「ブルーライト」とは、可視光の一部である青色の光を指します。太陽光やデジタルデバイス(スマートフォン、タブレット、パソコンなど)のディスプレイから放出されます。ブルーライトは短い波長を持ち、ほかの色の光よりもエネルギーが高いため、目への刺激が強く感じられます。
人々がデジタルデバイスを頻繁に使用する現代社会では、長時間にわたってディスプレイを見続けることで目に負担がかかることが知られています。
ブルーライトカット剤は、こうしたブルーライトを吸収する素材です。眼鏡レンズや、ディスプレイ中の粘着剤やフィルターに添加することにより、ブルーライトを吸収し、人の目に入るブルーライトの量を減らすことができます。
富士フイルムでは、ブルーライトの中でも特にエネルギーの高い400nm-450nmを吸収するブルーライトカット剤を用意しています。
| サンプル名 | 溶液吸収 | 溶解性(代表例) | 特長 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| λmax (nm) |
測定溶媒 | メタノール | 酢酸エチル | トルエン | PGMEA | 水 | ||
| OVS-008 | 420 | 酢酸エチル | 可溶 | 可溶 | 可溶 | 可溶 | 不溶 |
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| OVS-002 | 450 | 酢酸エチル | 難溶 | 可溶 | 可溶 | 可溶 | 不溶 |
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| (参考) OUV-015 |
387 | 酢酸エチル | 難溶 | 可溶 | 可溶 | 可溶 | 不溶 |
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