プリントサーバー用のプリンタードライバーをインストールしたい(Windows)

登録日:2025年10月27日
最終更新日:2025年11月27日
ID:GCFAQ0023

パソコンからプリントする場合、事前にプリンタードライバーのインストール(設定作業)が必要です。
このコンテンツでは、プリントサーバー(GP Controller)を経由して印刷するためのドライバーを、Windowsにインストールする方法を説明します。

Macへのインストール方法は、下記をご確認ください。
プリントサーバー用のプリンタードライバーをインストールしたい(Mac OS) 

GP Controllerを経由しない印刷方法については、下記をご確認ください。
プリンタードライバーをインストールする方法(Windows)

  • 注記ここでは以下の利用環境の場合を例に説明します。そのほかの環境では操作が異なる場合がございます。
    その他の状況については、弊社カストマーコンタクトセンターへお問合せください。
    機種:ApeosPro C810/C750/C650
  • 注記ドライバーを使用しない印刷方法は、弊社カストマーコンタクトセンターへお問合せください。
事前準備
  1. インストールの前に、あらかじめプリンタードライバープラグインをダウンロードし、解凍してください。
  2. インストールするWindowsに管理者でログインし、起動しているアプリケーションをすべて終了してから作業を行ってください。
  1. プリントサーバー(GP Controller)上で、PrintStation右上の[ 設定 (設定)]をクリックしてください。
  2. [システム設定]をクリックしてください。
  3. 左側のメニューの中から[プリントサーバー]をクリックし、IPv4のIPアドレスをメモして、システム設定の画面を閉じてください。
  4. PrintStation上部のメニューから、[入力ゲートウェイ]をクリックしてください。
  5. 表示された一覧から[ゲートウェイ]が[TCP/IP(LPD)]で、かつ[起動]と[処理]に✓(チェック)が入っている論理プリンターの[名前]をメモしてください。後ほど、論理プリンターの[名前]を、プリンタードライバー設定時に[キュー名]として設定するために必要です。

    補足

    1. 論理プリンターはデフォルトで「lpr_print」「lpr_hold」「lpr_rip」の3種類が用意されています。
      「lpr_print」:印刷指示を出すと、PrintStationを経由してそのままプリントされます。
      「lpr_hold」:印刷指示を出すと、PrintStationの保留フォルダにジョブが入ります。
      「lpr_rip」:印刷指示を出すと、PrintStationの保留フォルダにRIP処理されたジョブが入ります。
    2. 上記3種類の論理プリンター以外を使用する場合、プリンタードライバー設定時にキュー名を手入力して設定する必要があります。キュー名は論理プリンターの[名前]と一致させる必要があるため、「全角/半角」と「大文字/小文字」に注意して、正確にメモをしてください。
  1. 事前準備で解凍したプリンタードライバーのフォルダを開き、[Setup.exe]をダブルクリックしてください。
  2. プリンターポートの項目で[新しいポートの作成]を選択し、[ホスト名またはIPアドレス]に、「1. 設定に必要な情報を確認する(プリントサーバー)」でメモしたIPアドレスを入力してください。

    補足

    1. PrintStationのバージョンにより、上部に[ドライバーのみインストールする]という項目が表示されます。その場合はチェックが外れている状態にしてください。
    2. [ドライバー名]は編集不要です。
    3. [プリンター名]に入力した名称が登録後にWindows上で表示されるドライバー(プリンター)の名称になります。表示名を変更したい場合は任意のものに変更してください。
    4. [通常使うプリンターに設定する]は、お客様の利用状況に合わせ、不要であればチェックを外してください。
  3. [キュー名の選択]に、「1. 設定に必要な情報を確認する(プリントサーバー)」でメモした、論理プリンターの名前を入力してください。デフォルトで登録されている論理プリンターの名前を使用する場合は、プルダウンから選択することが可能です。

    補足

    1. デフォルトで登録されている名前を使用しない場合、「全角/半角」と「大文字/小文字」を正確に入力していただく必要があります。
    2. [ポート名]は[ホスト名またはIPアドレス]と同じ内容が自動で入力されます。変更しないようご注意ください。
    3. [プリンター共有]は任意ですが、社内でパソコンを共有していなければ[このプリンターを共有しない]を選択してください。

テストページの印刷を行い、テストページのジョブがプリント、またはPrintStationの保留ジョブに表示されることを確認してください。正常に動作することが確認できましたらドライバーのインストールは完了です。
テストページの印刷方法は以下のリンク先を参照してください。

補足

  1. 選択したキュー名によってプリント時の動作は異なります。
  2. プリントが開始しない、保留ジョブに表示されない場合は、弊社カストマーコンタクトセンターへお問合せください。