受信したファクスをパソコンに転送したい(ペーパーレスファクスの新規設定)

登録日:2025年10月31日
最終更新日:2025年10月31日
ID:CCFAQ0174

ここでは、Apeosシリーズでファクス受信の紙排出の運用を廃止し、社内の共有サーバー等に自動転送する設定方法を説明します。

  • 注記 ここでは以下の利用環境の場合を例に説明します。そのほかの環境・商品によっては一部表示や操作が異なる場合があります。
    機種:Apeos C3067
ペーパーレスファクスのイメージ

ファクスを受信すると、複合機内のファクス受信用ボックスに文書が蓄積されます。
ファクス受信用ボックスへ文書の蓄積を検知した際に、あらかじめ設定したジョブフローが自動的に動作することで、ペーパーレスファクスの運用が可能となります。

  1. 事前準備として、ファクスの転送先情報を複合機アドレス帳(宛先表)に登録します。
    以下、該当の転送先を選択します。
    個人パソコンの共有フォルダ宛 (リンク先の手順1、2をご確認ください)
    社内共有サーバー(NAS)の共有フォルダ宛

    補足
    個人パソコンの共有フォルダ宛に設定した場合、パソコンの電源が切れていると、ファクス文書を転送できず、複合機側でエラーになりますのでご注意ください。

  2. 一度ファクスのフォルダにスキャンできるかお試しください。

    エラーになる場合は、以下コンテンツをご確認ください。
    スキャン文書をパソコンに保存できない場合の対処方法

  3. スキャンができる場合は、「2.ファクス文書を蓄積するボックスを作成する」の手順にお進みください。
  1. ファクス受信時、文書を蓄積させるボックスを新規作成します。
    ボックスを作成する
  2. [ボックス操作]で、ファクスのボックスが作成されていることを確認できましたら、「3.ジョブフローを作成する」の手順にお進みください。
  1. 機械管理者モードにログインします。
    機械管理者でログインしたい
  2. ホーム画面で[設定(設定)]をタップします。
    設定をタップする
  3. 表示されたメニューから[設定]をタップします。
    表示されたメニューから設定をタップする
  4. [アプリ設定]をタップします。
    アプリ設定をタップする
  5. [ジョブフロー設定]をタップします。
    ジョブフローをタップする
  6. [ジョブフロー登録]をタップします。
    ジョブフロー登録をタップする
  7. [新規作成]をタップします。
    新規作成をタップする
  8. [名称]を選択します。
     名称を選択する
  9. キーボードを使⽤して、任意のジョブフロー名称を⼊⼒し、[OK]をタップします。
    ※ここでは、「ファクス転送」の名称でジョブフローを作成しています。
     キーボードを使⽤して、任意のジョブフロー名称を⼊⼒し、[OK]をタップする
  10. [SMB転送]をタップします。
    SMB転送をタップする
  11. [転送先を追加する]をタップします。
    転送先を追加するをタップする
  12. [アドレス帳]をタップします。
    アドレス帳をタップする
  13. 作成したアドレス帳の宛先を選択し、 [OK]をタップします。
    ※ここでは「ファクス」の宛先を選択しています。
    作成したアドレス帳の宛先を選択し、 OKをタップする
  14. 選択した宛先の情報が表示されます。表示されている情報に問題がなければ、左上部の[×]をタップします。
    選択した宛先の情報が表示されます。表示されている情報に問題がなければ、左上部の [×]をタップする
  15. 選択した宛先名が右側に表示されます。問題なければ、左上部の[×]をタップします。
    選択した宛先名が右側に表示されます。問題なければ、左上部の [×]をタップする
  16. ジョブフローの新規作成画面に戻ります。SMB転送が1件になっていれば設定が反映されています。右下の[OK]をタップします。
    ジョブフローの新規作成画面に戻ります。SMB転送が1件になっていれば設定が反映されています。右下の OKをタップする
  17. ジョブフローの一覧に戻ります。
    作成したジョブフローの名称の下側に記載されている日時が、設定した日時と同じであれば設定は完了です。
    ジョブフローの一覧に戻ります。作成したジョブフローの名称の下側に記載されている日時が、設定した日時と同じであれば設定は完了
  1. ホーム画面で、 [ボックス操作]をタップします。
    ホーム画面で、 ボックス操作をタップする
  2. ボックス一覧画面で「2.ファクス文書を蓄積するボックスを作成する」で作成したボックスを選択します。
    ※ここでは、ボックス200番「ファクス専用」を選択しています。
    ボックスを選択する
  3. 右上の[ボックス設定]をタップします。

