このコンテンツは医療従事者向けの内容です。
富士フイルムは次世代を創るコア技術としてAI技術開発を推進してきました。
AI技術ブランド「REiLI」は、「高画質化」「セグメンテーション」「検出・診断」「ワークフロー支援」の4つの技術アプローチで開発しており、このAI技術*1を放射線治療領域に応用し開発した製品が放射線治療計画支援ソフトウェアSYNAPSE Radiotherapyです。
- *1 AI技術の一つであるDeep Learning技術を活用して開発

放射線治療計画業務の負担軽減を支援します。
- AI技術を活用して開発した臓器輪郭作成機能や、輪郭プロパゲーション機能による輪郭作成支援をおこないます。
- 非剛体レジストレーション技術を活用した線量積算表示等の放射線治療ビューアを提供します。
- サーバクライアント構成による柔軟なシステム構成や治療RISとの連携で放射線治療計画業務を支援します。
- 用途にあわせた製品ラインナップを提供します。
- *2 機能によってはDeep Learning以外の技術により設計されています。
- 対象部位を個々に指定して簡単に輪郭作成が可能です。
- プリセット登録によって一括で輪郭作成が可能なため、効率的に輪郭作成業務を行うことができます。

Deep Learningを含む機械学習技術により設計*3された自動臓器認識技術の実行結果から、
リスク臓器の輪郭作成を行います。
また、自動で作成した輪郭作成情報を、あらかじめ登録した放射線治療計画装置へ自動転送*4が可能です。

体幹部

頭蓋部

骨盤部
- *3 機能によってはDeep Learning以外の技術により設計されています。
- *4 自動生成した輪郭は放射線治療計画装置で必ず確認してください。
PET画像を撮影済の場合は、治療計画CT画像上に重ね合わせて表示することができます。
SUV(Standard Uptake Value)を計測し、その閾値処理でGTVの作成が簡便に行えます。

マウスドラッグで領域の長径を指定することにより、信号値の分布に基づいた腫瘍領域輪郭の半自動作成が行えます。
例)治療計画CT上にMR画像をフュージョン表示し、MR画像の信号値分布に基づいて腫瘍領域輪郭を作成

汎用の腫瘍半自動輪郭作成に加え、肺腫瘍・肝腫瘍・膵腫瘍に特化した半自動輪郭作成が行えます。



計画装置から計画時のCT画像とDOSE、PLAN、Structure setを受信し、線量分布を表示します。3D表示や2つの治療計画の比較表示もできます。

線量分布表示

DVH表示
各照射における治療計画CT同士の非剛体レジストレーション結果のベクトル場を用いて、線量を変形し積算計算を行います。過去の治療を考慮した、腫瘍、正常組織への投与線量の把握が可能です。
治療RISから患者、CT画像、プランやスナップショットを指定して起動できます。また、治療RISから輪郭作成対象と転送先治療計画装置を指定して自動スナップショット生成、および輪郭情報の自動転送*6が可能です。
RADISTA TheraRISは、数々のシステム導入で得た業務ノウハウを元に業務の効率化と安心・安全を追求し続けます。
- *5 放射線治療部門情報システム「RADISTA TheraRIS」は、別途ご提案製品です。
- *6 自動生成した輪郭は放射線治療計画装置で必ず確認してください。
単体で動作するスタンドアロン型に加え、サーバー・クライアント型も用意しています。放射線治療部門以外でも、場所を選ばずに利用できます。
・輪郭作成支援に特化した機能限定ライセンスから、治療ビューア機能を備えた標準ライセンスへのアップグレードが可能です。
| 機能 | 詳細 | 標準ライセンス | 機能限定ライセンス |
|---|---|---|---|
| 輪郭作成支援 | 自動輪郭作成機能 | 〇 | 〇 |
| 腫瘍抽出機能 | 〇 | 〇 | |
| 輪郭修正ツール | 〇 | 〇 | |
| 放射線治療ビューア | 線量分布表示機能 | 〇 | - |
| 線量積算機能 | 〇 | - |
- 製品名
SYNAPSE Radiotherapy
- 販売名
放射線治療計画支援ソフトウェアFRT 931型
- 認証番号
30200BZX00392000
- 製造販売業者
富士フイルム株式会社













