の編集方法
編集(修正)後、スキャンをお試しください。

以下、どちらかの方法で設定を修正してください。

編集(修正)後、スキャンをお試しください。

ご利用の機種を選択し、設定方法をご確認ください。

宛先情報とネットワークパスが、合致しているにも関わらず、スキャンエラーになる場合は、ネットワーク内での「名前解決」(コンピューター名をIPアドレスに変換する機能)に不具合が出ている可能性があります 。
その場合には、アドレス帳の「サーバー」欄をコンピューター名からパソコンのIPアドレスへ変更して、スキャンをお試しください。
IPアドレスでスキャンができる場合、社内のネットワーク管理者へ「名前解決」についてご相談ください。

ご利用のパソコンのIPアドレスを確認する
Windows10    Windows11

IPアドレス確認後、宛先やアドレス帳の編集方法を確認し、アドレス帳(宛先表)を編集(修正)します。
編集(修正)後、スキャンをお試しください。