    補足
    [ボックス設定]表示されていない場合は、機械管理者モードにログインの上、操作をお試しください。
    機械管理者でログインしたい

     ボックス設定をタップする
  4. [ジョブフローの関連付け]をタップします。
    ジョブフローの関連付けをタップする
  5. [ジョブフローを選択する]をタップします。
     ジョブフローを選択するをタップする
  6. ジョブフロー選択画面で「3.ジョブフローを作成する」で作成したジョブフローを選択します。
    ※ここでは「ファクス転送」ジョブフローを選択しています。
    ジョブフローを選択する
  7. 「自動実行」にチェックを入れて「OK」をタップします。
    自動実行にチェックを入れてOKをタップする
  8. 「ジョブフロー関連付け」に選択したジョブフロー名が反映されます。反映されていたら「OK」をタップします。
    反映されていたらOKをタップする
  9. ファクスのボックスにジョブフローが反映すると、ボックスフォルダアイコンが「ファクスのボックス」に変更されます。
    変更されていたらファクスボックスへのジョブフローの紐づけの設定は完了です。
    紐づけの設定は完了
  1. 機械管理者モードにログインします。
    機械管理者でログインしたい
  2. ホーム画面で[設定(設定)]をタップします。
    設定をタップする
  3. 表示されたメニューから[設定]をタップします。
    表示されたメニューから設定をタップする
  4. [アプリ設定]をタップします。
    アプリ設定をタップする
  5. [ファクス設定]をタップします。
     ファクス設定をタップする
  6. [ファクス動作制御]をタップします。
    ファクス動作制御をタップする
  7. [受信回線別ボックスセレクター]を選択し、[有効]をタップします。
    受信回線別ボックスセレクターを選択し、有効をタップする
  8. [受信回線別ボックスセレクター]が[有効]に設定されていることを確認し、[<]をタップします。
    もどるをタップする
  9. [受信文書の保存先/排出先]をタップします。
    受信文書の保存先/排出先をタップする
  10. [受信回線別ボックスセレクター]をタップします。
    受信回線別ボックスセレクターをタップする
  11. [回線1の保存先]をタップします。
    回線1の保存先をタップする
  12. [設定する]を選択し、[ボックス番号(未設定)]をタップします。
    設定するを選択し、ボックス番号(未設定)タップする
  13. 「2.ファクス文書を蓄積するボックスを作成する」で作成したファクスのボックス番号を入力し、[OK]をタップします。
    ※ここでは「200」番のボックス番号を入力しています。
    ボックス番号を入力し、OKをタップする
  14. 回線1の保存先画面に戻ります。[ボックス番号]には入力した番号が反映されます。
    問題なく反映できていたら[OK]をタップします。
    OKをタップする
  15. 受信回線別ボックスセレクター画面に戻ります。[回線1の保存先]には入力したボックス番号が反映されます。
    反映できていたら設定は完了です。
    設定の完了

親展受信レポートとは、ボックスにファクス文書が蓄積されたことをお知らせするレポートです。
本レポートを出力されたい場合は、以下の手順は不要です。

  1. 機械管理者モードにログインします。
    機械管理者でログインしたい
  2. ホーム画面で[設定(設定)]をタップします。
    設定をタップする
  3. 表示されたメニューから[設定]をタップします。
    設定をタップする
  4. [システム設定]をタップします。
    システム設定をタップする
  5. [レポート設定]をタップします。
    レポート設定をタップする
  6. [親展受信レポート]を選択し、[自動出力しない]をタップします。
    自動出力しないをタップする
  7. 設定は以上で完了です。